[掲示板: 〈過去ログ〉SSS タドキストの広場 -- 最新メッセージID: 9999 // 時刻: 2024/11/23(23:25)]
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sumisumiさん、こんばんは!
〉〉一ページに五個も単語をひいいてしまうと、単語はわかったようなつもりになっ
〉〉ても、話の筋が追えなくなってしまったのですよ。
〉〉かくてはならじと、辞書をひきたい気持ちをこらえ、話の筋を追うことに集中す
〉〉ると、あら不思議、わからない単語もそのうち気にならなくなり、話の内容もかえってよくわかり、本の世界に没頭することができました。
〉〉辞書の引きすぎの怖さを思い知らされました。
〉ううーん。「辞書を引かない」の奥の深さを教えていただいた思いです…
いや、自分でも驚きました。
どうも楽しみのための読書は、例え一ページに一つくらいでも、辞書はひかない
ほうがいいのかも。
辞書をひいてもいいのは、わからない単語のある文章の全体像自体ははっきり
みえていて、この単語さえわかれば、何をいいたいのか、もっとはっきりわかる
はずという確信みたいなのがある時くらいだけで、そうじゃないと辞書をひいて
もムダなことが多いし、辞書に振り回されるだけのような気がしました。
白状しますと、辞書をひいたって、私のわからないこの
言葉を、どうしてこの作家がここで使っているのか、どういう気持ちなのか、
何を表したいのかわからないところがありました。 ところが、開き直って、
辞書なしでどんどん読んでいくと、ぼんやり見えてくるものを感じました。
てっとり早く語彙力をつけたいのなら、英字新聞を読んでるほうがいいかも
知れませんね。 情報収集を目的として読むのなら、自分が何を求めているか
はっきりしてるし、辞書に振り回される危険性は少ないと思います。
私は通勤中は、毎日、行きと帰りにIHT朝日を読んでるのですが、最近は
わからない単語があまり出てこなくなったなぁといい気になってたんですよ。
いやあ、言葉の魔術師が繰り出す小説は、まったくもって、油断ならない。
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