[掲示板: 〈過去ログ〉SSS タドキストの広場 -- 最新メッセージID: 9999 // 時刻: 2024/11/23(07:38)]
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お名前: れな
投稿日: 2003/6/14(17:29)
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バナナさん、おーたむさん、TAKEさん、マッピーさん、appleさん、こんにちは。 あ、はじめまして、ですね。 こちらの掲示板の片隅にこっそり棲息させていただいている、勝手に多読者のれな と申します。このごろROMってるばかりですが(笑)。 今回のスローリードのお話、ああ、そういえばそうだったよなあ、 と色々思い出したので、図々しく出てきてみました。 ええと、私は通勤読書の人です。家ではほとんど本を読んでる暇はなくて、 週末も、よっぽど読んでしまいたい本がある時の以外は本を開くことはありません。 通勤時間のうち、集中して本を読めるのは片道30〜40分。つまり、往復で 1時間〜1時間20分。その意味では、皆さんよりはずっと時間に恵まれてると 言えますが、それは、「やっと本が読めるくらいの満員電車の中で、重いPBを 片手で支えてひたすら読み続ける」という条件をクリアしてのことです(笑)。 最初のうちは、それが一番大変でした(爆)。 さて、ここからが本題ですね。ごめんなさい。文章が長い体質なんですー。 私は最初からPBに手を出してそのまま読み始めてしまった多読者です。 なので、最初は本当に本当に読むのが遅かったです。大抵300ページ以上ある 本(10万語前後)を読んでいましたが、1日に10ページも読めないことがざら でしたし、「今日は英語の気分じゃない」日とか、「読んだら電車に酔った」日 とかも頻繁にあって、1冊読むのに何ヶ月もかかってました。 もう本当にいらいらしましたよー(笑)。それでも投げなかったのはSSSの原則 を知らなかったから……ではなく、読んでいたのが「どうしても読みたい本」 だったからですが。洋書を読むのを1週間なまけると、もとの速度で読めるように なるのに3日くらいはかかってましたし、それはもう大変でした。 でも、そんな感じで2年ほどを過ごし、200万語くらい読んだ頃から、 (つまり、私は「1年に100万語」しか読んでなかったわけですねー) なんだかだんだん大丈夫になってきました。途中でしばらく読むのをやめていた後 でも、1日くらいで調子が戻るようになったし、新しい本に慣れるのも大分早く なったし。と言っても、まだまだですけどね。 だから、私の経験則からの、スローリードを続けるコツはこんなところです。 ・とりあえず、慣れるまではなんとかしてちょっとずつでも続けて読む ・慣れたら、「洋書は選択肢の一つ」と思い、読まなくても気にしない ・「この本ならいつでも読める・読みたい」本(再読可)を1冊はキープしておく ・長い本を読むのなら「絶対読みたい本」を選ぶ すごくすごく読みたい本の場合、かえっていらいらするってこともないではない です(笑)。ジェットコースターストーリーもその意味ではおすすめできません。 じゃ、何を? というのはもう、趣味の問題ですが。 それでも見ただけで遠い目をしたくなるような(笑)長い本について もうちょっと実践的アドバイスをすると(でもこれは1週間以上かかることが前提)、 私の場合はこうしてます。 ・読み始めは集中して(何日か)読める日を選び、文体や世界に 慣れるまではなんとか集中して読む ・途中はわざとペースを落とし、ゆったり構えて、ラストに向けて 日程を調整する ・最後はまた集中して読める日に合わせ、楽しく一気読みをする この間、この手順を踏んで楽しく一気読みをすべく土曜日の残業帰りの電車に 乗ったら、半年ぶりくらいの友人に会ってしまい、嬉しかったけどすごく悲しかった です。いえもちろん、友人を選びましたとも(笑)。 長文おつきあいありがとうございました。 では皆様、ごゆっくりお楽しみください。
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