[掲示板: 〈過去ログ〉SSS タドキストの広場 -- 最新メッセージID: 9999 // 時刻: 2024/11/23(17:39)]
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1525. Re: 言いたかったこと。2- これでおしまい、ちょっと待って、時差投稿!
お名前: dumbo http://chance.gaiax.com/home/dumbo
投稿日: 2003/6/2(13:40)
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成雄さん、Kianさん、マリコさん、杏樹さん、
はじめましてのこんにちは。ナッシュビル在住dumboです。
6月1日12:59の投稿を、こちらの5月31日の夜読みました。
「海馬」に反応して、すぐレスを書きたかったんですが、最初から読んでいくと、
なにやら真剣な内容だったので、うかつに出て行くことをためらって立ち去りました。
今日は日曜日だったので子供達の激しいPC取り争いに負け、ようやく今サイトを開くと、
「言いたかったこと。2- これでおしまい happy writing -」と、終止符が打たれている
ではないですか….時差がある私は、まだおしまいではなく、
成雄さんはとっくにドアが開いてしまったにも関わらず、こうして出て来ました。
〉先日、NHK総合で(加齢に伴う)物忘れ防止の番組をやっていました。
〉その中で、記憶を司る部位が海馬(かいば、タツノオトシゴの意味らしい)であると知
〉りました。
〉そして、海馬で、入ってきた情報にタグをつけてから保存されていくという説明でした。
〉なので、このタグ(札)に英語で書き込めるようになると、英語が自然とでてくるよう
〉になるということかも知れない、と思いました。
それもそうかもしれませんが、英語を読む=受信で、英語を書いたり話す=発信で、
受信≠発信だと私は思うのです。砂場で掘るトンネルのように、両サイドから掘り始めて
お互いの手が触れて初めて開通する。砂場のトンネルは状況が把握できていますが、
通常私達は自分の状態が客観的に把握できていないので不安があると思います。
受信から掘るのが得意な方、発信から掘った方がやりやすい方と人それぞれだと思いますが、
掘っている限り、いつかは開通すると思います。(自分にも言い聞かせている)
海馬については面白い本があります。
「海馬−脳は疲れない 池谷裕二・糸井重里共著 朝日出版社
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4255001545/ref=sr_aps_b_/250-5400798-7771455
この本には、「『年を取ったから物忘れをする』というのは科学的には間違いなんです」とか
「何歳になっても海馬の神経細胞は増えている」とか「寝ることで記憶が整理される」とか
私にとって希望の光が持てた本でした。
それから、しかたなくアメリカに来た私から一言。しかたなくというのは、
TORAさんのように自分の意思ではなく、ダンナの転勤命令で受け身で来たという意味です。
来たからには「こんなところに来たくなかった、早く日本に戻りたい」と思うよりは、
この国を知りたいと思う方がいいと思ってできるだけ前向きを心がけています。
私の英語はいわば生きるための英語、アカデミックとは程遠いです。
しかたなく学校に先生にメールを書かなければいけないこともありますし、
どうしても知りたいことは英語で聞くしかありません。
来た当初は気持ちが引いてしまい、どうすることも出来ずにイジイジしていました。
何も話せない、文章も2フレーズがやっとという状態でした。
そこで中断していた多読を再開したところ、受動的だった気持ちが能動的になりました。
文章が書けるようになったかというと??ですが、こういう使い方は正しいのか……と考えるより、
どうすれば私の言いたいことが伝わるか?と考えて書くようになりました。
今でも文章を書くたびにドキドキです。先日など1時間かけて息子の先生に
「一年間ありがとうメール」を書いたのに、3分で返事が来て悲しくなりました………
でも、自分の伝えたかったことが伝わった時の喜びは何にも勝る、
その気持ちよさや嬉しさが文章を書く原動力になっていると思います。
このように、アメリカの生活に適応し始めたのは嬉しいことですが、
最近、日本語での難しい話を理解するのに時間がかかるようになってしまいました、トホホ。
掲示板は日本語なのに投げ出したりしています。あちらを立てればこちらが立たずです…….
長くなり失礼しました。
では、では。
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