[掲示板: ゼロからスタート!まずは10万語! -- 最新メッセージID: 10127 // 時刻: 2024/11/23(14:01)]
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チクワさん、こんにちは。
とあんさん、レスお借りします。
〉〉「戻って確認」ということは、前のページとか前の文章を確認することですか?だったらそれは「返り読み」ではありません。英文和訳のように関係代名詞や前置詞が出てくると、それを後ろから訳したり読んだりするのを「返り読み」といいます。「○○that××」を「××するところの○○」と読むようなやり方です。
〉〉でも「返り読み」を単に前に戻って読むことだと思っている人はよくいます。「前に戻っちゃダメだ」と思ってそれがストレスになって読みにくく思う人もいますので、「ひっくり返し読み」とか、呼び方を変えたほうがいいんじゃないかと思うんですが…。
〉そうですねー。わたしもかねがね別々の呼称がほしいなー、と思っていました。
〉「ひっくり返し読み」、なかなかいいかも。
わーい、賛同者が現れた。
〉呼称として定着をねらわなければ、
〉すなわちそのときそのときに区別がわかりさえすれば良いのなら、自分の書き込みには
〉「文法分析返り読み」、「内容確認戻り読み」とか書こうかなー、と思っていました。
〉(↑クドイですね。)
クドイけど明確ですね。
〉わたしは今現在「内容確認戻り読み」を解禁にしています。
〉(「浮きやすい」人が調子のあがらないときは、解禁せざるを得ない)
〉そうするようになったらあらためて、わからなかったことは先に行ってわかることが結構ある
〉と、再認識できました。
〉あれ、もう一回別の言い方、描写で語ってるわー、前にすすめばわかったなー、とか。
〉「内容確認戻り読み」を否定している方も、もしかすると結構いらっしゃるかもしれません。
〉(結構/ちらほら・・・どっちかなー)
〉わたしも調子が出たらまた、やめてみたいです。とにかく前へ。前へ。
〉(浮き癖が直るチャンスがあるかどうか確認するため・・・う、無理かも〜)
〉「内容確認戻り読み」を肯定するか、否定するかはその人しだい、
〉その時しだい、読んでいる作品のスピード感しだい、でOKかなー、と思います。
〉あ、でも全面否定はやっぱり難しいわ(私には)・・・
〉「あれ、このひと誰?」っていうときで、その人がストーリーの要をになうひとなら
〉確認したいですもんね。実際やっています。
〉もっとひどいときなんか「あれ、ここ(場面)はどこ?」だったり・・・
〉それでもそのお話が楽しければ読み続ける!わけで。
〉おっと、2種類の「返り読み」を区別したいな〜、という話でした。
〉また、その区別がわからずお悩みの方にお返事するなら
〉ちゃんと区別しながら、お返事を書こうと思います。
「内容確認」で戻ることはぜんっぜん悪くないと思うんですよ。あるとすればレベルが高すぎるとか合わない本を無理して読んでいるとかで、投げたほうがいいかもしれませんが。でも日本語の本を読んでいるときも「これなんだっけ」って内容確認のために戻ることもありますよね。だから絶対前に戻っちゃいけない、なんて読書としては過酷な枷だと思います。SSSにふさわしくないような気がするんですけど。
でも「ひっくり返し読み」(「文法分析返り読み」)は絶対!してはいけないと思います。最初のうちは仕方がありませんが、ひっくり返して文法解釈をしたくなったら意識的に避けるべきです。そしてひっくり返さなくてもわかるレベルの本をたくさん読んで「語順の通りに読む」習慣を身に付けないといけません。
この「語順どおりに読む」というのはとっても大切なことです。これができなければ、いつまでたっても学校英語の「英文和訳調」の読み方しかできません。
私がけっこう長くてこずったのは、関係代名詞よりも前置詞でした。「快読100万語!」には「before」は「…の前に」ではない、と書いてあったのですが、どうしても後ろから前へ戻らないと意味がつかめないことが多かったんです。
今読み始めた本がちょっと難しくて一文がかなり長いんです。そんな時、ひっくり返して考えてたらそれこそパズルのような、迷宮に迷い込んだみたいになってしまうので、「語順のまま理解する」のがどれだけ大切かヒシヒシ感じています。そしてそのためには「英文和訳」のように日本語を引きずっていてはダメで、日本語はスッパリ忘れて「英語のまま」わかるようにならなくてはいけません。ですから前置詞が出てきても関係代名詞が出てきても絶対戻らないように気をつけています。「ひっくり返したらもっとわからなくなるぞ」と思いながら前へ進んでます。でも難しいので内容確認のためによく戻ります。やっぱり難しいから投げたほうがいいのかな、という気もするんですが。
でも語順のまま、英語のままわかるなら、内容確認をするため前の文や前のページに戻るのは全くかまわないと思います。
ですから「内容確認」と「文法解釈」の返り読みは全く別物です。
この二つがはっきり区別するような用語があったほうが言いいと思います。
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