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〉 自分は一見さんみたいな読者なので、本当にその作家が好きという人に最初
〉は書いてもらいたいと思って遠慮してしまうんです。
〉 「よかった」という評価と「それほどね」という評価があるのが大抵の場合
〉ですから、よほどひどくない限りは、最初に、「それほどね」と書きたくない
〉んです。いずれ現れるファンのためにも。
〉 でも、確かにおっしゃるようなことは書くことができますね。
〉 一段落したら書評に挑戦してみます。
shinさんの気持ち、良くわかります。
だけど、書評は読んで、すぐに書いたほうが印象も新鮮だし、本当にその作家が
好きな人の書評は、逆にバイアスがかかってしまうということも
あるんじゃないでしょうか。
おもしろくなかったというのも、貴重な情報だし、是非、書いてみてはと
私も思います。
〉 いまの私の場合、読み物の傾向を変えないとどうもダメみたいです。長いも
〉のを読めた!という感動だけでは必ずしも報われなくなってきたみたいで。贅
〉沢な感想ですけど。一年前にこんなことを口走るとは思ってもいなかった
さしでがましいようですが、趣向を変えるという意味で、もし、まだ読んでないようでしたら、
Flowers for Algernon(邦題:アルジャーノンに花束を)はいかがでしょうか?
かつて、あれることばかりで、有益な情報のやりとりが少ない2chの英語板でも
複数の人が激賞していた作品です。
私もこの本に出会うことができて、ほんとうに幸運だったと思えるくらい感動した作品です。
書評にもあげたいくらいなんだけど、読んだ時期が古すぎて、また、手元にも
この本がないため、書評を書くことができません。
勝手をいってもうしわけないですけど、Shinさんが読んで書評を書いてくれると
とてもうれしいです。
知能の弱いチャーリーが、人体実験によって驚異的な知能を獲得する。
知能が高ければ手に届くと思われた幸せは、チャーリーが思うようなものでは
なかった。 そんなチャーリーが獲得した知能は永続的なものでなく、
やがて元にもどってしまうことが明らかとなってしまう。
もう、最後のページを読むころには、涙がとまらなくて、嗚咽しながら読みました。
読み終わってからも、幸せとはなんだろうと、ずいぶん考えさせられました。
こう書いたからといって、ほんのちょっとでも無理して読まないでくださいね。
Happy Readingにならないですから。
少しでも負担になるようでしたら、書評もいりません。
でも、ほんとうに、誰にでもすすめることのできる良い本だと思ってます。
ではでは、Happy Reading