Re: 久子さん、ありがとうございます。

[掲示板: 〈過去ログ〉SSS タドキストの広場 -- 最新メッセージID: 9999 // 時刻: 2024/11/23(14:42)]

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1886. Re: 久子さん、ありがとうございます。

お名前: ポロン
投稿日: 2003/6/11(08:52)

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久子さん、こんにちは!
お祝い、ありがとうございました。

久子さんの新しい本を紹介する広場での投稿、いつも
楽しく読ませていただいてます。
ばりばりもりもり読んでますね!(^^)

〉〉●Gift from the Sea / Anne Morrow Lindbergh (Lv8)

〉邦訳がどこかで紹介されていたのを見てアマゾンに注文中です。
〉うーん レベル8ではしばし書棚でお待ちいただかないと.....

英語の難しさというよりも、読み手も深く自分の内面を探る思考を
要求されるので、そういう意味で難しかったです。

〉キングやサトクリフが読めるのは凄いです!
〉本当に語数を重ねることで、読めるようになるのですね。

自分でもびっくりです。
思うに、文体の難しさは読みつづけるうちにだんだん
平気になってくるみたいですね。
語数の積み重ね、これです!(笑)

〉私も原作を読んだ本の邦訳を読むと違和感バリバリのことが多いです。

バリバリ、そうですよね〜!

〉翻訳された瞬間から原作とは別の作品になってしまうように思います。
〉名訳とされる作品でも、翻訳家が感じた作者の世界を日本語で語るわけですから
〉自分が原作を読んで感じるのとは微妙にずれるのは仕方がないのでしょうね。
〉もちろん英文が透けて見えるような 読んでいて悲しい翻訳は論外です。

おっしゃるとおりだと思います。
例えば、最近ベストセラーになってる村上春樹氏訳の「キャッチャー・イン・ザ・ライ」と
野崎孝氏訳の「ライ麦畑でつかまえて」では、主人公から受けるイメージが
かなり違うという話を新聞の書評で読みました。
翻訳されてしまったとたん、訳者の解釈が入り込んでしまうという
ことなのでしょうね。
もちろん、翻訳の恩恵は私も今までにたくさん受けてきていますけど、
原書で読めるものは、直接作者自身の言葉で受止めたいと
思うようになりました。

〉図書館で日本の作品 「我輩は猫である」の英訳をパラパラと見たのですが
〉I am a cat. で始まっていました。
〉英語の一人称は I なので 仕方がないのですけど....でも、味気なくて悲しいです。

うーーん、「我輩」から響いてくるニュアンスが消えてしまいますねぇ。
それと同じことが、英→日の翻訳でもあるんでしょうね。

〉ではでは 5周目もHappy Reading!

久子さんの本の紹介、また楽しみにしています!
Happy Reading!


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