量と質のこと

[掲示板: 〈過去ログ〉SSS タドキストの広場 -- 最新メッセージID: 14976 // 時刻: 2024/11/22(13:24)]

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14877. 量と質のこと

お名前: やまかわ
投稿日: 2004/12/5(11:28)

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昨日はとても楽しく、有意義な時間を過ごさせて頂きました。ありがとうございました。そのパネルディスカッションの最後に酒井先生が「量は質になります」とお話なさっていました。そのことで、私もはたと思い当たった事があったのを思い出し、投稿させていただくことにしました。かなり老婆心的ではありますが・・・。
それは、「快読100万語」を読んでいたときのことです。それにも同じように量が質になるという記述がありました。それを読みつつ、五木寛之(ある時期、はまりまくって読み倒した感じです)が同じような事をいっていたのを思い出したのです。どんな本でだったかは忘れましたが、「自分は毎日のように雑文をあっちこっちに垂れ流しのように書いているが、量が質になるという事を信じている。そして、実際そうなりつつある」というような文だったと思います。もうひとつ、橋本治という作家?がPBを読み始めたころ、最初は何がなんだかわからなかったけれども10冊を過ぎる頃からわかるようになってきたという話。これはずいぶん昔にやっぱり何かで読んだ話です。やはり「快読100万語」に300ページぐらいのPBだと100万語というのは10冊程度ですと書いてあって、あまりにぴったりのかかわり合いに驚いたものです。駄目押しにもうひとつ。ある文章教室の配布物にエッセイエストが書いていた文です。「自分は弟子にしてくれという人間がいたら、4、500冊本を読めと薦めることにしている。それぐらい読めば、教えられなくても自分の書きたいことぐらいかけるようになるものだ」というものです。

「量は質になる」事を信じつつ、私自身の多読が「量は質になる」という瞬間がくることを楽しみに、Happy Readingを続けたいと思います。そしてそういう瞬間が私の生徒たちにも来るように・・・こっちはちょっと頑張ります。


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