[掲示板: 〈過去ログ〉SSS タドキストの広場 -- 最新メッセージID: 9999 // 時刻: 2024/11/24(00:26)]
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お名前: wakka
投稿日: 2003/7/27(19:14)
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wakkaです。
少し遅くなりましたが、7月21日に200万語を通過したので報告します。
通過本はLouis Sacharの“Marvin Redpost: A Magic Crystal?”でした。
100万語通過が4月25日でしたので、この100万語はおおむね3ヶ月でした。
最初の100万語は3ヶ月半かかりましたので、少しだけスピードアップ。
*内訳
GR なし
児童書など
レベル2 7冊(主にMarvin Redpostシリーズ)
レベル3 3冊
レベル4 8冊
レベル5 10冊
レベル6 3冊
レベル9 1冊
こうやって整理してみるとレベル4と5を中心に読んでたんですね。
レベルにはあまりこだわらず、気の向くままに読んでいたので自分でも気がついていませんでした。
*200万語を通過して
最初の100万語の気負いが抜けて、より楽しんで読むことが出来たと思います。
「英語を読むんだ」ということを意識せず、普通の読書として読むことが出来る本も増えてきました。The Baby-Sitters Clubシリーズ(レベル4)にいまハマっているところですが、夢中になって読んでいると英語も日本語も関係ないですね。100万語通過の時点ではこの「英語だと意識しない感覚」で読める本がレベル2くらいでしたから着実に進歩しているようです。
一方、英語だと意識しまくりではありますが、大人向けペーパーバックも読めるという手応えを感じています。レベル9で読んだ1冊は大人向けペーパーバックで、Sarah Watersの“Affinity”という本ですが、解らないところを飛ばして読みながらも一応ストーリーを追って、それなりに作品の雰囲気もつかんで読むことができました。
そのほかに2冊ほど投げ出したペーパーバックがありますが、これも何とか「読む」ことはできている感じでした。ただ「英語だと意識している」という点で壁があるせいか、読み通すには日本語以上に内容への興味が必要なようで、投げ出すに至りました。日本語だと多少つまらなくても読み通せても、英語だとすごく面白くないと駄目ってことです。というより300ページ(約10万語)読んだのに、残りがあと500ページもあるような本を読もうと思ったのが無謀だっただけという話もあります。
*印象に残った本
“The Baby-Sitters Clubシリーズ”
現在、ハマッている最中です。
子供たちがそれぞれ個性的で飽きが来ません。
レベル4の定番になれるシリーズだと思いますが、The Famous Five シリーズやLouis Sacharなどに比べ、この掲示板では影が薄いようです。強力にプッシュします。
“Skellig”(David Almond)レベル5
静かで美しい本。
生命や存在について、堅苦しくなく、心にしみ入るように語りかけてくる物語です。
TORAさんの壮行会の時に、一緒のテーブルにいた方にこの本を紹介したのですが“Skelling”(nが余計)と思いこんでいました。すいません。“Skellig”です。
“The Thieves of Ostia”(Caroline Lawrence)
ローマ時代を舞台にしたミステリ。
主人公は10代の女の子です。
現代が舞台ではいのですが、とても読みやすく、主人公と仲間たちが元気いっぱいで楽しい本です。テイストとしてはThe Famous Five シリーズに近いかも。
“Affinity”(Sarah Waters)
初めて読み通した大人向けペーパーバック。
ヴィクトリア朝を舞台にしたミステリです。
ミルバンク監獄に女囚たちを慰問に訪れた主人公の女性は、そこで美しい霊媒の少女と出会い、心惹かれていきます。そして、彼女と心を通わすうちに身の回りで不思議な出来事が・・・
書店で邦訳(創元推理文庫から「半身」というタイトルで出ています)をみて読みたいと思ったのですが、英語の本は原書でという気分の時だったのでamazonに注文してしまいました。試しに読み始めてみたら、おお、何とか読めるじゃありませんか。明らかなキリン読みでしたが、内容のおもしろさもあって、読了することが出来ました。
その他にもDarren ShanシリーズやAndrew Clements(Frindleの作者)の作品などが面白かったです。
*300万語に向けて
いろいろと次の100万語でやってみたいことを考えてみました。
その1 The Baby-Sitters Clubシリーズだけで100万語読む。
このシリーズは番外編などをあわせて百数十冊が出版されていて、本編が1巻あたり28,000語程度ですから、全て読めば300万語を読むことができます。
300万語通過報告で、読んだ本が「The Baby-Sitters Clubシリーズ」の1行だけってのはインパクトがあって楽しかろうなあと思ったのですが、よく考えると、200万語通過後にすでに他の本を読んでいるのでこの案は駄目なのでした。ちょっと残念。でも半分くらいはこのシリーズになりそう。
その2 大人向けペーパーバックでSFを読む。
実はファンタジーファンであると同時にSFファンです。ファンタジーやミステリはこの掲示板でも結構話題になることが多いと思いますが、SFが話題になることは滅多にないのでちょっと寂しい気がしていました。独特の用語があるので多読向きでは無いのでしょうが(でもそれはファンタジーも一緒のはず)、挑戦してみたいと思っています。
その3 昔読んだあの名作を原書で!
学生の頃に読んだあんな本やこんな本を原書で読めたら、こんな素晴らしいことは無いだろう、という発想です。内容は解っているはずなので少々難易度が高くてもいけるのではないかと希望を持っています。おそらく、SF、ファンタジーが中心のラインナップになるでしょう。実は買うだけは買ってある本が何冊かあります。
そのほかにも読んでみたい本はたくさんあるのでどれだけ実行できるか解りませんが、こんなことを考えている時間も多読の楽しみの一つかと。
100万語通過報告以降ほとんど書き込みはしていませんでしたが、掲示板は読んでいました。他の人の報告を読んで参考にしたり、励まされたり・・・本当にこの掲示板はSSSの財産だと思います。
これからもどうぞよろしくお願いします。
忘れられないように少しは書き込みも増やそうっと(笑)
ではでは皆様もHappy Reading!
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