[掲示板: 〈過去ログ〉SSS タドキストの広場 -- 最新メッセージID: 9999 // 時刻: 2024/11/26(07:24)]
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お名前: shin
投稿日: 2002/9/22(17:19)
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shinです。こんにちは。
掲示板の名称はどうあれ、学習者であることにはかわりないので、今までの延長で
書かせていただくことにして・・・。
〉単に、「今の自分にあわなそうなジャンル、作家は、読み通す力があったとして
〉も、とりあえず避ける」というだけのことです。そうやってスキップすること
〉が、「つまらなくなったら途中でやめる」と同様、300万語の前後から威力を発
〉揮しているような気がしています。
補足なのですが、3原則の中で、「つまらなくなったら途中でやめる」の重要性
が、200万語、300万語...と進むうちに、私には大事になってます。酒井先生
からも同趣旨のコメントをいただいた覚えがあります。
その原則の私家版バリエーションのひとつが、上に書いた「自分にあなわなそう
な・・・」です。
その他にもあります。
最近800ページ前後のPB数冊に挑戦していますが、純正「パンダ読み」とは
少し違う読み方をしているかなと思うことがあります。
別に名前をつけるほどのものでもないのですが、私流に「釣り人読み」とか言っ
ています。(この掲示板では哺乳類系動物の名称が人気なので、魚がらみはまずい
かな)
前に触れたことのある床屋さん(職業名じゃなくて、ハンドルネームで書きたい
ところですが、ご本人が登場しないものだからしかたなく)と「途中でやめる」の
話をしてたときに、床屋さんが釣りをするので、この名前をつけました。
要は、釣りをする人は、最初からポイントを決めつけ、デンと腰掛けたままとい
うことはしない。ここかなと「あたり」をつけて糸をたらしてみて、「ひき」がな
ければ、すぐ場所を変える。渓流釣りだけのことかもしれませんが、自分も沢登り
をしていたときなどに同じ経験があります。
それで、本の方に話を戻すと、長い本はやはり中だるみがあります。
その時に、<このままよんだらガッカリするかもしれない>という予感がしたら
ほかの本にあたってみます。他愛のないことですが、これが「釣り人読み」。
読んでいた本と同じ長さでも、短い本でもいいのですが、釣り人みたいに糸を垂
れてみて、面白いのが見つかれば、自分のなかで相談し、そちらに移るかどうか決
めるという感じです。
中だるみした本も、一応、自分が<面白い>と思えたところで止めるので、
<今はちょっと小休止>、<しばらく時間をおいたらすごく面白く感じられる
かもしれない>と安心の心理的保険が掛けられるし、<さらに面白そうな本を見つ
けたわけだし>ということで、心置きなく中断できるところが気分的にラクです。
きっとこういうのとは違う、パワフルな読みをしている人もいると思います。そ
こが人それぞれで面白いところです。
たぶんに私個人の性格が反映した読み方のような気もするし、名前をつけるほど
のことでもないのですけど、こういう些細なことが、私の場合、結構大切なんだと
いうことで、書いてみました。
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