[掲示板: 〈過去ログ〉SSS タドキストの広場 -- 最新メッセージID: 9999 // 時刻: 2024/11/23(13:53)]
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お名前: みや
投稿日: 2003/6/11(18:55)
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ポロンさん今晩は、みやと申します。登場が遅くなり恐縮です。
400万語通過おめでとうございます。
〉まずは、印象的だった本の感想です。
〉感想を語ると長ーーいです。(笑)
〉ご興味のあるところだけ、つまみ読みしてください。
思いっきりつまみ読みしてしまいました
〉●The Sword and the Circle / Rosemary Sutcliff (Lv9)
〉●The Light Beyond the Forest
〉●The Road to Camlann
〉 サトクリフの「アーサー王」三部作です。よかったです!
〉 これを注文したのは、150万語通過した頃でした。
〉 届いたときは、予想を上回る難しさにむむっ!当分読めそうにないと思いました。
〉 でも、ついに読むことができました。
〉 サトクリフの英語は、骨太です。物語の時代設定からくるものだと思いますが、
〉 いかめしく古めかしい英語です。でも、美しい!
〉 語彙はそれほど難しくないので、数十ページ読んで慣れればあとは読みやすくなります。
〉 アーサー王伝説は、今までの日本語による断片的な知識だと、円卓の騎士たちの
〉 ひとりひとりの区別があまりつかず、アーサー王といえば石にささった剣を
〉 抜いて王座についた人ね、程度の認識しかありませんでした。(^^;
〉 でも、サトクリフは構成力が抜群です!
〉 アーサー王と騎士のひとりひとりを個性豊かに描き、その王国の
〉 栄光と滅亡のドラマの中で、人の勇気・高潔・理想、苦脳・葛藤・邪念など、
〉 人間の根源的なテーマをくっきりと浮かび上がらせています。
〉 アーサー王はもちろん、ランスロット卿とグウィネヴィア王妃、ガウェイン卿の最期は
〉 抗いがたい運命の哀しみがどどっとおそってくるようで体がふるえました。
〉 「指輪物語」の前にアーサー王伝説は読んでおきたかったので、
〉 読めて感動できてうれしいです。
↑に反応してしまいました。早く読みたいなぁ。
〉●Gift from the Sea / Anne Morrow Lindbergh (Lv8)
〉 邦題「海からの贈りもの」です。
〉 飛行家リンドバーグ大佐の妻、5人の子の母として多忙な毎日を送る
〉 作者が、ひとりきりの休暇を静かな島の海辺で過ごしたときの随筆。
〉 エッセイというより、思索集というにふさわしいです。
〉 ひとりの女性としての自らを振り返り、人生のさまざまなフェーズを
〉 海辺の貝にたとえながら、哲学を静かに語ってくれます。
〉 波に身をまかせたときのように心洗われます。
〉 これからも、人生の節目、節目に何度も読み返したい本です。
この本は、日本語で投げたことがあるのですが
ひょっとしたら英語なら読めるのかしらと淡い期待。
〉 たまに、読んだ本の文庫を本屋で見つけると手にとってみるのですが、
〉 邦訳を見るともういけません。(笑)
〉 違和感を感じることが多いし、大人向けエンタメ系のものは
〉 学校英語の英文和訳そのままになってる部分もあって、ぞぞっと鳥肌が!(笑)
〉 すぐに棚へお帰りいただきます。
〉 こうなると、もう翻訳では読めません。(エッヘン!)
〉 しょせん、英語と日本語とは違う文化を担った全く異なる言語なのですね。
〉 言葉を他の言語に置き換えたり、語順を変えてしまうことは、
〉 よほどの名翻訳家でない限り、その文章や作家の描く小説世界の
〉 ニュアンス、味わいといったものを伝えきれないのでしょう。
〉 わーい、原書で読めるんだっ!うれしい〜〜!
〉 難しいものはどうするかは、聞かないでください。(笑)
すごい!そういう投げ方を体験したいですぅ。
ではHappy Reading!!
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