[掲示板: 〈過去ログ〉SSS タドキストの広場 -- 最新メッセージID: 9999 // 時刻: 2024/11/27(13:09)]
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お名前: マリコ
投稿日: 2003/7/29(00:01)
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ねこつめさん、こんばんは。
マリコの部屋からログインしている匿名希望です。
〉体験談をお話します。
ほんとに、みなさん、ますますごけんしょうのこと、おかなしみ申し上げます、になっちゃいましたね。
〉数年前保温水筒の蓋をキュット開けた時「ぷちっ!」と右手がいいました。
〉「あれ?」とそのときはすぐに治るでしょうと思っていたのですが、
〉時間がたつに連れ痛くて何も持つ事が出来なくなりました。
〉なんといっても利き手なので、接骨院に行きました。
どうして、整形外科じゃなくて、駆け込み先が接骨院なんですか?
(詰問しているのではないので、気にしないでくださいね。レスなしでいいです。単純に疑問なんです)
最初はやっぱり医師に相談するべきだと思います。
〉先生は「あ〜腱鞘炎だね。なるべくしてなったんだよ。」とおっしゃり
〉ベビーパウダーをふりかけてマッサージ。
う〜む、ですね。
〉そのあと、湿布して厚紙を私の右手に巻きつけて型を取り、水に通して柔らかくして
〉右手を固定しました。簡易ギブスの出来上がり。
〉その姿はとてもおおげさ!どこへ行っても「大丈夫ですか?」と同情・心配される有り様。
〉で、約3ヶ月その状態。不便不便・・・・
〉ある友人が、「あそこの病院行ってごらん。」と紹介してもらって行った整形外科。
〉今までの経緯をお話して
〉Dr. : 湿布を出しておきましょう
〉わたし:えっ?
〉Dr :?
〉わたし:友達から先生に観てもらったらすぐ治るって聞いたんですけど・・・
〉Dr :あそ。一度だけだよ。
〉って話で右手の親指をたどった手首の腱のところに「注射」しました。
〉それも、歯科治療につかう痲酔の薬。(そういえばぎっくり腰の時もそうだった!)
局所麻酔薬と、消炎剤として少量のステロイドをまぜて注射します。
この注射をしても痛みがとれず、慢性化した難治の状態になってしまったら、ペインクリニック受診ですね。
〉そのまま帰らされて車運転中、痛く無い!不思議〜〜。
〉3ヶ月はいったい何だったんでしょう?
Quality of Life をあげるのがペインクリニックの仕事です。
上記のような
1.主として炎症、組織の損傷などによる出現する侵害受容性疼痛と
2.神経自体が損傷されてでてくる慢性疼痛
があって、
腱鞘炎は、1.に属し、炎症、組織の損傷がおさまれば、せいぜい2〜3ヶ月で痛みはなくなるので問題にならないのですが
2.は神経自体の興奮性に変化がおきたり、中枢が関与したりして複雑になり、ふつうの消炎・鎮痛の治療では痛みがとれなくなります。
また、痛みには、感覚の側面と、情動の側面があり、痛みの訴えの主体は個人的な体験と関係するので、慢性痛になると、心の問題が大きく関与してきます。
2.の痛みを主として扱うのがペインクリニックというわけです。
痛みがあること自体、生命を脅かすものではありませんが、苦痛を感じながら、生きていても楽しくないというか、生きている意味がないですよね。
生きているあいだは、楽しまなくちゃ。
そうでなくても、生きていること自体、苦しみを伴わないことはないので、楽しく幸せに生きる努力をしなくちゃいけないと思うんです。
あ、話がずれた。
たまには、こういう話も興味を持っていただけるかと・・・
さ、多読にもどりましょうか。
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