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お名前: ぷーさん http://pooh-b.sakura.ne.jp/
投稿日: 2005/5/3(20:45)
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今回は、スペシャル例会にアトムさん、第39回例会にさんぽさんをゲストと
してお迎えしました。
アトムさん、さんぽさん、遠いところを来てくださって
ありがとうございました!
・4月24日スペシャル例会 出席者9名(ゲスト1名 子供さん2名)
・4月26日例会 出席者6名(ゲスト1名)
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★本の紹介★
■The Happy Hocky Family Moves to the Country! / Lane Smith
第38回絵本の会で報告されていた、”The Happy Hocky Family”の10年ぶり
の続編です。
今回Hocky家は、田舎に引っ越しました。
Hocky家は田舎でうまくやっていけるでしょうか?
前作より毒が抜けたような気がしますが、読めばやはり「ふふふ」と含み笑
いすることでしょう。
大人のほうが楽しんで読めること間違いなし。(アトム)
■Granpa's Town / のむらたかあき作 Mayer Stinchecum訳
原題「おじいちゃんのまち」。
これは「バイリンガル絵本」。
(きっとそうだろう、と意見がまとまりました)
この本は、左ページに絵、右ページには日本語が左上、英語が右下に分かれ
て書かれています。
おじいちゃんは別の町で一人暮らし。
一緒に住もうと言ってもそれを断り、この町に住み続けるおじいちゃん。
その理由がおじいちゃんと一緒にお風呂屋さんにいくことで、なんとなくわ
かるというお話です。
その理由、読者が日本人で、日本語で書かれているとニュアンスがわかるけ
れど、英語にしてしまうとそこまで伝わるかな・・・?(アトム)
■Halloween ABC / Eve Merrian文 Lane Smith絵
詩です。恐ろしいABCの本です。幼い子供がこれで文字を覚えるとは思えま
せん。
「がいこつ」「悪夢」とかそんなのばかり。
詩の内容もおどろおどろしいです。
Aは「apple」ですが、詩の最後は「食べたら死ぬよ」っていうんですよ。
ひゃー!(アトム)
■You Can't Take a Balloon into the Metropolitan Museum /
Jacqueline Weitzman, Illustrated by Robin Preiss Glasser(書評あり)
おばあちゃんと女の子はメトロポリタン美術館にやってきました。
でも、ふうせんは美術館に持って入れません。
警備員のおじさんが預かってくれたのですが...。
文字なし絵本です。ペンで描かれた絵にスポットライトが当たったように色
が挿してあります。
静かな美術館の中と騒動が起こっている街が対比されておもしろいです。
(Kaako)
■Over and Over / Charlotte Zolotow, Pictures by Garth Williams
ちいさな女の子がおりました。
まだとてもちいさいので毎年めぐる“時”を理解できないのです。
そして、ママに聞くのです。「次はなあに?」
「クリスマスの次はヴァレンタインよ。」とママはこたえます。
「次は?」と女の子、そしてママはこたえます。
大人にとっては毎年くりかえされる“時”。
ちいさなこどもたちには初めての事のようにたのしい“時”なのでしょうね。
(Kaako)
■Pish, Posh, Said Hieronymus Bosch / Nancy Willard
Illustrated by the Dillons
15世紀のオランダの画家ヒエロニムス・ボスと彼の描いた変な生き物が登場
する絵本です。
ボス家の家政婦は、困っています。絵に没頭している画家の世話をするばか
りでなく、彼の家にいる変な生き物の世話までしなければならないからです。
しかもやつらは邪魔ばかりするのです。画家に現状を訴えてもはかばかしい
返事はかえってこず、「もううんざり」と実家に帰ってしまいます…。
本文は詩で、語彙は難しいですが、絵を見ればじゅうぶんわかります。絵は、
ボスの描いた奇妙なものたちよりもっと色彩も豊かで明るく楽しい感じですが、
これはあくまでもボスの絵との比較。ボスに対する新しい知見が得られるとい
うより、妙な着想を楽しむ本だと思います。(オシツオサレツ)
■Beatrix Potter The Complete Tales / Beatrix Potter (書評あり)
ピーターラビットシリーズ23作品と著者の生前は未刊行だった4作品を収録
した、まさにコンプリ本。それぞれの作品の解説も充実しています。
通して読むと、それぞれの作品のつながりもよく分かり、楽しいですよ♪
(Kian)
■Keats's Neighborhood / Ezra Jack Keats
Keatsさんの画集!と言いたくなるような、嬉しい本です。
以下の10作品が収録されています。
The Snowy Day
whistle for Willie
A Letter to Amy
Peter's Chair
Goggles!
Jennie's Hat
Hi, Cat!
Apt. 3
Louie's Search
Pet Show!
また、寄稿者の顔ぶれがすごい!
Jerry Pinkney, Simms Taback, Reynold Ruffins, Eric Carle
著者の生い立ちや解説も充実しており、Keatsファンは持っていて
損はない本。いや、持ってないと損かも(笑)。(Kian)
■The Greatest Treasure / Arcadio Lobato(書評あり)
Tiberiaの住む魔女の国で一番素敵な宝物を持ってきた者が次の女王になれ
るというコンテストが開かれることになりました。 あまり乗り気でなかった
Tiberiaでしたが友達のカラスのEmilioに 熱心にすすめられて宝捜しに出か
けることに・・。
彼女はいったい何をみつけてくるのでしょう?(ぽんた)
■The Magic Bed / John Burningham
新しいベットを買うためGeorgieとお父さんははショッピングセンターに向
かいます。その途中、古い家具を扱っているお店を見つけました。
そこで見つけたベットはなんと魔法のベットだったのです。
最後が少し切ないです。
(ぷーさん)
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★読み聞かせ★
■Apt. 3 / Ezra Jack Keats (書評あり)
上で紹介したKeats's Neighborhoodからひとつ、読み聞かせしました。
ある下町のアパートで、サムはどこからかハーモニカの音色を耳にします。
そして、弟のベンと探しに行きます。
どこかやりきれない思いになったり、温かい気持ちになれたり、
やっぱりKeatsさんの絵本っていい♪(Kian)
■I am proud of myself/なかもとみきこ(邦題・あなたへのおくりもの)
1ページに英語と日本語が載っているバイリンガル絵本です。
真っ黒なからだとちっちゃくて真っ黒なしっぽが、とっても自慢なおたまじ
ゃくしがいました。
でも彼は成長すると・・・
おたまじゃくしの表情、かえるの表情。
とにかく絵がとっても面白いです。 (ユニコ)
■Clocks and More Clocks / Pat Hutchins
屋根裏でりっぱな時計を見つけたHigginsさん。正しい時刻をさしているか
確かめるため各階に新しい時計を買うはめに。でもどの時計も数分違っている
のです。なぜ?
生真面目なHigginsさんを笑ってばかりはいられません。我が家にある時計
の時刻はどれもこれも違うんです。信頼できるのは携帯電話の時刻表示だけ。
炊飯器にいたっては1時間ほど進んでいるんですよ〜。タイマーもそのこと計
算してセットしてるという話をするとメンバーに「直せーー!」と激しくつっ
こまれてしまいました。(テレジア)
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★シャドーイングによる読み聞かせ★
■Madeline / Ludwig Bemelmans (書評あり)
寄宿舎に暮らす元気なパリの女の子マドレーヌのお話。
文章はきれいに韻を踏んでいて、音源もゆっくりめなので、シャドーイング
してても楽しいです。音源を初めて聞いた時には「マドレーヌって英語でこう
言うの?」と少しびっくり。
読み聞かせした後に、パリに詳しいメンバーから、各ページのイラストのパ
リの名所の解説があり、楽しかったです♪(Kian)
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★シャドーイングによるストーリーテリング★
■Little Red Riding Hood / Retelling by Nicola Baxter
Ladybird Favourite TalesシリーズのテープB面より
" Little Red Riding Hood and The Friendly Wolf "
狼に食べられ、木こりのお父さんに助け出された赤ずきんちゃん。
ある日、またお母さんのお使いでおばあさんの家へ出かけることになりまし
た。もちろん今度は言いつけをちゃんと守ります。それにお父さんが森の狼を
1ぴき残らず退治してくれていたので安心して出かけていきました。ところが、
いたのです!でもこのおおかみさん、どうも様子がおかしい・・・
Ladybird社のFavourite Talesシリーズ・テープのB面はオリジナルのお話の
『続き』としてユニークな創作話が録音してあります。スクリプトはありませ
んがどれも10分程度のもので遊び心があり楽しいです♪(テレジア)
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