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10460. 「容れものを変形させる」 そして 「まずはストックよりフロー」
お名前: 秋男
投稿日: 2004/2/25(13:16)
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トオルさん、酒井先生、こんにちはー。秋男です。
容れものを変形させる、ってことなんですねー。
なんていうか・・・
従来の英語勉強法は、日本語脳という容れものに、英語をストックしていくような方法であった。
で、酒井先生の言っておられるのは、英語のシャワーの圧力によって、その格納庫自体を変形させる、
つまり英語脳にしていく、ということなんですね。(と私が思っただけで、違うかも・・・)
英語のシャワーはなんでもいい。とにかく大量であればよい。
そして、まずはストックしようと思わないで、流れていってもいいから、とにかく、
格納庫の形を変えることを考えればよい。
(はじめからストックしようとすると、容れものの形を変えられない。)
むしろ、ストック(記憶)しないようにすることが、特に初めの段階では大事。
ただ、英語シャワーを、格納庫の壁に正しくヒットさせるように気をつけたほうがいい。
「辞書を引かない」「意味を類推しない」などは、そのための注意点。
でもまあ、シャワーの量を増やせば、おのずと正しくヒットさせることになる。
あんまり神経質にならず、量を増やすようにすることがポイント。
酒井先生は、いっぱい読めばストックが増えてあふれ出してくるとおっしゃってるが、
ほんとは、はじめの段階では、ストックは意識されてないのではないか。
「unlearn」というのは、この、「容れものの変形(英語脳の造成)」のことを
おっしゃっているのであらう。
英語のシャワーとしてはほんとは、考える余地のあまり無い「音」のほうが良いのだろう。
でも、やっぱり大人がやるとなると、意味がわからないものを大量にやるのはつらいことなので、
とっつきやすくて、とにかく大量にできる、「やさしい本」という導入を編み出されたのだろう。
「容れものの変形」は、痛みをともなう。ある意味、器質的な変化といえるかもしれないからだ。
自分の肉体自体を変えるようなところがある。
(日本人はこのへんの抵抗感は激しいかもしれないが、おっとこれは勇み足。)
「正しく」やっていれば必ず、こういった痛みや不気味さや気持ち悪さを経験する。
(いや、経験しない人もいるかもしれない。(どないやねん))
で、ストックは、その英語脳の変形の結果、あるいは、英語脳への変形の過程にちょっとずつ、
「英語脳へのストック」ってことで溜まっていくもので、その溜まり方は、だんだん加速して
いくものなのだろう。なんとなく自分でもそんな感じがしてる。
アウトプットは、自然にできてくるもので、むしろ、自然にできてくるのを待ったほうがいい。
ムリにすると、「日本語脳で英語を考える」ということに一気に逆戻りしてしまいやすい
性質を持つものだから。
はじめは、「Let's go!」なんかでいいから、自然に出て来るものを楽しむみたいな
感じがいいと思う。
・・・なんてことをつらつら考えてます。
失礼しました。
では〜♪
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