多読なら未知語は常に5%以下

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10572. 多読なら未知語は常に5%以下

お名前: KYO
投稿日: 2004/3/7(08:47)

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ちょっとおまけで気づいたことを書きます。
あ、最初に自分の発言の1000語と2000語の書いてある場所が入れ替わってました。
正しくは以下のようです。

  語彙数   カバー率  
 1〜 1000語   80.5%     
 1〜 2000語   86.6%     
 1〜 3000語   90.0%     
 1〜 4000語   92.2%     
 1〜 5000語   93.5%     

3000語までのカバー率がちょうど90%。
3000語までの単語を使って書いてあるGraded Readers を読んでいく場合、
1000語、2000語知っていればどれぐらいのカバー率になるのか、
90で割って100掛けてみました。

  語彙数  カバー率    3000語のGRを読んだときのカバー率  
 1〜 1000語   80.5%       89.4%     
 1〜 2000語   86.6%       96.2%

2000語を知っていれば、GRの一番上のレベルも無理なく読めるということになります。
知っている単語が1000語だと一番上のレベルはちょっと辛い感じですが、
1500語までぐらいのGRならたぶん無理がないということになります。

こう考えると、GRを含め、多読に適した本をたくさん読んで、
じょじょにレベルをあげていくSSS多読の方法をとれば、
たぶん未知語数の割合は常に5%以下に保てるのではないでしょうか。

こう考えると「辞書は引かない」の原則は、
SSS多読なら「辞書を引く必要はない」とも言えそうな感じがします。
最初「辞書を引かなくていいの?」と聞く人には納得してもらえる説明ができそう。
SSS多読はやっぱりスゴイ!  

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