[掲示板: 〈過去ログ〉SSS タドキストの広場 -- 最新メッセージID: 9999 // 時刻: 2024/11/25(21:17)]
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お名前: shin
投稿日: 2002/10/2(13:10)
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shinです。こんにちは&はじめましてTAKAMIさん。
〉書評にITがレベル9になっていたと思いますが
総語数が多いのでレベル10にしました。私の感じでは、ということになり
ますけど。
〉読みやすさというとどうですか。
全体を通じて、ひとつひとつの文章が長め、という感じを受けました。
でも、児童文学などを読んでいると、これくらい長めの文章がでてくるこ
とが結構あります。だから慣れれば、特殊なことではないのではないでしょ
うか。
文章の長さについては、これを読んだ時点(330万語程度)で慣れてい
たのだと思います。
因みに、いま、半分読んでとめているのですが、HEARTS IN ATLAMTISなど
のキング作品にも手を出しています。ITを読んだおかげで、だいぶ簡単な
感じがします。
ただ、描写がねちこいので、続けざまに、キングのペースにつきあう気力
があるかどうか、は読み手の思い入れによると思います
>翻訳でスティーブン キングをよく読んでいました。
しおさんも、キングのファンだとおっしゃっていました。
〉また英語ではどんな印象でしょうか?
前に書いたのですが、私自身は、昔、「呪われた町」と「シャイニング」、
それに英語で「グリーンマイル」を読んだ後に翻訳で読んだくらいです。
ITの翻訳は読んでいないので英−日を比較した印象は私にはちょっと書け
ないです。
それで、英語で読んだ感想になってしまいますけれど・・・・。
じわじわ→一気→余韻、というパタン化した流れですが、<じわじわ>の部
分が占める分量が多いですよね。英語で読んでいて途中で飽きるとしたここで
しょうか。
<じわじわ>の部分で語られる主人公たちとITとの遭遇は、怖かったり、
子ども時代を思い出したりして楽しめました。こどもたちの家庭環境なんかも
書かれていたり、小道具なんかも散りばめられていたり(例えば、日本がらみ
では「俳句」「ヒロシマ」、後の方では「キリン・ビール」などがありました
よね)して、徐々に引き込まれていきました。悪ガキグループもよかった。日
本もアメリカも同じだなあなんて感じました。
koontzという嫌な奴がでてきたのもホラー作家のお遊びかな?なんて私は笑
ってしまいました。
本屋で日本語文庫版の解説を立ち読みしたら<IT=○○>説?がでていて
なかなか楽しめました。そういう感じは確かにありますね。共時性みたいなこ
とがでていて。
そういう読みは別にしても、娯楽小説だったけど、主人公一人一人の姿が生
きていて、私には印象に残る本でした。
それと、常識的にはとても「汚れている」と決めつけられてしまうはずのセ
ックスの場面が、とても「神聖」さを感じさせ印象に残りました。
私は好きな作品です。英語で読めて幸せでした。
〉もうひとつ、ベストセラーになったFirst food nation
これはどなたか、ご存じのかたがお答えになるでしょう。
これからもよろしくお願いします。
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