Re: まずは蛇口をひねりましょう。

[掲示板: 〈過去ログ〉SSS タドキストの広場 -- 最新メッセージID: 9999 // 時刻: 2024/11/23(21:19)]

管理用 HELP LOGIN    :    :


上へ上へ | 前のメッセージへ前のメッセージへ | 次のメッセージへ次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む返答を書き込む | 訂正する訂正する | 削除する削除する

[楽] 1374. Re: まずは蛇口をひねりましょう。

お名前: あずき http://homepage3.nifty.com/book-s/
投稿日: 2003/5/30(11:36)

------------------------------

成雄さん、あずきです。レスが遅くなってごめんなさい。
私の名前は出ていましたが、職人さんの横リプの内容を見る限り、私の要求され
ている英語より、上のレベルの英語の話と思い、書き込みを躊躇していました。
決して、成雄さんの個性のせいではないですから、安心してくださいね。

〉でも、質問を英文で表現できないんです。便秘ではありませんが、うんうん、うなっても
〉何も出てこないのです。まして、歌うように、語るように。

私が、日記を書き始めたのは、250万語ぐらいでしたが、絶対に、歌うように
語るようになんて書けませんでしたよ。最初の日記!はおはずかしながら

Hi!I'm Azuki.
Please, call me Azuki.

でした(爆)。そのとき、思いついたのがこれだったからです。
今読むと、まさに、My face burned!

someなんて、いまでも、なんとなく使っています。ですが、多読での言葉の
覚え方って気がつくとイメージとともに身につくもので、体系的に説明でき
るようになるということではないと思います。だから、文法書を見て、説明
するとこういうことなのね、とがあってもおかしくないと思います。

> I picked up useful comments about writing and talking.
> I thought they'd let me deal ones.

なんて、既に書くことができる、または、書こうと思っている成雄さんから
みると、もうひよっこもひよっこなんです。

ですが、これが、私の最初の一ひねりだったと思います。
蛇口を開けるとき、最初ちょっと力がいるように、最初の一ひねりは思いの
他力がいりますし、出てくるものは最初はちょろちょろで、思ったような
言葉じゃなくて、がーん!!ってなるのが、普通じゃないでしょうか。

〉包丁を始め、道具は、手になじんできて、初めて使いこなせるものです。
〉英語がなじむ。こなれてくる。自分にとって使いやすい表現を増やす。
〉これなんでしょうね。

〉でも、書くには、書くという行為が発生する以上、
〉その導き方があるのではないかと思っています。

導き方なんですが、多読が「まずは読む!」と同じように、「まずは、書く!」
なんじゃないでしょうか。私の場合はそうでした。10月末、あのはずかしい
文章を書いた後、でも、話すときは短いほうが便利だから、最初はいいの!
ぐらいの気持ちで、短い文章で、その日あったこと、思ったこと、思いつい
たことを、1日3〜4行の日記を書いていました。このとき、最初は、英語が
すっと頭に浮かぶことばかりではなく、英語の部分が半分ぐらい出てきて、
おしまい、とか、先に日本語が出てきて、それをどうしても英語にしたくて
悩むということもありました。ですが、そういうときは、無理しないで、
とりあえず思い浮かぶ一番簡単な英語を書いていきました。簡単でも、
気持ちが伝わるのが一番大切と思っていたからです。これが、私にとって
の、導き方でした。

道具は、手になじんできて、初めて使いこなせるものです。まさにその通り。
私にとっては、この日記が、書くということに慣れさせてくれて、少しずつ
違う表現も書けるようになりました。多読も同じで、読むことで、読む回路
を頭に作っているんだと思うのです。ということは読んだものが出てくるた
めには、待っていて出てこない場合は、その機会を作ってあげる必要も
あるのではないでしょうか。

でも、書けない!出てこない!
という方は、要求水準を下げてみるのが一番です。私の大好きな言葉で、
「Speak simply, speak fluently」(シンプルに話すことが流暢さの源)
というのがあります。NHKの英語講座もやっていたスティーブ・ソレイシィ
さんの言葉です。この方の本は暗記が中心で暗記が苦手な私は、結局
やらずじまいに終わったのですが、考え方には共感するものがありました。
それが、上の言葉です。これを読んでから、とにかく易しい自分がわかる
言葉で書こう、話そうと思うようになりました。

易しいものは、使えない幼児言葉ばかりではありません。友人同士、職場
の仲間同士なら十分使える言葉もたくさんあります。ちょっとした心遣い
ができれば、ていねいな言い方もできるようになるでしょう。何より、
長い一文をつっかえ、つっかえ言うより、易しい自分にとって簡単すぎる
ほどの言い回しで、2言言った方が速くて正確に伝わることも多いし、
少々、間違っていたとしても、一言も話さないより、話すほうが思い
が伝わるものです。

杏樹さんが、言われていることにも、賛成です。易しいものからインプット
したのだから、易しいものから出てくると思うと、とても楽になります。
また、アウトプットするのも、日記だとか、メル友、とか、かまえずに、
思いついたら、何度も口に出してみるのもいいと思います。

出てこないのは、蛇口をひねっていないだけですよ(^^

I hope you enjoy writing and talking!
You can do it !


▲返答元

▼返答


Maintenance: SSS 事務局
KINOBOARDS/1.0 R7.3: Copyright © 1995-2000 NAKAMURA, Hiroshi.