[掲示板: 〈過去ログ〉SSS タドキストの広場 -- 最新メッセージID: 14976 // 時刻: 2024/11/23(21:56)]
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お名前: たこ焼
投稿日: 2004/9/11(01:21)
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こんちは、カイさん、お久しぶりー。たこ焼です。
お返事遅れて申し訳ありませんでしたー。
来週からしばらくは忙しいけれど、今週いっぱいはまだ余裕がある・・
予定だったんですが、なんせ最近のたこ焼の予定は唐突でありまして、(笑)
来週の予定が急に今週にずれ込んじゃって・・。(汗)
〉〉■言葉の最小単位は「物語」
〉言葉の最小単位は物語。に関係があるかな?という体験を少しだけ。
〉(全然関係なかったらすみませんー。よく分からないんです)
〉私の中に沁みこんでいる言葉のひとつに「Absoluty」があります。
〉MTHで何度も何度も触れたフレーズです。
〉ドラマや映画、本などで
〉主人公とまわりの人々がいさかいや 悲劇的なことに出会った後に
〉また元のような生活に戻ることがありますよね。
〉そんな時「Absoluty」という言葉がふっとよぎります。
〉昔と全く同じには戻れない。でも...
うん、うん、
「ふっ」っとよぎるんですね・・。
〉最近読んだ物語の中で心に残った言葉に「Run out」があります。
〉主人公が涙をRun outするんです。
〉そしてカイの世界。
〉近所の公園では「せせらぎ」を人工的に作っています。
〉そこは朝、管理の方が水道の蛇口をひねって水を流してくださいます。
〉(見えないように上手に隠してあります。井戸水らしい。)
〉石組みの小さなくぼみに水がたまり、あふれ出してせせらぎが生まれる。
〉そんな瞬間に「Run out」ってふっとよぎる。
これも、「ふっ」っとよぎるんですね。
(なんか、きれいな文章ですね。イメージが美しいです。)
〉友達が答えを声に出すのがむずかしい質問をした時に「Maybe」って心でつぶやいてみたり
〉主人公にとって大きく何かが変わるようなことが心の中でで起こったんだな。
〉と感じたときに「MOVE」って聴こえたり。
別に、意識して、「こういう時は・・」などと考えるわけではなく、
言葉が湧いてくる・・
みたいな感覚ですね。
〉どれもこれもニュアンスとして正しいのかーーー!!!分からないーーー!!!
〉という感じで、掲示板で書いて大恥かいてるような気もします。
〉(間違っていたとしても、量をこなす事でそのうち改善されることでせう)
〉これも『言葉の最小単位は「物語」』かな?と勝手に感じました。
〉関係ない...かも...
〉文章にすらなってないですし...
そうです!
まさに、『言葉の最小単位は「物語」』ですよ。
「Absoluty」、「Run out」、「Maybe」、「MOVE」・・
これらの言葉にカイさんは「物語」の中で、出会われたんですよね。
いくつもの「物語」で繰り返し出てきた言葉だったり、
あるいは、心動かされたひとつの「物語」の中の印象深い言葉だったり・・。
あるひとつの言葉、例えば、「MOVE」が、「言葉」としてこころに刻み込まれるとき、
実は、その言葉が含まれていた「物語」もこころに刻み込まれているのです。
その言葉が発せられたときの、情景、状況、イメージ、気持ち、感覚、雰囲気、周辺の言葉、
どういう経緯でこうなり、どういう結末になるのか・・などなど。
だから、後々に、これらと類似の
情景、状況、イメージや、気持ち、あるいは、感覚、雰囲気、話の流れ、・・
に出会ったとき、その言葉「MOVE」が自然と浮かんでくるのです。
もちろん、この「刻み込み」の度合いには濃淡があります。
ある言葉を目にすると、その言葉を含んでいた「物語」を
「そういえば、こうこうこういう物語だった・・」と容易にありありと想起できることもあれば、
「なんとなくの雰囲気は憶えてるけど・・」ときわめて曖昧にしか思い出せなかったり、
「ん? なんかあったっけ?」と「物語」の存在すらすっかり忘却していたり・・です。
実際には、3つめの「物語」の存在を忘却している場合が圧倒的に多いのです。
当初は濃い「刻み込み」でも時間が経てば、淡いものになるでしょう。
また、刻み込まれた「物語」の数が多くなれば他の多数に埋もれ、忘却してしまうでしょう。
しかし、この場合の淡い「刻み込み」でも、記憶の奥底に埋もれて意識にのぼってこないだけで、
その言葉が発せられたときの、情景、状況、イメージ、気持ち、感覚などへの連想が無意識に働くのです。
逆に、こうした情景、状況、イメージ、気持ち、感覚などから、その言葉への連想が無意識に働くのです。
こうした連想を他の人たちと共有しているから、コミュニケーションができるのです。
こうした連想が付随したものでないと「言葉」ではない・・・
こうした連想を含む最小単位は「物語」である・・・
そう、これが、
『言葉の最小単位は「物語」』なのです。
〉まだまだ 言葉を文章にしたい。という欲求にはかられないので
〉今のまま、好きな物語を読んでいこう。と思っています。
〉英語で表現したくなったら、たこ焼きさんの方法を試してみたいと思います♪
はい、そうですね。
何か表現したい! 言葉を文章にしたい! 英語を外に出したい!
という欲求が自然に出てきてからの方がいいんじゃないかとたこ焼も思いますよ。
〉いろいろ新しい試みがはじまって楽しく感じています。
〉こうやって試行錯誤して多くの人が楽しめる方法が見つかるといいですね。
ほんとにそうですね。
今までだって、例えば
「パンダ読み」とか、「キリン読み」、「しまうま読み」などと、
多くの人が楽しめる方法が開発されてきましたが、
まだまだ工夫の余地があると思うんです。
特に、「読む・聞くに関して、ひと山越えた感をもつタドキスト」「中級タドキスト」の
試行錯誤は始まったばっかりだと思います。
これからも、ぜひ、どんどんと情報交換をしたいものです。
また、多読初心者のための方法もまだまだ開発の余地があるのでしょうね。
例えば、今回の「retold」。
当初は「中級タドキスト」のための工夫かも?と思ったんですが、
もしかすると、多読初心者でも有効なのかもしれない・・ですよね。
いろんな人がいろんなことを試し、この掲示板で情報交換できれば、
どんなに素晴らしいだろう!
とワクワクします。
〉掲示板に投稿していただいてありがとうございます。
〉なんだかとっても嬉しいです。
いえ、いえ、こちらこそ、
そう言ってもらえると、とーーーーーっても嬉しいです。勇気付けられます。ホントです。
ではでは〜♪
(これから10月末付近まで、ネット落ちに近い状態が断続的に続く予定です。)
(時々は書き込めるんじゃないかと思うんですが・・・。)
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