[掲示板: 〈過去ログ〉SSS タドキストの広場 -- 最新メッセージID: 9999 // 時刻: 2024/11/24(07:35)]
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お名前: shin
投稿日: 2003/2/12(12:02)
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こんにちはshinです。
最近はここが寂しいので、くだらないと知りつつも、願わくは袋だたきにさ
れないことを祈って、書き込みます。
読んだ本の邦訳がでたり、既にでていた場合、必ず文庫コーナーによってみ
ます。昔は、好きな作家の邦訳がでた!、既にでていた!?と買いに走ったも
のですが、SSS方式のおかげで、最近はそのあたりがガラッとかわってしま
い、買いにいくことはなくなりました。
その代わりというか、へんな楽しみを発見。
最近だとゴダードの"set in stone"。書評を書いた翌日くらいに邦訳がでま
した。
本屋の文庫棚に直行。真っ先に、最終ページを開いてページ数を確認。
私の場合もごたぶんにもれず、いいかげんに語数計算しているのですが、最
近、邦訳文庫のページ数と、自分の数えたPBの総語数をふと比べてみたら、
どうも、邦訳文庫で500ページ〜600ページが(自分で数えた時の)英語10万
語に相当しているようだと「発見」?したので、この時も見てみたわけです。
この時はPBで9.1万語で、文庫は400ページ台。いい線かもしれない・・。
と思ったわけでした。
もとの仮説?自体が怪しいので、あくまで自分の感触でのお遊びです。
続いて邦訳名とじっくりとご対面。「石に刻まれた時間」−「石の来歴」と
いうような題の小説もあったなあ。なるほどねえ。これは私には考えつかない
題ですね。さすが訳者&編集者!イヨーッ!といいたくなりますね。
帯。書評したのでこれが結構、気になるんです。
「異形の家」ときたか。私は<「呪われた屋敷」風味>だった。やっぱりプロ
ですねえ、と感嘆。本場仕込みのスパゲッティーと夜店のソース焼きソバくら
い違う。思わず悶絶苦笑。売ろうという意気込みとヴォキャがぜんぜーん違い
ます。
次に紹介文。この時は「異形の家」に叩きのめされてしまって読んだ記憶が
残ってないです。とはいえ、読んでも、ここまで詳しくは紹介できませんし、
あらすじといっても既にもとを読んでますからまじめに読んでません。
ついでに任意のページを開いて読んでみます。これは結構、感じが違います
ね。映画でいえば吹き替えと原語の違いのような違いがあります。そういえ
ば、昔、祖母がTVで映画を見てて、最近の外人さんは日本語が上手になった
ねえと感嘆していたことを思い出しました。これはまったく関係なかったです
ね。ハハハ。
最後に値段。PBの方が100円程度高めでしたが、邦訳より先に読めたわ
けので、トクした感じですね。
・・・とまあ自分のいじましさを晒したようなことになりましたが・・・。
因みに、この本を書いたゴダードですが、CERのレベル6にある"Trumpet
Voluntary"と"He knows too much"の系統が面白かったと感じたことのある人に
は将来的にはおすすめします。
"Dying to tell"というのが、まだ未訳です。こちらでは、銀座、新川崎、二
条城、同志社大、嵐山、芦屋、神戸なんかが舞台になったり、地下鉄サリンを
経験した人物も登場したり。英語のしゃべれない日本人、というあたりもそれ
なりに調べてあってCERのトラベル・ライター?Sue Leatherくらいの手堅さ
はあります。
ただ、人物がそれほどには生きていなくて記号みたいな感じだし、登場者も
多いので登場人物表はつくる必要があるように思いました。
ではでは。
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