[掲示板: 〈過去ログ〉SSS タドキストの広場 -- 最新メッセージID: 14976 // 時刻: 2024/11/23(11:10)]
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"ちんげん斎さん、こんばんは。マリコです。
今日やおやの店先で、青梗菜を見つけて、ちんげん斎さんを思い出しました。
〉〉でもそれは、一語一語に分けられるものではありません。分析しようとしてバラバラに
〉〉してしまったら、結び目をほどいてしまったら、あっさりと消えてしまいかねないものなのです。
〉わしも同じ様なこと考えてました。
〉文の、あるいは文章の中から単語を切り出してきて解釈するのは、
〉魚を3枚におろして、さらに刺身にしちゃうようなもんだと。
〉どんなに活きのいい魚でも、いったんお刺身にしちゃうと、
〉もう、どんなに寄せ集めても2度と泳ぎ出すことはないのだと。
ちんさん、すてき!
そうなんです。文は単語のよせあつめではないんです。
単語の整列が頭のなかにはいったとたんに、意味をもったことを脳の中で語りかけてくるんです。
ちんげん斎は、どんなにチンモクしようとしても、ちん木犀にはなれない・・・
サカイは、どんなに若返ろうとしてもイサカにはなれない。
秋男はどれだけだじゃれても、夏男にはならない。
マリコはどんなにがんばっても・・・オリコーにはなれない・・・
ではでは。
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