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お名前: yoshik-y
投稿日: 2003/5/17(09:08)
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どうも。
辞書も使い方次第でしょう。多分殆どの人が良くないと考えるのは次のような使い方です。
1)分からない単語の意味を英和辞典で調べる。
2)もっともらしい日本語の意味を見つけてその日本語の単語を並べる。
3)得られた日本語の単語を並べ替えて、文章を作ろうとする。英文法の知識を使うと言いながら、実際は殆ど使えていない。
4)出来あがった意味不明の日本語の文章を、まとも(そう)な日本語に直す。
5)完璧。
これを繰り返すと、4)のおかげで日本語の勉強になります(笑)。たとえ英英辞典を使っていても、次のようだと同じ事です。
1)分からない単語の意味を英英辞典で調べる。ちなみにその他の分かる単語とは、直接日本語の単語に直せる単語である。
2)そのままで日本語に直せるやさしい英単語に変換出来たので、その単語を日本語に訳す。すべて日本語の単語になったので頭の中で並べる。
3)得られた日本語の単語を並べ替えて、文章を作ろうとする。英文法の知識を使うと言いながら、後ろから訳すための関係代名詞などがちょっとわかるくらい。
4)出来あがった意味不明の日本語の文章を、まとも(そう)な日本語に直す。
5)完璧。
これほどひどくなくても、しょっちゅう辞書を引いて英語を英語のまま楽しめなくなってはNGということでしょう。国語辞典を引くのと同じような感覚で英英辞典が引けるなら、何の問題もないと思います。しかも辞書を読んでいて楽しければなおさら。
よく、辞書を全否定する人がいて、「だって日本語の本を読むときに国語の辞書なんて使わないでしょう。」なんて言いますが、僕に言わせればそういう人は辞書の使い方を知らない可愛そうな人です。たぶん、学校の授業でいやいや辞書を使ったことしかないのでしょう。
小さい頃から本が好きな人は、誰でもこんな経験をしています−小学生なのに、ちょっと背伸びをして、大人向けの本を読んでみる。結構分かっておもしろい。でもちょっと難しい言葉があって分からない。仕方ないので、父の辞書を内緒で借りて読んでみて、何となく分かった−…そうして僕はせがんで辞書を買ってもらいました。ちょっと難しい辞書でしたが。たぶん、父としてはせっかくだからちゃんとしたものを、と思ったんでしょう。その辞書は今でも本棚にあるたくさんの宝物のうちの大事な一冊です(ぼろぼろですけどね)。
僕は今英英辞典を何冊か持っていますが、まだ宝物にはなっていません。国語辞典のようには使えないからです。そのうち宝物にすることが出来るでしょう。
読書は自分の世界を広げてくれますが、辞書はそれを助けてくれます。使わなければもったいないです。問題はうまく使うことです。そう、読書を楽しむために使えば(訳のでっち上げのためにじゃなくて)。
けんたさんのように、すでに英英辞典を宝物に出来ている人はとてもうらやましいです。
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