Re: 言葉の最小単位は「文」?...「物語」!

[掲示板: 〈過去ログ〉SSS タドキストの広場 -- 最新メッセージID: 14976 // 時刻: 2024/11/23(11:16)]

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10915. Re: 言葉の最小単位は「文」?...「物語」!

お名前: ありあけファン
投稿日: 2004/3/13(13:24)

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酒井先生,みなさん こんにちは
ありあけファン@87万語 です

〉〉たこ焼は道化師さんの考えに「大賛成!」
〉〉おそらくは、同じことを考えていると思います。
〉〉そう、道化師さんの「予測能力」なるものを、
〉〉たこ焼は「言葉の最小単位は物語」と表現します。

〉これ、まいったなあ・・・

〉すごいことを言い出しましたねえ・・・

〉言われてみればその通りで、ぼくの「言葉の最小単位は文」という
〉のは、まだまだ中途半端でしたねえ・・・

〉やられた、その通りだ!と思いながら、一瞬「こりゃ、まずいぞ!」
〉とも思ったんですが、それは最小単位が物語ということになると、
〉言葉を考えるときの焦点が拡散してしまって、考えようが
〉なくなってしまいそうな「危険」を感じたからなのですね。

〉その動揺はいまも続いておりますが・・・

〉さて、どうしたものか・・・

〉とりあえず、最小単位は物語だとすると、ぼくがだいぶ前から
〉考えていた holographic approach (かっこいいでしょう?)には
〉ぴったり合うんですが・・・

〉(次の本では「最小単位は文」で行こう・・・
〉物語にしてしまうと収集がつかなくなりそう・・・)

さすが!
私も,音読派,構文派の友人に多読を薦めても全然わかってもらえなくて,
苦労しています.
(私としては,音読や構文の存在意義に関してはそれで効果を上げている人が多数いる以上,
否定はできないと思います.でも,その人たちにもよく聞いてみると,多読の経験があり,多読抜きではそこまでの効果を上げることはできなかったものとも考えられます.
私にはあくまで,多読よる「物語の力」との相乗作用が効力を発揮したとしか考えられません.)
このように私は,別に音読や構文の学習の存在意義を否定するような発言はしていないのに,
猛反発を食らい,時には説教までされるのです.
そこには,既存のシステムの力がいかに大きいことか!,という問題を感じます.

でも,先生はその辺りの問題をよくご存じで,さすが! と思いました.
確かに,「物語」としてしまうと,題名だけを見て拒否されてしまいますよね.
そこで,
「言葉の最小単位は文?」
というのはどうでしょうか?

たとえば,

まずは,単語集式の学習法の問題点から導入して(これなら,音読派も構文派も賛成してくれる),
徐々に,言葉の横のつながりの必要性を検証事例を紹介しつつ(できるだけ,音読派や構文派がついて来ることができるように),
「物語の力」の存在を証明する.
そして,結論は多読による「物語の力」の威力を実例とともに述べる.

はどうでしょうか?

以上,いろいろと普段のうっぷんをぶつけてしまって申し訳ありません.
多読は楽しいし,周りからどう言われようとも続けます.

Happy Reading!!!!!!!!


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