[掲示板: 〈過去ログ〉SSS タドキストの広場 -- 最新メッセージID: 9999 // 時刻: 2024/11/23(14:33)]
上へ | 前のメッセージへ | 次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む | 訂正する | 削除する
お名前: かのん
投稿日: 2003/6/22(09:48)
------------------------------
トオルさん、はじめまして。かのんです。 〉150万語通過おめでとうございます。 ありがとうございます。お返事が遅くなってすみません。 というのは、トオルさんのコメントを拝見して、何を返事しようかな〜?と 考えているうちに、今まで自分で気がつかなかったことのいくつかが何か 見えてきたような気がして、それを整理するのに時間がかかってしまったの です。 で、結論から先にいうと、やっぱSSSの原則に従っていればいい、という ことになったので、特に大きな発見はないです(爆)。 なので、お急ぎの方、興味のない方は、ここから先は飛ばしてください(笑)。 それから、結論としては、トオルさんのコメントってすごく大事なことを 言ってくださっているなぁ、ということが、なんとなくわかるような気が します。でも、自分は体得できてないので、ふーん、そういうものなの かぁ、って感じで実はよくわかってないです。 トオルさん、いろいろ考える材料を与えてくださって、ほんとうにありがと うございました。今後の参考にさせていただきます。 トオルさんもHappy Reading! -------------------------------------------------------------- で、ここから先は、かのんの駄文につきあってやろうじゃないのと いう奇特な方だけ、おつきあいください(笑)。 〉〉あいかわらず脳内音読で読んでいますが、さらっと読めるときには脳内音読 〉〉スピードよりも目が文字の上を流れるスピードのほうが早くて、脳内音読が 〉〉追いつかない感じがすることが多くなってきました。 〉〉例えていうと、「12345 67890」と書いてあると、目はちゃんと 〉〉「12345 67890」と追っているが、脳内音読は「123.. 678..」って感じ。 〉〉レベル0だとほとんど脳内音読しなくて読めるときもあります。でも、そ 〉〉れって息継ぎしないで泳いでいるみたいで、できるけどちょっと無理して 〉〉る。長くは続かないという感じがしています。 〉さらっと読めるときにシーンをイメージできると音読から抜けられると思います。 〉私も大体が脳内音読で読んでいますが、集中できてさらっと読めるときは 〉イメージで読んでいるようです。このときの方がはるかに満足度が高いです。 〉やさしいもの、特に絵本をたくさん読むとイメージで読めるようになってきます。 面白いな、と思ったのは下記の3点のような疑問がわいてきたからです。 ・脳内音読とシーンをイメージしながら読むこと →脳内音読とイメージしながら読むことは共存できないものなのだろうか? ・脳内音読とイメージしながら読むことと読む速度の関係 →脳内音読とイメージしながら読むこと、読むスピードはどちらが 早いのだろうか? ・そもそもなぜ英語を読むときに脳内音読が気になるんだろう?(日本語 だと脳内音読していても気にならないのに) トオルさんのおっしゃる「シーンをイメージしながら読むほうが満足度は高い」と いうのは、わたしも同感です。読書で何が楽しいって、自分が経験したことがない ことや、現実には起こりえないことを、文章をとおして疑似体験できるからだと 思うんです。想像の翼をはばたかせながら読む、というか。 もうひとつは、言葉だけで読むより、シーンをイメージしながら読むほうが、記憶 に残りやすい。大事なところは言葉で記憶しているというよりむしろ、映像として 記憶しているような気がするんです。で、満足度が高い読書っていうのは、読み終 わったあとで、印象的だった場面が映像として思い浮かべられる。その映像が多け れば多いほどよりストーリーが鮮明に記憶に残るし、満足度もより高くなる。それ だけ本から吸収できたものが多かったと言えるから。 で、疑問点その1. 脳内音読とイメージしながら読むことは共存できないものなのだろうか? 答え:共存はできるような気がする。でも音読しないほうがキーワードがつかみ やすい たとえば、「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。」という川端康成の 『雪国』の文章。この光景をイメージしようとしたときに、脳内音読しているか してないか。答えは、どっちでもイメージはできる。でもあえていうならば、 読む段階では音読・黙読、どちらでもいいが、イメージする段階では音は消えて いる。 黙読のほうが、大事な単語だけがうきあがってきやすいので、音がないほうが イメージするのはスムーズな気がする。 この場合は単語として浮き上がってほしいのは「トンネル」「雪国」の2つ。 で、いきなり上記の文を読まされると、関係がわからないので、イメージし ろといわれても時間がかかる。でも、実際に本を読んでいるときには、イメージ のもとが頭の中にすでに構築されているから、イメージ化はスムーズ。これが 「集中して読んでいるときには自然にイメージ読みをしている」につながる。 では、疑問点その2. 脳内音読とイメージしながら読むこと、読むスピードはどちらが早いのだろうか 答え:どちらが早いかは時と場合による。でもキーワードをもとにイメージしなが ら読む場合は、イメージ読みのほうが早そう。 脳内音読のスピードは速くも遅くもできる。イメージしながら読むことも同じ。 だから、どちらが早いかは決められない。 ただし、脳内音読は最高速度に限界がある。いくらネィティブ発音をしていても 分速200台だろう。 イメージしながら読む場合は、脳内音読しなくていいから、視線を動かす早さや 視界の広さできまる。脳内音読より早く読むことが可能。 ただし、単語→イメージ変換をより早くできるようになるためにはそれなりに 訓練が必要。それがトオルさんのいう「絵本や易しい文章を読む」につながる。 (と、書いてて、自分でまだ何かひっかかりが残っている) で、疑問点その3. そもそもなぜ英語を読むときに脳内音読が気になるのだろうか? 日本語だと脳内音読していても気にならないのに。 答え:いくつか考えられるが挙げてみると下記3点。 a)脳内音読の最高速度が英語だと遅い(自分の場合)。それがうっとうしい。 (日本語なら音読していてもけっこう早いので気にならない) b)知らない単語だと単語を読み取るのにアルファベットを1文字づつ読んで 意味を考えるから、時間がかかる。これもうっとうしい。 c)そもそも発音が正しいかどうか気になる。 --- a)脳内音読の最高速度が英語だと遅い そもそも発音がジャパニーズイングリッシュだと、ネィティブな発音に比べて 音節数が多いぶんだけ時間がかかる。→脳内音読の発音をネィティブ発音に すれば早くなる。そのためにはシャドウイングをすればよい b)知らない単語だと単語を読み取るのにアルファベットを1文字づつ読んで 意味を考えるから、時間がかかる 根本的解決=たくさん読んで語彙を増やす。 とりあえずの解決=読み飛ばす c) そもそも発音が正しいかどうか気になる 気になるようだったらシャドウイングをして矯正。でも気にならないならほっ といても読むだけなら問題はない。 で、何が言いたかったんだっけ? つまりは、脳内音読自体はあんまり気にしなくていいし、慣れれば自然に消える。 でも、より早く消すには、やっぱり読み方を意識したほうがベター。脳内音読の スピードを上げるにはシャドウイング訓練が有効。でも面倒だったら飛ばす。 脳内音読よりイメージしながら読むほうが、早く読めるし、内容が記憶に 残りやすい。 んー、でもまだ整理できてないところがあって、固まりよみのことと、 単語→イメージ変換の訓練って、絵本じゃないとできないの?ってこと。 なんとなく絵本にこだわらなくてもいいような気がするんだけどなぁ? むしろ問題なのは、イメージのもとになるキーワードを把握することの ような気がする。うーん?? これは自分のなかの課題ということで。 おっかしいなぁ。考えてるときには、おお見えたやん!って思ったんだけど 文章にしてみると、やっぱり整理できてない、大事な点を逃している気がする。 しかも、成果がないような気がする。 すみません、ここまで読んでくださった方、考え込まないでくださいね。 わたしもやっぱりわかってないので。というか、みんなすでにいろんな 人が言ってきてることなんだけど、自分はわかってなかったんだな、とい うことがわかった、というだけのことなのです。 じゃあこれ、UPしなきゃいいやん、とも思うけど、せっかくここまで 書いたのでやっぱりUPしちゃいます。で、逃げます。サササッ。 それではみなさん、Happy Reading! (ほんっと、この終わり方って便利だ〜)
▲返答元
▼返答