[掲示板: ゼロからスタート!まずは10万語! -- 最新メッセージID: 10127 // 時刻: 2024/11/24(02:00)]
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もるさん、初めまして。 sakigoroと申します。
〉しかし、カメの助さんに対する皆さんの回答をみると
〉そんなに甘いものではない!!のですね・・。
〉それでも私は多読を続けています。大大大先輩方が言うことに
〉反していますが、受験英語ではなくて、本当の英語を身に付けたいからです。
〉ちなみに、6月の中旬くらいから初めて現在94万語くらいになりました。
〉まだまだLEVEL3くらいですけど、以前よりも模試の長文が
〉読みやすくなったと思っています。それに、単語の真の意味や
〉いろんな言い方も少しはわかりました(多分・・・です)
もう皆さんが書いている通り、受験で時間が限られている場合、
多読主体で望むのはリスクがおおきいです。
へたをすると一生を左右しかねないことに、軽々しくアドバイスなんか
できません。
でも、もるさんの覚悟のほどをきいて、私の経験でも参考になるかなと
思って書いてみます。
〉それに、私の志望校の試験は、ほとんど長文なんです。
〉赤本にも(勉強法として)たくさんの英語を読むと書いてあったくらいです。
ひょっとして志望校は上智大学ですか?
ここの外国語学部の英語は、とにかく長文が多い。
難解で凝った構文の英語ではなく、わりと素直な英文だけど、とにかく量が多く、
英語をそのまま理解できないと時間内に回答するのが困難なのが特徴です。
量が多いかわりに、英文和訳も和文英訳もありません。
(私が受験したときは、大設問9題のうち、長文が8問でした。)
それと、ところどころに大学受験の範囲を超える単語がわざと使われてます。
そんなに難しい単語ではないのだけど、使われはじめたのが新しくて、通常の
受験用単語集には絶対にのってないような単語がでてきたりします。
これは、文脈の中で意味を類推する力を受験生に期待しているのだと思います。
大学に入ってから英語の先生にきいてみたところ、英語を実用的に読める力を
受験生に求めて、こんな試験の内容にしているといわれたことがあります。
もっとも、私が受験したのは、30年近く前なので、今の試験の内容とは違っているかも
しれません。 その場合はすみません。 また、もるさんの志望校の試験内容と
違っていた場合は、割り引いてきいてください。
〉前置きが長くなりましたが、私は「志望校の試験対策に英語に
〉たくさん触れる必要がある(長文が多い)のならば、多読を
〉やってもいいのでは」と考えています。つまり、長文の勉強として
〉多読を取り入れる。LEVEL0の本でも、1日1冊読んでいけば
〉力はつくと思います。LV0でも、わからなくて飛ばしたところが
〉けっこうありましたし(汗)
先のような試験の内容なので、私の受験対策は徹底的な多読でした。
(正確にいうと、上智を受けるつもりではなく、ただ参考書や問題集を
やる気がおこらず、多読ばっかりやってたら、結果的にここの試験内容と
相性がよかったというのが事実ですが。)
ただし、私が多読に使ったのは、酒井先生も触れておられる、
アトム英文双書です。 図書館の本棚にあったのを3段分くらい読みました。
これは、見開きページの左側が本文、右側に難しそうな単語やイディオム、
文法的な説明が書いてあって、辞書や参考書で調べたりしなくても、
この本だけで効率良く多読ができるように工夫してある教材です。
GRのやさしいレベルをSSS式の多読でやっていくほうが、真の実力養成には
絶対に効果があるとは思いますが、大学受験レベルの英文をまがりなりにも
わかるようになるには時間がかかりすぎます。
すこしずるして、アトム英文双書も多読の素材に混ぜることをおすすめします。
これも、たしか大きく三つくらいのレベルわけがしてあって、やさしいのは
中学生でも読めるレベルだったと記憶してます。
(私が最初に読んだのは「親指トム」で中学生用のレベルでした。)
難しいのは、ナサニエル・ホーソンみたいにむやみに難しく、今の受験レベルでは
必要のないようなものもあるので、気をつけて選んでください。
辞書をひかないで単語をおぼえていくのは理想的ですが、時間がかかります。
だったら、必要悪の辞書をひくための時間や、調べものをするための時間が
短くてすむアトム英文双書は受験対策にはとてもむいていると思います。
(もっとも、私の場合は読むほうがおもしろて、右側の説明はほとんど
読まないSSS式の多読でしたけど。 アトム英文双書でもわからないところを
しらみつぶしにするんじゃなくて、意味がおよそわかればいいくらいの
気持ちで読んでいくことをおすすめします。)
後、受験ドーピングで効果があるのが、例文の暗記です。
私は多読を始める前に、大学用基本例文集という、1700くらい例文の入っている
ポケットブックのようなのをいつも持ち歩いて、和訳から英訳ができるよう
反訳してました。 反訳は口頭でいうだけで、筆記はしません。時間がもったいないから。
英語のチャンクが記憶されてくると、読む速度も上がってきます。
よかったら試してみてください。
〉長くなってしまってすみません。ここまで読んでくださって
〉ありがとうございました。最後に、月並みですが、
〉「受験、お互いにがんばっていきましょう!」
役にたつアドバイスだったかどうか、不安ですが、受験、がんばってくださいね。
私はこんな風な受験対策だったおかげで、気がついたら英語で読書をすることが
楽しくなっていました。
SSS的にはちょっとずるかもしれませんけど、大学にはいったら、思いっきり
好きなように読書は楽しめるのだから、あるていど、フレキシブルに対応
したほうがいいように思いますよ。
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