[掲示板: 〈過去ログ〉SSS タドキストの広場 -- 最新メッセージID: 14976 // 時刻: 2024/11/22(09:11)]
上へ | 前のメッセージへ | 次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む | 訂正する | 削除する
お名前: まりあ@SSS http://www.buhimaman.jp/
投稿日: 2004/12/13(17:02)
------------------------------
翁家さん、今日は。 まりあ@SSSです。
〉タドキスト大会のイベント2のパネルディスカッションは、ほとんど聞き取れませんでした。
私は、「聞き取れたつもり」でした。
リスニングは苦手で、ニュースも映画もダメだから、
「おおすごい!私に判る英語を話せる人がいる!」と感心してました。
古川さんの書き込み、
|| Rob さんと Julian さんのメッセージは非常にはっきりしていて
|| Julian: 学習者から ユーザーへ
|| Rob : 英語の文法とは結局単語間のつながりのこと
||ということなので、英語が易しいというより、メッセージが明快
||なのでわかりやすかった(つまり、10%聞き取れれば、いってた
||ことの70%が理解できる)ということだと思います。
を読んでから「おおう、そういうことだったか!」と種明かしを見る
思い。
自分では要旨を掴めたと感じられたので、「聞き取れた、うれし!」
と思っていましたが、10%をつなぎ合わせて、それに会場の反応や
酒井先生の表情なんかも補助にして理解したんでしょうね。
私のように、要旨を掴めれば聞き取れたと感じる人もいるけれど、
翁家さんは、パネリストのお二人のお話を、ディクテーションの
問題の様に捉えて、最初から最後までの一語一語について、
聞き取れた/聞き取れなかった と反応されているんじゃないかなぁ?
翁家さんの英語経験からして、私より聞き取った量が少ないとは考え
にくいです。
翁家さんは、聞き取れた量に着目するので、「聞き取れなかった」と
感じるのに対し、あれだけ長いお話、ワンセンテンスから1語位の
聞き取りでも、積み上げれば何を話しているか?が掴めるから
「わかったよ〜」という私、そこの差なんだと思います。
このことがまさにJulian さんの指摘されたポイントだと思います。
翁家さんは、ディクテーションをさせられる「学習者」の気持ちで
聞いていたのに対し、私は「ユーザー」として「この人はどんな
主張があるのかな?」と聞いていたのではないかと思うんです。
〉「語学は才能」という誰かの言葉が脳裏をかすめます。
どんな分野にも特別の才能のある人がいます。でも日本語でも
詩人や作家になれる才能のある人や、周りから「口が上手い」と
言われる人もいるけれども、普通の人もみんな日常困らないだけの
日本語は使えます。酒井先生と同じになるのには才能がいるんで
しょうけれど、普通に英語が使えるようになるのに、特に才能
なんていらないと思います。
〉これは、「始めて10ヶ月じゃないか、まだまだ読みが足りないよ」ということなのでしょうか。それとも
〉多読プラス何か(多聴)が必要なのでしょうか・・・。と、聞かれた方も困りますよね。
今よりさらに何か「学習」することよりも、辞書を捨てて、
ざっくりと読んで、「言いたいことは解った!」で良しとする
「度胸」が何より必要なことではないかしら?
辞書を捨てることは、酒井先生の表現で言えば「精読から多読へ」、
Julian さんの表現で言えば「学習者からユーザーへ」とルビコンを
渡ることなのだと思います。
この年になれば、10代の若者の会話など、知らない単語だらけ、
でも「私日本語ができなくなった」なんて思いません。「近頃の
若者の日本語が乱れている」と思うだけで。
ルビコンのこちらで、一語一語が解るか解らないか拘っていると、
永遠に英語がわかった気持ちになれないので、あっちに渡り、
「だいたい解ったよ〜」とのーてんきになりましょう(^^*)
Happy Reading!
▲返答元
▼返答