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ちょうどいい題名でたててくれているので、
ここに書きこませてもらいます。
何をいいたいかというと、GRから現代のPBを読み始めた
人達にGutenbergにある作品もぜひお奨めしたいのです。
ここにあるのは、著作権のきれた古い作品ばかりで、
名作ぞろいなのはいいのですが、難しすぎて玉砕
させられそうなのばかりです。
(私はずいぶん玉砕しました。)
まるで地雷原を歩くような感じなので、もう読んでいるよという人とは、
お奨めの作品を紹介しあえたらうれしいです。
わりとやさしくてかつ、現代の基準からいってもおもしろく
感動させられる作品とか。
同意していただける人は多いんじゃないかと思うのですが、
まずお奨めなのが、少年少女時代に読んだ児童文学の古典です。
バーネットの「秘密の花園」や「小公女」、「小公子」を読んだことが
ある人は多いと思いますが、残念なことに、子供向けに
やさしく書きなおしてあるのしか読んだことがないという人が
多いように思います。
子供のころ読んで感動した名作を、英語でもう一度読んでみませんか?
子供向けだからだといって、手加減していない内容の濃さに驚くこと
うけあいです。
赤毛のアン(Anne of Green Gables)も、ここにおいてあります。
(これは児童文学とは思いませんけど)
会社の同僚と話しておどろいたのが、女性でこの作品を読んだことが
ないという人はまずいないけど、村岡花子の全訳を
読んだのではなくて、子供向けの簡易訳しか読んだことがないという人が
けっこういたことです。Montgomeryは、今読んでも、古臭さを感じさせません。
使われる単語が現代の作家とは傾向が違い、難しく感じることもありますが、
e-textの強みで、英辞朗をインストールしてPDICと合わせてつかえば、
わからない単語にカーソルを合わせてピックアップするだけで、訳語が
ポップアップウィンドウに出てくるので、読書のリズムを乱すことなく
読むことができます。
こういうのはSSS多読からいくと邪道かもしれませんけど、辞書をひかない、
訳読をしないということになれた卒業生であれば、読書の楽しさを阻害しないで
状況にあわせて辞書もひくコツをおぼえてもいいのではないかと思うのですけど
いかがなものでしょうか?