固有名詞と数字の読み方(かなり長文)

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1962. 固有名詞と数字の読み方(かなり長文)

お名前: 杏樹
投稿日: 2002/11/13(22:57)

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現在3万語超えました。Aセットの300語のPRSを読み終わりました。

同じような疑問をもっている人がいたので、固有名詞や数字の読み方はちょうど悩んでいたことなので、過去ログを探してみました。そうしたら色々面白い意見が載っていて参考になりました。これからは固有名詞はテキトーに読んでおきます。
私はいろいろな国の言葉に興味があるのですが、ヨーロッパでは同じ名前がそれぞれの国によって全く違う読み方になるのが大変面白いと思います。英語以外のヨーロッパ語はほとんどつづりを見れば発音できるようになっているので、その規則に従って読むと全く番う発音になることもあり、また本当に違う名前になったり色々です。

例えば
Catherineは英語では「キャサリン」ですが、フランス語では「カトゥリーヌ」
フランス語は以後の「th」の音がなく、Hの音を読まないのと、「e」があいまいな「ウ」に近い音だからです。
ドイツ語では語尾が少しが変わって「カタリーナ」になります。

Richardは英語では「リチャード」ですが、フランス語は「リシャール」。
フランス語の「ch」は「シュ」に近い音なのと、語尾の子音は読まないからです。
ドイツ語では「リヒャルト」。「ch」の音と「d」の音の違いです。
スペイン語では「リカルド」。「h」の音は読まないで飛ばして「ca」になり、「r」は巻き舌になります。
だいたい単独の「r」の音はカタカナで表すのに英語の場合は長音「ー」で表記されますが、他の国は「ル」という音をはめることが多いです。

「John」(英:ジョン)、「Jean」(仏:ジャン)、「Johan」(独:ヨハン)、「Giovanni」(伊:ジョバンニ)、「Juan」(西:ホアン)
これはみな洗礼者として有名な「ヨハネ」。

「メアリーMary」はごく普通の名前ですが、フランス語の「Mary」、独伊西では「Maria」…つまり聖母マリアなんですね。

だから「このつづりは絶対こう読まなくてはならない」ということはないんですね。でも英語の発音は無法地帯のようで、決まりがなさすぎて読みにくいのは確か。
特に「A」は「エイ」なのか「ア」なのか、「I」は「アイ」なのか「イ」なのかがよく悩むところです。

でも悩みが残るのは数字です。
私の場合は全く「換算」ということは考えていませんでした。しかし問題は「読み方」です。年号なら二桁ずつ区切って読む、という知識はありますが、「1925」という年号が出てきた場合、「えーっと、まず19だからナインティーン、25だからトゥウェンティファイブ…」ということになります。だからスラスラ読もうと思って「せんきゅうひゃくにじゅうご」と読んで進んでは…いけませんか?
「The Gift of the Magi」に「$1.87」と出てきた時は最初どう読んでいいかわからず「いってんはちななドル」と読んでそのまま進みました。$12,000,000なんて考えてもわからないので「せんにひゃくまんドル」のまま進みました。

ついでにもうひとつ疑問です。
一応「読んだ後辞書をひくのは必ずしも禁止ではない」ということですよね。私は読み終わったあとどうしてもわからない言葉が残ると気になって辞書をひかずにはいられません。もともと多読を始める前、「デイリーコンサイス英和辞典」を買ったことで、持ち運びも便利でページが少ないせいか目的の単語も探しやすく、そのおかげで英語の本を数冊読むことができました。
ひとつの単語のおかげでわからなかったことがぱっとわかって読み進めることができた、という経験があるのでわからないままにしておくより辞書をひいてわかりたい、と思ってしまうのです。ついでに、以前から中国語をずっとやっていることもあって辞書には慣れており辞書をひくのが苦痛ではありません。
「The Gift of the Magi」の中の「Troubadour」は読み方もわからずすっきりしないまま読み終わりましたが、終わってから辞書をひいてみました。そうしたらフランス語読みをすればすぐわかる言葉でした。
今のところわからない言葉はあまりないので、読み終わってから確認する、程度で済んでいますが、これから語数が増えてわからない言葉がもっと出てきて「辞書さえひけばすぐわかるのに」と思うようになるのがコワイです。


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