幻の講演料について

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[電球] 7279. 幻の講演料について

お名前: 酒井@快読100万語!
投稿日: 2005/7/9(03:33)

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みなさん、こんばんは!

どこに書いていいかわからなかったので、ここに・・・

先日あるオフ会で、みなさんがぼくは講演料をもらっていると
思っていらっしゃることがわかりました。

考えてみればそう思われるのは当然なのですが、普段もらったことの
ないぼくはびっくりして、実情を説明したのでした。

ほかにも「酒井さんはあちこちで講演して、当然講演料は
もらっているだろう」と思っている方は多いと思うので、
そして、そう思っている人が多いと、いろいろ問題が生じるので、
ここで説明をしておきたいと思います。(どういう問題かは、
あとで説明します。)

ぼくが書店などで一版の人を対象に講演する場合、ほとんど
講演料はもらっていません。ただ1回の例外はちょうど2年くらい
前の池袋ジュンク堂の講演で、2万円もらいました。それ以外、
マシな方ではたしか船橋だったかな、交通費として3000円もらったな。
それから日本橋丸善ではハヤシライスのルーの缶詰を二つもらった。
そんなもんです。それ以外はどこからも、書店からも、出版社からも、
SEGからも、SSSからも講演料はもらっていません。
(SSSは、当然かな、ぼくは顧問なのだから)

そもそも多読はみなさんのボランティアで成り立っているのが
基本で、多読で収入があるのは、出版社(これがいちばんもうかって
いる!)、書店、SEG、ぶひままんブックショップ(まりあさんの労力、
時間、気苦労を考えると赤字だと思いますが)ぐらいなものでしょう。
それ以外の人々は全員無報酬です。

あ、まちがい! 多読関連の本を書いている人たちも多少とはいえ、
「多読で収入がある」人たちですね、ぼくも含めて。

でも、とにかく膨大な量の「善意」でできているのだと思います、
多読の活動は。

で、それがどうしていま問題になるのか、ですが・・・

最初から多読体験者のみなさんには講演の一部を担当して
いただいていましたが、アルク・セミナー以来、ぼくの講演では
もっとタドキストの体験談を入れることにしました。

たとえば福岡では独眼龍さんに司会をしていただいて、かなりの時間、
福岡と大分のタドキストのみなさんに話をしていただきました。

だから当然せめて独眼龍さんにはお礼をすべきなのですが・・・

なにしろ、丸善からも、お膳立てをしてくれたOxford University
Pressからも講演料はもらっていないので、お礼ができないのです!

残念ながら、まだ多読の活動と、出版社、書店などとの
力関係はそういうものなのです。まだまだ多読を「紹介して
やっている」であって、「酒井さん、どうか講演をしてください、
講演料を出しますから」という具合にはなっていない・・・

いつか力関係が変わるかもしれませんが、それを待っているわけには
いかないので、ぼくも、講演に関しては無料でかまいません。
もしみなさんが酒井を呼んだら多読をはじめる人がいるかもしれないと
思われれば、どこでも行きます。(いつでもというわけには、
大学のことや、体力のことがあるので、言えない・・・)

講演会費1000円くらい集めればぼくの交通費(and宿泊費?)を
まかなえそうだったら、ぜひぜひ声をかけてください。

ちょっと話がずれてきた? おやすみなさい・・・


▼返答


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