Re: Alcのペーパーバックマラソン

涼香さん、がんばっていますね。
そのがんばりに水を差してはいけないと思いつつ、こんなこともあるんだと聞いて下さい。
と言うのも昨日、友人と同じマラソンの話がでて、そして今日ここを開いてみたら涼香さんの書き込みがあったので、どうしても返事が書きたくなってしまいました。
わたしは実は一昨年、ペーパーバックマラソンを受講し、三ヶ月ほどで見事に挫折してしまったんです……。（友人も、英検准一級なのに挫折組です）
当時Ｗ大の社会人入試を目指していて、その助けになればと始めたのですが……高い月謝でした…………。ロアルド・ダールのＢＯＹくらいまでは、楽しく読めていたのですが、あとはもう、お手上げ状態でした。
今考えてみれば、私の当時の英語力では当たり前のことでした。それに受験勉強の長文読解のつもりでペーパーバックを読んでいたら、続かないのは当然かも。
入試にはなんとか滑り込めたのですが、わけの分からない難しい英文ばかりの勉強にすっかり英語アレルギーになってしまって、もう、見るのもイヤ！という状態になってしまったのですが、この一月に大学の生協で酒井先生の本に出会って、ようやく息を吹き返しました。
今２０万語目前ですが、この頃ようやく、いい加減読みが本来の読書の楽しみ方なんだ、英語だって、楽しまなければ続くわけがない、などという当たり前のことがわかってきました。考えてみたら今まで、〈英語のお勉強〉しかやってこなかったのでした。
この多読をウン十年前の高校生くらいの時にしていたら、英語の読書の楽しさを体で知っていたらなどと、日本の語学教育は根本が間違っている、とＯｌｄ現役大学生としてもしきりに思う日々です。

涼香さん、あなたはラッキーですね。マラソンとこの１００万語の両方を同時に知っているのですものね。
マラソンは急坂ですけれど、疲れたら１００万語でＨａｐｐｙＲｅａｄｉｎｇができますもの。
私も、とりあえず３０万語をめざします。
お互いに、がんばりましょう。

　　　　　　　　はっぴい、はっぴい、りーでぃんぐ！