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お名前: みちる http://www.geocities.co.jp/Bookend-Soseki/3112/
投稿日: 2003/7/26(19:26)
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こんにちは〜。
200万語通過しました。
Sheldon3冊で40万語こえてしまったので全部で35冊です。日数は25日かな。
読んだのは次の通り。書評にないかなと思うものだけレベルも書いておきます。
絵本
☆Dr.Seuss「Green Eggs and Ham」★★★★
「Fox in Socks」★★★★
どっちもレベル2くらいかな。言葉遊びの要素がいっぱいですごく楽しい
です。「Fox in Socks」は早口言葉絵本といってもいいかも。
☆Arnold Lobel「Uncle Elephant」★★★★★
日本語では読んでいたのですが、オシツオサレツさんが読んでいるのをみて
英語でも読んでみたくなりました。やっぱりせつなくてあったかくていいなぁ。
児童書
☆Jacqueline Wilson「The Dinosaur's Packed Lunch」★★★★
レベル2くらいかな。初めてのJacqueline Wilsonは絵本といってもいいような
本でした。切ない状況なのだけど気持ちよく読める作家なのかな?とこれから
他の本を読むのが楽しみになりました。
☆Philip Pullman「The Firework-Maker's Daughter」★★★★★
レベル6くらいかな。Darrenより難しかったです。花火師の娘が花火師になる
ために冒険に出かける話。「ライラの冒険シリーズ」大好きなのですが、
この作品の主人公もちょっとライラと似た感じで面白かったです。
☆Louis Sachar「Someday Angeline」★★★★★!!!
今回読んだ中では一番よかったです。ほんとよかったですよ〜。
もちろん今まで読んだSachar作品の中でも一番。主人公のAngelineがせつなくて
愛おしくてたまりませんでした。水族館や海に弱いというのもありますが、
はまりまくった本です。
「Dogs Don't Tell Jokes」★★★★
不思議と日本の児童小説に近いんじゃないかなと思いました。他人の顔を
うかがってしまうんだけど、ちょっとずれちゃっているというような主人公の
設定が、そんな感じがする理由でしょうか。
「Stanley Yelnats's Survival Guide to Camp Green Lake」★★★★
レベル4くらいかな。題名通りの本。「Holes」か「穴」の読者以外には楽しめない
作品だと思いますが、読者なら、それなりにおもしろいかな。
「Wayside School Is Falling Down」★★★★
一作目の方が短くてテンポがよくて、章題もお話もそろっていたかなという気は
するのですが、こちらもお話はとても面白かったです。
☆R. L. Stine「Give Yourself Goosebumps8 : The Curse of the Creeping Coffin」★★★★
tribirdさんのサイトで見て面白そうだったからとGoosebumpsを買ったつもり
だったのに・・・・それをもとにしたゲームブックでした。でも、これがなかなか
面白くて、結構はまってしまいました。レベル4くらいかな。
☆Andrew Clements「Frindle」★★★
こんちゃおさんが面白かったと書いていらっしゃったので読んでみた本。
楽しい本だなとは思ったのですが、なんとなく理屈っぽい感じが微妙に
あわなかったかな・・・。ちょっと残念でした。
☆Ruth Stiles Gannett「My Father's Dragon」★★★★
日本語では読んでいた本なのですが、日本語で読んだときはちょっと古い感じかなと
思っていたのですが、英語では古びていないように思いました。
古いという感覚は日本語の問題だったのですね・・・。
☆Traditional「Aladdin And The Magic Lamp」★★★★
プロジェクト・グーテンベルク(以下PG)の電子テキストで読みました。
PGのアドレスはこちら。
http://promo.net/pg/
レベル3くらいかな。何となくなつかしいアラジンと魔法のランプの話。
面白かったです。
☆Jacqueline Carrol「so little time1 : how to train a boy」★★★
ケンケンさんの日記で知った本。
14才の双子の姉妹を主人公にしたドラマのノベライズ。物語は面白いのですが、
個人的にはノベライズものはちょっとあわないのかなとも。
ドラマで見たら、きっとすごく楽しかったと思います。レベル4くらい。
☆Edith Nesbit「The Railway Children」★★★★★!!!
めちゃめちゃよかったです。翻訳もずいぶん前に読んでいたし、OBW3でも
読んでいたのであらすじを知らなかったわけでもないのですが、今回初めて
感じたのは、こんなにも大人の心の動きが書いてあったのだなと。
おかあさんのせつなさや痛さ、鉄道関係者のちょっとずるいようなところも、
複雑な気持ちも、やさしさも。ほんと素晴らしい作品です。
Nesbitの作品は二作目ですが、お茶目で優しい作者の姿があちこちに
みえるところがまた魅力だと思います。一度に読んでしまうのはもったいないので
100万語に一冊ずつ楽しもうかなと。これもPGで読みました。
ほとんどの文章は簡単だと思うのですが、方言?がはいったりするので
レベル6くらいかな。
☆Alex Shearer「The Stolen」★★★★
老いを考えるようにという意図が強く思ってしまったのと、ちょっと饒舌かな
という気がしたのですが、すいすいと引き込まれて読んでしまいました。
なかなかおもしろかったです。レベルは5くらいかな。
GR
☆Jerome K. Jerome「Three Men in a Boat」(OBW4)★★★★
「ボートに乗った三人の男」は読みたいなと思って積んである本。そのリトールド
なのねと読んでみました。古いコメディ映画みたいかな。分かりやすいナンセンス
といった感じのコメディ好きの人には向いているのではないかなと。
☆Colin Dexter「The Dead of Jericho」(OBW5)★★★★★
女好きでゴーイングマイウェイで、ちょっとダンディなモース警部のキャラが
すっかり気に入ってしまいました。リトールドとはいえ、かなり満足しました。
☆R. D. Blackmore「Lorna Doone」(OBW4)★★★★★
書評でとても評判がよいようだったので、読んでみたのですがロマンスですね〜。
やや勧善懲悪的な物語ではありますが、じんわりと感動しました。
とばしなども感じられなくて、とてもうまいリトールドだなと思いました。
OBW4は三冊読んだのですが、この本は一番読みやすかったです。
一般書
☆Spencer Johnson「Who Moved My Cheese?」★★
本屋にいっぱい置いてあるチーズなビジネス書です。内容はともかくとして
多読をする前にこういう本なら読みやすいのではないかと買っていた本なの
ですが、予想通りかなり読みやすかったです。レベルは3くらいかな。
☆Louisa M. Alcott「Marjorie's Three Gifts」★★★★★
これもPGで読みました。若草物語のシリーズはそれほどでもないのですが、
他のオルコット作品はみんな大好きなのです。Roseものなどは買ってあるの
ですが、まずは短めのものでと探したのがこの作品。短編二編からなるの
ですが、(後ろの一編は対になった二つの話からなるので三編といった方が
いいかも)オルコットらしさを十分味わえました。
クラシカルで優しい気持ちのいい話です。文章も穏やかできれいでした。
☆Sidney Sheldon「The sky is falling」★★★
それほど好きな作家ではないのですが、読みやすいと「今日から読みます」に
書いてあったので、試しにと読んでみたら、びっくりするほど気持ちよくすいすい
と読むことができました。これを読むまでは一気に読めるのはせいぜい10000語
という感じだったのですが、この本は気がついたら30000語くらい読んでいる
という感じで、無理なく二日で読み終えてしまいました。Sheldon Magicだなどと
思ってしまいました。もしかしてSheldonを何冊か読んだら速さと持久力が
アップするのでは?との予想のもとつづけてSheldon何冊か読んでしまいました。
実際、速さも持久力もかなりアップしたと思います。内容はともかくとして
Sheldonさまさま。と、この本はインパクトはないですが、マイルドで読みやすい
本でした。主人公と恋人と恋人の元妻との心の揺れ具合はちょっと面白かったかな。
サラエボの少年のことをもうちょっと書いてくれればよかったのになと・・・。
「Nothing Lasts Forever」★★
書評を見て、一番面白そうかなと思った本なのですが、医者と看護士と女性に
対して相当失礼な本だなと思いました。(男性にも?)とはいえ、正直に書くと
二カ所くらい感動してしまったのも事実です。。医学用語や法廷の場面に触れられた
という意味では、まぁよかったのかな。
「Master of the Game」★★
Sheldonの本は、えげつないなと思うものが多いですが、この本はもうとにかく
えげつなさの固まりのようで、正直投げ出したくなりました。作者の都合で
人がどんどん死んでしまうし、字がちっちゃくてかなり読んでもなかなか
進まないし・・・。100年にわたる物語なのですが、最初のアフリカでの物語の
復讐の前くらいまではわくわくと楽しく読めましたが・・・。
☆Oscar Wilde「The Happy Prince and Other Stories」★★★★★!!!
これもPGで読みました。アメリカ在住の知人に「Wildeの文章はとてもきれいなの
でオススメ」といわれて読んでみたのですが、ほんとうにとてもあまやかで
やわらかで、うっとりと読んでしまいました。正直ストーリー的には、でもね。
とか、なんで。と思ってしまう部分も多いのですが、間違いなく今まで読んだ
なかで、一番きれいな英語の文章だなと思うのでそれだけで大満足です。
"Swallow, Swallow, little Swallow"が、読んでから結構経っているにの
耳に残っています。こんな呼びかけされたら、ツバメも残っちゃうよなぁと。
レベルは4-5くらいでしょうか。
☆Jean Webster「Dear Enemy」★★★★★
日本語で読んでいて大好きな「続足長おじさん」足長おじさんの主人公孤児院
出身のJudyが裕福になり、大学の時の友人Sallyに孤児院の院長になってくれる
ように頼むというところから物語がはじまります。孤児院が改革されていくのも
Sallyが少しずつ考えを変えていくのも、ちょっと恋の要素があるところも
とっても楽しい物語です。Sallyからの手紙という形なので細切れに読めるのも
ありがたい。だけど、単語レベルはかなり高いように思いました。日本語で読んで
いない人には相当難しいかも。ハリポタレベルの難しさかな?レベル9?
この100万語では一番難しかった本です。
再読(GR)
OBW1-2を中心に再読も開始しました。ここ分かっていなかったんだなとか、
ここはこういう意味だったのかとか、新しい発見もあって再読の面白さを
味わいました。実はこの中で一番難しいと思っていたのはOBW1の
「ONE-WAY TICKET」だったのですが、二回目はすっと読むことができて
すごく感動しました。面白さも全然違いました。
☆Tim Vicary「White Death」(OBW1)「Mary, Queen Of Scots」(OBW1)
「Justice」(OBW3)「The Coldest Place on Earth」(OBW1)
☆John Escott「Agatha Christie, Woman of Mystery」(OBW2)
☆Jennifer Bassett「ONE-WAY TICKET」(OBW1)
☆Janet Hardy-Gould「Henry VIII And His Six Wives」(OBW2)
☆E. Nesbit「Five Children and It」(OBW2)
☆Jennifer Bassett「William Shakespeare」(OBW2)
長くなりましたが、100万語分ということでお許し下さいませ。
それでは。
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