[掲示板: 〈過去ログ〉SSS タドキストの広場 -- 最新メッセージID: 9999 // 時刻: 2024/11/24(09:32)]
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お名前: SSS 酒井邦秀
投稿日: 2003/2/23(18:58)
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〉〉近々古川さんにお願いして、「語数カウントとレベル分けの広場」
〉〉というのを作ってもらおうと思っています。お楽しみに!!
〉〉(ちょっとした仕掛けがある・・・)
〉 この「ちょっとした仕掛け」というのが気になりますね〜。
〉 少しだけここでこっそりと教えてください。誰にも言いませんから。
じゃ、こっそり・・・
時間ができたら(って、冬休み前から言ってる・・・)
Charlie and the Chocolate Factory を全部スキャンして、
語数を数えようと思ってるんです。それで、みなさん、それぞれに
あの本の語数を何語くらいって予想して、あてっこする!
一番近くても賞品は何もないけれど・・・
どうでしょ?
〉〉そのうち傑作邦訳題名でも集めましょうか?
〉 そうですね。それに迷題もあるといいかもしれせんね。
すぐには思い浮かばないですが、古本屋を見たらありそうな気がします。
〉 むかし、何度読んでも「んりつみるえほ」っているタイトルの本が
あったのですが、母に聞いたら「吼える密林」のことでした。
そりゃ、ものすごーく古い少年読み物じゃないかな?
山川惣治とかのね。山中峯太郎だったか・・・
ふっるい!
あ、突然思い出した・・・
(つい最近だれかに話したのだけれど、だれだったか・・・?)
古本屋さんて、ときどきたしかにとんでもないタイトルにしてしまう。
有名なのは神田のなんとかいうペーパーバック専門店なんだけど、
これから書くのはとんでもなく「わかっている」古本屋さん。
むかーし、むかーし、おおむかーし、ぼくは立川から新宿まで
どの駅のそばのどこにどういう古本屋があるか、ぜーんぶ知っていた。
いまはすっかりちゃらちゃらした街になってる吉祥寺も、開発前には
いっぱい古本屋があって、それぞれに専門分野があって、
一回りするのは楽しみだったもんです。一度なんか五日市街道沿いの
古本屋に「チャイルドブック」が100冊くらい出ていて、
全部まとめて買いたかったので、その時はあきらめて、すこしして
また行ったら(当時はキャッシュ・コーナーなんてない!)、
1冊も残ってなかった!
で、吉祥寺の、いまパルコのあるあたりの向かい、つまり中央線側に
古本屋があって、そこで読めもしない英語の本を見ていたら、
店の主人が話しかけてきて、どこの大学かというんで、一橋だと
答えたら、「あそこには英語のできる先生がいましたなあ」と
話がはじまって、「一番おどろいたのはなんとか先生で、World Apart
という本を見せて、題名をどう訳しましょうかとたずねたら、
中身も見ずに「お国様々」にしなさいといいましたね。
わたしは中身見てるからわかってたんだけど、題名だけで中身が
わかるとはすごかった」というようなエピソードを教えてくれました。
うーん、それはほんとにすごい。この話を聞いた当時はなんのことやら
わからなかったけれど、最近その先生のすごさがわかってきた。
world apart は決まり文句で「大違い」っていう意味で使われるんですね。
それを「各国それぞれちがう」っていう意味でしゃれにして題にしたんでしょう。
それを一目見てわかるっていうのはね、すごい!
でも、そのすごさがわかる古本屋のおやじっていうのもすごいなあ・・・
大昔の話でした。
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