[掲示板: 〈過去ログ〉SSS タドキストの広場 -- 最新メッセージID: 14976 // 時刻: 2024/11/22(21:27)]
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お名前: みちる http://www.geocities.jp/michiru_tsukiusagi/
投稿日: 2004/10/9(21:59)
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みなさん、こんばんはー。みちるです。
地震があったり、台風が来たりと、いろいろ続いていますが、
みなさま、ご無事であればと思います。。
天候も変わりやすい日々ですので、どうぞ、ご自愛くださいませ。。
10月の頭に、あこがれのブッククラブに入りました。
目的は、
Longman Literacy Landを読む。
Rookie Readdersを読む。
気になっているシリーズものを読む。
GRでLRする。
などなど。。
その目的の一つLongman Literacy Land Story StreetをStep12まで読み終えたので、
読んだ本をいろいろ報告しようと思います。
と、その前に、
うちの母が、初めて1年くらいだと思うのですが、50万語に達しました。
子供っぽい本は嫌とか、絵本は嫌とか、いろいろと好みがうるさいのですが、
Rookie Readersは楽しんで読んでいるようで、それで、50万語に達しました。
私がブッククラブに入ったことで、母にも思わぬ効果?が。
うちの母は、レベル2、3の児童書は、かなり苦手なようで、ほとんど投げてしまう
のですが、Famous Fiveも読みましたし、簡単なPBを渡してみても、これなら読める
かもといっています。
今の児童書の文体、ちょっとクラシカルな児童書の文体、ティーンズの文体、
YAの文体、エンタメの文体、純文系の文体。
もちろん作家による差の方が大きいですが、対象によっても文体というものは
ずいぶん違うなぁと言うのが実感です。
だから、MTHは読めないけど、シェルダンなら読めるような人がいても、そうだろう
なぁって。
全員に正しいみたいな読み方みたいなのは無いんだろうなぁってきがするんですよね。
読みたい本でも、目的でも、そんなことによって読み方って変わってくるって。
私は、どんな本でも読めるようになりたいし、いろんな文体に触れてみたいなーって
いうのが、目的かな。
だから、最初の100万語から、ずっとレベル0からレベル9まで、いろんなジャンルの本を
たくさんというような、自分の読み方は目的にはあっていたんじゃないかなーって、
今になって思います。
最近は、日本語の本を読むよりも、英語の本を読むのが面白いなーって
思っています。日本語の方が、もちろん早く読めるし、内容だってしっかりと
入ってくるのに。
何が面白いのかなぁっていうと、英語の文体とか、発想が、なんだと思います。
だから、MANGAとかは、英語で読んでいても、日本語だーって感じで、英語を
読む面白さはないです。
マンガを読む面白さで、ときどき読みたくなるんですが。
Comicは、小説以上に英語だーって感じがあって、楽しい。難しいけどね。
日本語の文体は、たくさん接してきたから、英語の文体が新鮮なのかなー。
ちょっとおまけ
ひとつめ。
「映画の英語が分かる本」というのを読みました。多聴・多読のすすめの本と
いう感じの本でした。
多読の部分は、いろいろと突っ込みたくなるようなことも書いてあったのですが、
コンセプトとしては、賛成できるところも多かったかなと思います。
(SSS多読をしている人にはお勧めはできないのですが、)多聴・多読の前に
子供用の英語の辞書(洋書)で単語のイメージを身に付けるという話が書いて
あって、これだけ読んだ後だから、こういう風にイラストたっぷりの辞書を
読むのもいいかもなぁと、本屋さんやアマゾンで探して二冊購入しました。
「Longman Children's Picture Dictionary」
チャンツもは入ったCDが二枚もついているところが魅力的。
「The Sesame Street Dictionary」
絵本のように楽しめそうな雰囲気の辞書。書店で見た中では一番よかった。
これも3曲入りのCDがついています。
まだ、ちょっと読み始めたばかりなのだけど。
ふたつめ。
前々からアマゾンで気になっていた本なのですが、アマゾンでバーゲンに
なったのと、八重洲BCで、実物を見ることができたということもあって、
「Scholastic 100 Words Kids Need To Read」1-3 Gradeと
「Scholastic 100 Words Kids Need To Know」4-6 Gradeを買いました。
まだ、一年生用なのだけど、これは楽しいワークブックです。
単語をぬりえや穴埋めで知ってお話を読んでというようなスタイルで、
5つの切り離せる絵本がついていて、最後には100冊ブックリストが
ついています。
面白いなーと思ったのが、でてくる順番。
HeやSheがIより前で、IはYouよりも前だったりします。
過去形も早いしね。
そうか、物語は「この男の子は学校に行った」とか、そんな文章から
最初は触れていくんだもんなぁって、思ったりしました。
色鉛筆を並べて塗り絵遊びとかなので、気がつくと夢中になっていたり
して、やっぱり、小学校一年並みってことかも。。
みっつめ。
最近BBCドラマで古典に触れて、原作も読もうと思ったりしています。
まずは、ジェーン・オースティンから。
あとは、途中で投げた「トム・ジョーンズ」やディッケンズが読めると
いいなぁって思っています。
最近見たのは、フランス映画とかばっかりなんだけど、もう少ししたら
BBCのドラマがいろいろと届くはず。。
今回も、ブッククラブの他にも、アトムさん、riricoさん、海さん、バナナさんに
たくさん、本をお借りしました。どうもありがとうございます。
それでは、読んだ本の紹介です。
◇◆◇絵本◇◆◇
Allan Fowler「A look at Teeth」★★★★
Allan Fowler「Africa」★★★★
Allan Fowler「Asia」★★★★
Allan Fowler「Cactuses」★★★★
Allan Fowler「Friendly Dolphins」★★★★
Allan Fowler「Hard-To-See-Animals」★★★★
Allan Fowler「How Animals See Things」★★★★
Allan Fowler「How Do You Know It's Spring?」★★★★
Allan Fowler「How Do You Know It's Summer?」★★★★
Allan Fowler「If It Weren't for Farmers」★★★★
Allan Fowler「It Could Still Be Coral」★★★★
Allan Fowler「Knowing about Nose」★★★★
Allan Fowler「Let's Talk About Tongues」★★★★
Allan Fowler「Let's Visit Some Islands」★★★★
Allan Fowler「Life in a Pond」★★★★
Allan Fowler「Living in the Arctic」★★★★
Allan Fowler「Living in the Mountains」★★★★
Allan Fowler「Living Near a River」★★★★
Allan Fowler「Living on the Plains」★★★★
Allan Fowler「Mammals of Long Ago」★★★★
Allan Fowler「Maple Trees」★★★★
Allan Fowler「Monkeys Are a Lot Like Us」★★★★
Allan Fowler「Our Living Forests」★★★★
Allan Fowler「Pine Trees」★★★★
Allan Fowler「Stars of the Sea」★★★★
Allan Fowler「Taking Root」★★★★
Allan Fowler「The Biggest Animal Ever」★★★★
Allan Fowler「The Mississippi River」★★★★
Allan Fowler「The Sun Is Always Shining Somewhere」★★★★
Allan Fowler「What Magnets can Do」★★★★
Allan Fowler「What's the Weather Today?」★★★★
Rookie Readers。250-550語くらいの、ノンフィクション写真絵本です。
小学生低学年向けくらいだと思いますが、へぇーっと思うことがたくさん
あって楽しいです。子供っぽさもあまり感じられませんし、全然飽きません。
読み尽くしたいなぁって思います。
個人的にはYLは1.5くらいだと思います。
ちなみに、何人かの作家が書いているようですが、このFowlerさんは、
プロフィールを見たらフリーランスのライターって書いてあって、
へぇーって思ってしまいました。
Janet Schulman「The 20th Century Children's Book Treasury」★★★
たくさんの絵本を一冊にまとめた本なのですが、絵の省略もありますし、
絵本というのは、余白も大事なものなのに、こんな風だと読みにくいですし、
絵本を読んでいる楽しさも味わえません。。
好きな絵の作家をさがすため・・・くらいの目的で読むならいいかもしれませんが。
でも、これを読んでよかったことが一つ。
日本語で「黒ネコジェニーのおはなし」が好きだったのですが、それがはいって
いたこと。もちろん、注文しました。(明日届くはず♪)
アマゾン・コムの方で中が見られるのー。こうでなくっちゃ。
[url:http://www.amazon.com/exec/obidos/ASIN/1590170474/]
◇◆◇Mother Goose◇◆◇
Frederick Warne & Co.「" One Two, Buckle My Shoe"」★★★★
L. Leslie Brooke「The Man In The Moon」★★★★
どちらも、ほるぷ出版のThe Opie Collection The World of Mother Gooseという
復刻版のものです。クラシカルな雰囲気が素敵。
◇◆◇児童書◇◆◇
Dan Greenburg「Maximumboy1 : How I Became A Superhero」★★★★
おばか系で名高く、是非読んでみたいと思っていた本でした。
ある日、ちょっとしたことで、超人になった男の子が主人公なのですが、
たしかにおばか系だー。キャプテンアンダーパンツを思い出すなぁって感じ
ですね。続きも読んでみたいです。
ちょっと、お母さんのファンかも。
Frances Hodgson Burnett「A Little Princess」★★★★
よく知っているはずの「小公女」
主人公の女の子セーラが大金持ちのお嬢さんから、学校の小間使いのような
身の上になってもくじけずに、最後には・・・。というお話よねって読み始め、
その通りのお話ではあったのですが、セーラがこんなに勝ち気な女の子だった
とは思いませんでした・・・。ちょっとびっくり。
この本は、すごく読みやすかったです。個人的にはYL6くらいだなぁ。
Humphrey Carpenter「Mr Majeika and the School Caretaker」★★★★
Humphrey Carpenter「Mr Majeika and the School Inspector」★★★★
ちょっとまぬけでほのぼのとしたマジェイカ先生と子供たちのことを書いた
物語シリーズです。一冊だけ読むには楽しいのですが、やっぱり読み続けると、
一人悪い子というキャラクター設定が気になるんですよね。。
Kate McMullan「Dragon Slayer's Academy2 : Revenge of the Dragon Lady」★★★★
龍退治の学校を舞台にしたおばか本系のシリーズ。一巻で思いがけなくドラゴンを
倒した主人公ですが、どうやらその復讐にまきこまれ・・・。
1、3、4と読んで、抜けていた2巻。なるほどこういうことがあったのかーと
思いました。やっぱりこのシリーズは順に読む方がいい本かなぁって思います。
Ron Roy「Capital Mysteries3 : The Skeleton in the Smithsonian」★★★★
KCとMarshallを主人公としたシリーズ。スミソニアン博物館の設立者の
子孫と名乗る男性があらわれた。だけど、彼はどこかあやしい・・・。
A to Zシリーズの作家の本ということで期待して読んだのですが、やっぱり
同じ作家の本ですね。タッチが似ていて安心して読めそうなシリーズです。
A to Zに、ほんのちょっぴり、Maximum BoyやAdamくんを入れた感じかな。
◇◆◇GR◇◆◇
Edgar Allen Poe「The Black Cat and Other Stories」★★★☆
LRしました。ポーだから予測はしていたのですが・・・怖かったです。
怖かったということはいいできだということですよね。それに、どの作品も
どこか美しいなーっておもいました。
でも・・・恐いの嫌いー。
Kieran McGovern「Rain Man」★★★★
こちらもLRで読みました。オーディオもよかったです。
原作は日本語で読んだことがあって、映画も途中からは見たことが
あるのですが、そういうのが、読んでいて思い出されました。
父親の遺産を自分にも分けてもらうために、自閉症の兄を施設からつれだした
弟の話ですが、ちょっとせつなくてあったかい話ですよね。
Literacy Land「Literacy Land Story Street Foundamation Step 6冊」★★★★
Literacy Land「Literacy Land Story Street Step1 18冊」★★★★
Literacy Land「Literacy Land Story Street Step2 18冊」★★★★
Literacy Land「Literacy Land Story Street Step3 18冊」★★★★
Literacy Land「Literacy Land Story Street Step4 9冊」★★★★
Literacy Land「Literacy Land Story Street Step5 9冊」★★★★
Literacy Land「Literacy Land Story Street Step6 9冊」★★★★
Literacy Land「Literacy Land Story Street Step7 6冊」★★★★☆
Literacy Land「Literacy Land Story Street Step8 6冊」★★★★☆
Literacy Land「Literacy Land Story Street Step9 6冊」★★★★☆
Literacy Land「Literacy Land Story Street Step10 6冊」★★★★★
Literacy Land「Literacy Land Story Street Step11 6冊」★★★★★
Literacy Land「Literacy Land Story Street Step12 6冊」★★★★★
今回の一番は、やっぱりこのシリーズです。
ブッククラブと、大手町オフ会でも、このシリーズの良さを熱く語って
しまいましたが。5人くらい読むといってくれたのでよかったということに。(笑)
個人的には、ORTよりも、LLLの方が格段にいいと思いました。
公式サイトは
[url:http://www.literacyland.co.uk/]
Story Streetにすむ子供たちを主人公にしたシリーズなのですが、子供たちが
だんだん大きくなっていき、過去のエピソードもときどき顔をのぞかせます。
Step6までは、語数も少ないので、絵本という感じが強いです。子供向けに
作られたものなので、仕掛け絵本になっているものがあったり、最初の頃には
文字なしの絵本が入っていることも面白いです。
Step7からは、少し読み応えがアップして面白さもぐんとアップします。
Step10からは、さらに読み応えがアップして、このころになると語数も数千語
くらいになるので、すっかり児童書になります。
児童書として読んでも、この本はほんとにすばらしいですねー。
このシリーズは、とにかくおはなしがとても丁寧にきちんと書かれています。
三人の作家が、多少分野も分けて書かれているようですね。
友情ものでもあり、家庭もの(再婚や別居、兄弟問題など)、恋愛の要素もあり、
いじめの話もあり、冒険ものもあり、ミステリも少しあり、一連のファンタジー
もありと、いろいろなことを考えさせられ、楽しく読めるお話でもあり、いろいろな
ジャンルの本が読めるための基礎作りにもなるように作られているんだなぁと。
お金持ちなら全巻そろえたいのですが・・・Step10くらいからは買おうかなぁと
検討中です。
とにかく、こんなに素晴らしいシリーズに出会えてうれしいなーと思いながら、
夢中になって読んだ一週間でした。
いっぱいいいなぁって思ったのはあったのだけど、特に印象的なのからいくつか。
ファンタジーは全部よかったけど、特に「Up the Dizzy Mountain(Step11)」と
「Gong!(Step12)」は、よかったです。
あとは、「Mouse and the BULLIES Part1&2(Step12)」は、いじめの話で
辛かったけど、Marvinの2巻よりも、よかったと思いました。
「The Blue Game(Step10)」は自己啓発書のようだなぁと思いつつも、かなり
感動しました。落ち込んでいるときに読むと元気が出るかも。ちょっと関連で
「Tea With Grumpyboots(Step10)」もよかったなぁ。親しくなると見えてくる
ものがいろいろあるんだなぁって感じかな。
「Sam Runs Away(Step8)」「Sam's New Flat(Step9)」は、切なかったですね。
親の気持ち、子供の気持ち、いろいろ大変です。
「Losing Lucky(Step6)」は、じーんと来ました。こういうこともちゃんと書いて
あるというのはいいなぁって思いました。ちょっと「The Cat Mummy」を思い
だしたりもして。
こう書いていると、やっぱり、欲しくなってきますね・・・。
Literacy Land「Literacy Land Genre Range Comics in Beginner Stage 3冊」★★★
Story Street以外のシリーズということで読んでみましたが、これはコミックに
なっています。Story Streetと登場人物が重なるところがうれしい。
◇◆◇MANGA◇◆◇
Masami Tsuda「Kare Kano1」★★★★
Masami Tsuda「Kare Kano2」★★★★
パーフェクトと友達から思われている女の子と男の子のお話。
少女マンガ〜という感じの本ですね。
この男の子は結構好きかも。
◇◆◇一般書◇◆◇
Paul Arden「It's Not How Good You Are, It's How Good You Want To Be.」★★★★
題名の通りの本。
写真なども入ったビジュアル自己啓発書という感じかな。
Robert B. Parker「Potshot」★★★★
Postshotという町で、殺人が起こった。殺された男の妻からスペンサーに
犯人を捕らえて欲しいと依頼が来た・・・。
スペンサーシリーズは読みやすいということで、読んでみたのですが、
確かに読みやすかったです。
ずっと、西部劇みたいだなぁって読んでいたのですが。
最後までおつきあいくださった方ありがとうございます〜。
みなさま、どうぞ、素敵な読書を♪
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