[掲示板: 〈過去ログ〉SSS タドキストの広場 -- 最新メッセージID: 9999 // 時刻: 2024/11/24(01:49)]
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秋男さん、おめでとうレスをつけたばかりで恐縮ですが、投稿してからこのレスを見たので…
〉 歴史物いいですよね〜。
〉 わたし世界史がほんとに徹底的にダメダメなんです。ペ双さんのように「サラ川」
〉 なんかサラッと出てくる人、憧れます。
〉 ちゃんと勉強しようと、山川の教科書を読んでみたんですが、おもしろくない・・・
〉 1ページ読まずして眠気が・・・
〉 次に講談社か何かの、20巻か30巻ぐらいのを読んでみようと思ったんですが、
〉 読み始める前からおなかいっぱいに・・・
教科書なんか読んでたら歴史なんかちっとも面白くありませんよ。
全集や教科書みたいな、数ページで100年、200年過ぎてしまうような本を読んで面白くないのは当たり前です。
歴史が苦手ならまず、先のコロンブスやOBWのメアリー・スチュアートやヘンリー8世みたいに人物に焦点を当てたものを読んだ方がいいです。それか特定の出来事にに焦点を当てたもの。とにかく1冊の本で100年以内に収まるようなもの。そういった事件や人物を追っていくと歴史が面白くなります。そして一つの事件や一人の人物を知ったら、その前後の関連した時代に徐々に広げていくと、だんだん色々な時代や人物がつながって面白くなっていきます。そういうものなら日本語で読んでも面白いですよ。映画でも面白い歴史物はたくさんあります。
コロンブス関連なら、パトロンになったスペインのイサベラ女王の話などおもしろいですし、ヘンリー8世ならエリザベス女王につながり、それがメアリー・スチュアートにつながります。
さらに別のところへ飛ぶと、メアリー・スチュアートは最初にフランスの王子と結婚しますが、このフランソワ2世の周辺がまたおもしろくて。父親のアンリ2世の時、宮廷に予言で有名なノストラダムスがやってきて、アンリ2世の死を予言した詩を残します。その後アンリ2世はその詩の通りに不慮の死を遂げ、フランソワ2世は若くして王位に着きます。しかしフランソワ2世は早死にして、メアリー・スチュアートはスコットランドに帰ります。その後弟のシャルル9世が王位を継ぎますが、これも早死にして、さらに弟がアンリ3世として即位し、これまた早死に…。こういう話を知ると、もっと調べてみたくなりませんか?
教科書は「辞書代わり」です。出来事を確認したり、年代を確認したりするのに使えます。私は高校時代の世界史年表・地図帳を常備しています。系図なども載っているので役に立ちます。
ついでに、私は年代を覚えるのがムチャクチャ苦手です。全然頭に入りません。でも中国の王朝は順番に言えるし、フランス王家の系図も上に述べたあたりの国王からギロチンに消えたルイ16世まで順番に言えます。年号だけが空白なんです。丸暗記で覚えたんじゃなくて、それぞれの時代の関連本を読みながら少しずつつながっていったんです。ヘンリー8世の6人の妻も、名前だけ丸暗記しようとしても難しいですが、OBWみたいな本を読むと、それぞれの妻のイメージが浮かんでくるでしょう?学校の勉強みたいに年号や人名の丸暗記なんてやってると歴史がおもしろくなくなるんです。…英語とおなじかも。学校英語をやるから英語ができなくなるんですもんね。
それでは口出しゴメン、です。
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