Re: はじめまして(長文)

[掲示板: ゼロからスタート!まずは10万語! -- 最新メッセージID: 10113 // 時刻: 2024/7/17(15:11)]

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[喜] 3445. Re: はじめまして(長文)

お名前: まりあ@SSS
投稿日: 2003/4/13(14:40)

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昼寝熊さん、今日は。 まりあです。

〉皆様よろしくお願いいたします。

   昨日酒井先生講演会の後お話ししたのは昼寝熊さんですよね?
HNから想像するイメージとはとはかけ離れた素敵な方でしたが、
そのときのお話の内容と、この書き込みを読み合わせると、どうしても
昨日お話ししたのは昼寝くまさんに違いない!  ちなみに私は子ども
達から昼ね昼寝豚→ねぶった(寝仏陀)と呼ばれております。

〉昨年の春ぐらいから多読をしています。きっかけは、Big Fat Catでした。その後こちらのページをちょくちょく拝読させていただき、多読の参考にさせていただいています。

〉私はもうすぐ40歳という歳ですが。英語を始めるきっかけは、3年ほど前、ある
哲学の専門書の原書を読んでみようと試みたことでした。もともと英語の不得意な私は、すぐ挫折しました。原書を眺めている時間より、辞書を眺める時間のほうが長いのです。

   普通日本人が英語の本を読もうとするとそうなるでしょう。

〉「こりゃー、まずは英語力をつけなければ!!」と思い、NHKのラジオ講座をやったり、某大手英会話スクールに通ったり、音読を毎日やったり、英英辞典を持ち歩いて書き取ったり、様々なことをやりました。これらは無駄なことではなかったと思いますが、目的に対してストレートではなかったと思います。その点、多読はストレートでした。そして、もともと読書は好きなので、長続きします。

   同じ英語でも聞く話すと読み書きは少し違って、読めるようになりたい
場合は、たくさん読むしかなく、会話学校だと無駄が多くなりますね。

〉冊数を数えてみますと、完読したものは140冊程度のようです。リストアップしてみましてわかったのですが、比較的簡単なものを沢山読んでいます。語数はたいしたことないと思います。

   Fantastic Mr Foxなどはそんなに簡単ではないと思います。
読んだ本のリストから推測すると、GRのレベル3は十分楽しめそうですし、
レベル4でも大丈夫でしょう。児童書ならばレベル4のものに進まれると、
楽しく続けられるのではないでしょうか? 

〉読む速度はわかりません。読書は通勤電車の中がほとんどなので。でも、あまりはやくないと思います。

   自分が読むのが遅いため、読速についてはそんなに早くなくても
いいのでは?という立場です。80w/m以下だとレベルを下げた方がいいと
思いますし、150w/mを越えられるならレベルを上げた方が良いと思い
ますが、児童書などは100〜120w/mでも十分楽しんで読むことは出来ると
思います。 PBになると10万語を超えるため1週間で読み終えようと
思うと1日15,000語程度進まないとなりません。毎日3時間も読書に
当てられるならばともかく、1時間で10,000万語読めるようになりたい
ですね。そのためには180w/m必要です。
   ですからPBを読むためには180w/mの読速が目標ですが、
沢山読んでいればレベルも読速も付いてきますから、今そこまで
いっていなくても焦らず、楽しんでたくさん読んで下さい。いずれ
PBを読めるレベルになったとき、読速もそれに必要な速度になっている
のではないかと思います。すごく遅かった私も最近少し早くなっている
のを感じます。
 

〉今後はせめて語数だけでも、数えていきたいと思います。まあ、今までのをチャラにして0からスタートということで。

   チャラはもったいないですね(T_T;)ざっとみて50万語はあると思います
から、それに加えて行かれてはどうでしょう。

〉最近は、Magic Tree House をおもに読んでいました。大変面白かったのですが、この本はアメリカの7〜8歳の子供向けの本だと思うと少し悲しい感じもします。あー、俺の英語脳は7歳児かと。

   人生経験も英語力です。子どもの本も大人が読めば、単にストーリーを
追うだけでなく、作者の人生観、哲学、後世に伝えたいことなどを読みとれます
からネイティブの7歳児以上に読みとっている部分があるはずです。MTHは
知識を増やそうという側面が強いので、今度は子どもの悩みなど精神的な面を
主題にした児童書に進まれてはどうでしょう。今掲示板で話題のLouis Sacharの
There's a Boy in the Girls' Bathroom
Someday Angeline
Dog's Don't Tell Jokes とか、Andrew Clementsの
Frindle など大人にも読み応えのある作品です。昨日読んだ
How to Be Cool in the Third Grade も面白かったなぁ..
以上の作品は心理学専攻の人には興味深いとして、哲学とはちょっとずれて
いますが、MTHよりは哲学寄りではないかな? 京都より大阪の方が東京に
近いという程度ですが...
The Killer's Cousinやbrothers だと名古屋位になるかも...
すみません書評が消えているみたいなんです。アマゾンのレビューはあります。
レベル5位です)

〉あと、英会話スクールには相変わらず通っているのですが、会話力はあまりアップしていないようです。
〉中学レベルの文法の誤り(可算名詞かどうかとか、aかtheかとか、不規則動詞の変化とか・・・の誤り)をやっては直されること繰り返して、スクールが位置づけているレベルがあまりあがっていません。

  アジア人同士だとお互いの母語に、単数複数、冠詞の概念がないため、
そういう文法事項を間違えたまま、お互い理解できます。イタリア人の
メールフレンドはI buyed CDs yesterday.なんて間違えます。イタリア語にも
不規則動詞はあるそうですが、buyに当たるものが規則動詞なので、そういう
英語で不規則動詞でもイタリア語で規則動詞の単語をよく間違えるそうです。
会話では細かいことを気にするよりも、楽しく受け答えすることを重視する
方が良いように感じます。

〉やっぱ、英語は若いうちにやっておくべきだったと時々悔やんでいます。

  サイエンス系は専門用語さえ覚えれば、すぐ読めるようですが、
哲学は言葉をしっかり捉えられないと難しそうですね。理系の人より
たくさん読む必要があるとは思いますが、もともと哲学がお好きな方なら
難しい本でも読みこなす力があると思いますので、続けていればいつか
きっと読めるようになると思います。

Happy Reading!


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