10万語達成しました!&英文法書Grammar in Useについて質問

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9519. 10万語達成しました!&英文法書Grammar in Useについて質問

お名前: takuzosan999
投稿日: 2009/10/11(18:43)

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9月25日に多読を始めて17日間、10万語を超えました!

今、とても感動しています!

元来、熱しやすく冷めやすいタイプなので三日坊主になることを心配していましたが、幸運にもまだ熱は続いています。

思っていた以上にPenguin Readersの本が面白くて、学習目的というよりも単純に読書として楽しんでいます。
この分だとまだまだ継続できそうなので嬉しいです。
はじめまして、の投稿でも書きましたが、やはり多読と出会えて良かったです。最高の出会いでした。

また、英文法の総復習を多読と平行してやり直すことにしました。
ただ、一つ質問があります。

ここの掲示板やネットを色々見た結果、CambridgeのGrammar in Useが良さそうだったので購入しました。
初級編、中級編と順にやる予定です。
しかし、購入の際、ボーっとしていたようで間違えて中級編はイギリス英語版を買ってしまいました。
米初級→米中級と進む予定でしたが、米初級→英中級となってしまいます。
添付されているCDの違い位しかわからないのですが、アメリカ英語版とイギリス英語版、実際にはどう違うのでしょうか?
すでにやった経験のある方がいれば、ぜひ教えて欲しいです。
何か大きな違いでもあるのならアメリカ英語版の中級編を改めて買うかもしれません。

と、後は10万語までやってみた感想と印象に残った本の感想を少し書こうかな、と思います。
初心者のくせにおこがましいかもしれませんが、これから始める、という方もいるかと思いますので、
何か少しでも参考になれば、と思います。

■多読の感想
多読を知って始めた当初に予想した通りの感想を抱きました。
これをやれば英語の基礎の基礎が頭に馴染むだろうことがよくわかりました。
YL1、2のどの本を読んでも基本的な表現・フレーズがあちこちで頻繁に出現することにとても驚きました。
考えてみれば語彙が制限された本なので当たり前なのでしょうが、自分としてはこの事実に驚きを感じました。
また、go、take、put、pull、make、turn、lookなどの基本動詞が至る所で様々な使いまわしで出現することにもビックリしました。

多読によってこういった基本的な表現、動詞の使い方などが頭の中に日常的に瞬時に使えるような形で叩き込まれていくのだろう、とその効果が実際に予想できました。

とはいえ、今のところはまだ成長の実感はほとんどありません。
でも、多読を続けていけば必ず慣れてくるのだろう、と希望は沸いています。

また、読書速度は今のところYL0からYL3の本、いずれでも大して変わらず、分速90語前後です。
どうしても瞬間的に文章を戻って読む癖が抜けず、また、何となく頭の片隅で訳しながら読んでしまっています。
それでも一部、スッと英語のまま把握できている箇所もあるので、まあ、これからかな、と思っています。
最終的に慣れてくれば自ずと戻り読みも減り、スッと読める範囲が増えていくのかな、と期待しています。
そうなれば速度も上がりそうです。

今後の予定はまだしばらくはYL1、YL2をメインに進めていこうと思います。
また、YL3も普通に読めたので時々YL3を入れつつ、YL4やYL5もどんなものかくらいはチェックしてみようと思います。

■10万語までに読んだ本の内訳
YL0〜1:9冊
YL1〜2:13冊
YL2〜3:10冊
YL3〜4:1冊
計:33冊
総語数:104,190語

■印象に残った本
◎[Kris Anderson] Wanted: Anna Marker (Penguin Readers - Level 2)
これまで読んだ本の中で一番面白かったです。グイグイ読ませてくれました。
設定や展開に疑問や強引な点はありますが、構成がよく出来てて最後までのめり込んで読めました。
純粋に探偵物の短編として良い作品だと思います。
ネタばれになるので書きませんが、ネックレスの受け渡し方法など、普通に驚きました。
お風呂で一気に読んだので、長い間湯船に浸かっていた影響でかなりのぼせましたが、読後は満足感で一杯でした。
この本はこれから多読を始める方にオススメです。

○[John Escott] Newspaper Chase (Penguin Readers - Easystarts)
記念すべき初多読本がこれでした。
単純で少ない登場人物、一本道のストーリーと、極めてシンプルな内容ですが面白く読めました。
主人公の泥棒は何となく憎めないキャラです。
偶然の出会いでしたが、初多読にはもってこいの本じゃないかと思います。

○[Mark Twain] The Adventures of Tom Sawyer (Penguin Readers - Level 1)
○[Liz Austin] Robin Hood (Penguin Readers - Level 2)
どちらも古典的な作品だと思いますが、実は名前しか知りませんでした、ということに気付いた作品です。
意外と古典的なものって知らないものなんだなぁ、と思いました。
面白さはどちらも普通でしたが、古典を読むのも良いな、と思いました。
ただ、Robin Hoodの最後はちょっと不満の残る終わり方でした。

○[John Escott] Lost in New York (Penguin Readers - Level 1)
これは特別面白くはなかったのですが、変にのめり込んで読んでしまった作品です。
話は主人公がニューヨークで迷子になってしまい、変な連中にからまれ、あれこれアクシデントがある、
という単純な内容ですが、主人公のあまりにも情けない姿に「おいおい」と何度も突っ込みを入れてしまいました。
こんなに情けない主人公の物語は生まれて初めて読んだ気がします。また、最後のオチも呆れました。
最後まで読ませてくれるグイグイ感はあります。

×[Paul Stewart] Brown Eyes (Penguin Readers - Level 1)
これは読んで後悔した本です。あまりに後味の悪い後半の展開に気分が悪くなりました。
それに、こんな本を子供が読むの? という驚きもありました。
外国の方はこういう本を子供の頃から読むのだろうか? と変に気になりました。
ちなみに私にとってこの本は、こういう嫌らしい殺人の本がPenguin Readersの中にもある、
ということを教えてくれた意味では価値がありました。
それまでは片っ端から適当に読んでいこう、というスタンスだったのですが、
この本以降は本のレビューをネットでちゃんとチェックしてから選ぶようになりました。
ハッピーエンド以外を望まない方には正直、この本はオススメしません。

■図書館利用
途中から図書館を利用し始めました。
幸運にも近隣の市の図書館にPenguin ReadersとCambridge Readersがそれなりの数揃っていたので助かりました。
多読を始めてから思いましたが、100万語、200万語読もうと思ったらかなりお金が掛かりますよね。
これから多読を始める方もできるだけ開始初期の頃から図書館などをチェックしてみた方がいい気がしました。
とはいっても、図書館の蔵書は数も限られてるし、意外と誰かが借りてて自由に読めないので、
結局は買う数も膨大になりそうですが……。

以上。

凄く長く書いてしまいましたが、これも多読との出会いに感動して、かつ10万語達成の喜びに沸いている故だと
ご容赦してもらえると幸いです。こんなに大量の英文を短期間で読んだのは生まれて初めてだと思います。

これからもまた掲示板に書き込んでいこうと思いますので宜しくお願いします。


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