Re: 「はあどぼいるど」らしい本

[掲示板: 〈過去ログ〉SSS タドキストの広場 -- 最新メッセージID: 14976 // 時刻: 2024/11/23(11:42)]

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10516. Re: 「はあどぼいるど」らしい本

お名前: れな
投稿日: 2004/3/2(20:03)

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おーたむさん、こんばんは。
日本語でなら何でも読んでる(←嘘)れなです。
でも、ハードボイルド系は洋書読みになって以来そんなに読んでいないので、
ちょっと知識が古いですー。しかも、真面目なファンじゃありませんー。
ということで、真面目なハードボイルドファンの方、大目に見てくださいね。
でなかったらもっと面白い本をご紹介くださいー。ちょっと違う?

さて、ハードボイルドらしい作品ですが、お話をうかがってる限りでは、
いわゆる世間様的な「ハードボイルドのイメージ」がわかった方がいいんですよね?
だとするとまずやはり、レイモンド・チャンドラー、ダシール・ハメット、ロス・マクドナルド
という最初の御三家(らしいです)の作品をどれか1冊は読まれるのがいいかなと思います。
うーんと、私的には「長いお別れ」「マルタの鷹」「さむけ」あたり?
でも実はあんまりよく覚えてません。ごめんなさい。読んだのって高校とか大学あたりの頃
でした。大昔です(笑)。

これ以降のハードボイルドは、「いかにしてオリジナリティを出すか?」という問題が出てきて、
そう言う意味では「いかにも」なハードボイルドの形式はとれなくなってきていたのだと思います。
雰囲気はハードボイルドでも行動様式は違うとか、もっとソフトになってるとか、
頭脳担当と筋肉担当が分かれるとか(笑)、まあ、色々ですよね。

というわけで、基本を押さえてしまえば後はどうでもいいのかも、と思いますが、
それだけだとつまらないので(?)一応近年の作品を。

次の世代はロバート・B・パーカーやマイクル・Z・リューインになるのでしょう。
私は実はリューインの方が好きです。この人の作品はそのうちPBでも読んでみるつもりです。
あと、同じ頃にウィリアム・G・タプリーが書いていた弁護士コインのシリーズも同系列だと
思うのですが、世間様的にはカウントされていない模様(笑)。
パーカーだったら「初秋」、リューインはそうですね「沈黙のセールスマン」あたりかな。
タプリーは……絶版でしょうね。私も父もとってもはまってたのに(笑)。一応、あげて
おくと、「ウィーラーからの電話」あたり。全然確認してないですが、今も書いているのなら、
そのうち新作をPBで読んでみたいかも。

で、その後がコナリーやルヘインになるのかな。でも、読んでないです(汗)。
ここ何年かで「ハードボイルドだなー」と思った本でおすすめなのは、「匿名原稿」
(スティーヴン・グリーンリーフ)、「紙の迷宮」(デイヴィッド・リス)。あと、私に
とっては、内容はおいといて雰囲気については「死の蔵書」(ジョン・ダニング)も
ハードボイルド系でした(笑)。まあ、私はその程度の人です(爆)。
でもって私は実はハーラン・コーベンはハードボイルドにはカウントしていなかった
かも(笑)。何故かしら。

まだ他にもあるはずなんですが、今ちょっと本棚がすごい状況でこれ以上は掘れません
でした。ハードボイルド、そんなに系統的に読んできたわけじゃないので、嘘ついてたら
ごめんなさいー。あ、でも、ご紹介した本達はどれも面白いはずです。はい。

では、がんばってハードボイルドしてくださいねー。

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