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2146. Re: 「英語ができない」って、どういうことでしょう?
お名前: 杏樹
投稿日: 2002/11/28(11:48)
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私は高校時代「英語はキライじゃないけどできない」でした。
中学まではできてたんです。
じゃあ「できない」ってどういうことか、と言うと、とにかく「わからない」んです。
リーダーの教科書を読んでも意味がわからない。英単語の組み合わせがパズルのようで、関係代名詞なんか出てくるとどこがどうつながってるのか大混乱。日本語と語順が違う部分を返り読みしたりして意味を取ろうとすると迷路に入り込む。
グラマーは暗記することばかりで全然頭に入らない。この前置詞はこの意味の時に使い、別の意味の時はあの前置詞を使い…なんて覚えられません。
それと単語を覚えるのが難しい。つづりを正確に覚えるのも難しい。
去年から今年にかけて英検を受けてみたのですが、その時一応問題集をやってみました。「天然」で解ける問題はいいのですが、わからない所は覚えられなくてそのまま試験に臨みました解説がややこしくて、一応ちゃんと読めば理解できるんですが、「覚えられない」んです。
「快読100万語!」の第15講「語順の常識を捨てる」を読むと「英語ができない」理由がわかると思います。主節とか、従属節とか、そんなことを考えながら勉強するからますますわからなくなるんです。
結局英語を「勉強」だと思うからいけないんです。どこかで見ましたけど、多くの人は語学は「できる人」と「できない人」の二通りしかないと思っているということです。しかし英語は「コミュニケーションの道具」なんです。簡単な言葉でもある程度意思の疎通をはかることはできるし、GRみたいな簡単な本なら読書もできる。しかし多くの人は英語を「マスター」しないと使えないと思っています。「マスター」できてないから「英語ができない」と思ってしまう。教科書に書いてある説明が完璧に理解できない、覚えられないから「英語ができない」と思ってしまう。
簡単な本を読むことができる、あいさつ程度のコミュケーションが取れる、これを「英語ができる」ことだと認識すれば、「やってみよう」と思う人が増えて「英語ができない」という人を減らすことができるのではないでしょうか。
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