[掲示板: 〈過去ログ〉オフ会参加募集・報告 -- 最新メッセージID: 14793 // 時刻: 2024/11/24(00:08)]
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こんにちは、SSS大阪絵本の会です。6月8日に第18回例会が行われまし
た。今回は、じゅんじゅんさんをゲストにお迎えしました。
「本の紹介」はもちろんのこと、回を追うごとに「読み聞かせ」が増えてき
ました。また「シャドーイングによるストーリーテリング・読み聞かせ」に
挑戦する姿もあります。
こりんごが報告します。
出席者:10名(じゅんじゅんさん特別参加)
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☆絵本の紹介☆
■ターシャ・テューダー キャラコブックス『3冊組』
アメリカ・ニューイングランドで自然と動物たちに囲まれて暮らす絵本作
家ターシャ・テューダーさんの処女作Pumpkin Moonshineを含む3冊が復刻
されたものです。
アマゾンでは和書で探してください。(Kaako)
○Pumpkin Moonshine 1938年初版
シルヴィー・アンはハロウィーンにかぼちゃちょうちんを作ろうと
畑一番の大きなかぼちゃを探しに行きますが、かぼちゃが転がってさ
あ大変!
○Alexander the Gander 1939年初版
シルヴィー・アンはがちょうのアレキサンダーを連れてお散歩にでか
けます。
くいしんぼうのアレキサンダーはよそのおうちのお花を食べようとし
ます。
「しっしっ!悪い子ね!」と追い立ててさんぽを続けますが...。
○Docas Porkus 1942年初版
ドーカス・ポーカスはシルヴィー・アンのペットのこぶた。
お家にはキルティング・ビーでお客様がいらっしゃる。
こぶたをきれいに洗っておばあちゃまのお家に連れて行こうと思った
のに、こぶたは逃げ出します。
■HAPPY BIRTHDAY, MOON / FRANK ASCH(書評あり)
邦題『ぼく、お月さまとはなしたよ』
ある晩クマ君が夜空を見上げてお月さまにバースデープレゼントを
あげたいなと思います
でもお月さまのバースデーっていつなんだろう?
ほのぼのとしていて暖かい気持ちになる絵本です(ぽんた)
■Little Daruma and Little Tengu / Satoshi Kako(書評あり)
translated by Peter Howlett and Richard Mcnamara
邦題『だるまちゃんとてんぐちゃん』
加古里子さんのだるまちゃんシリーズの英語版です
だるまちゃんはてんぐちゃんの持っているものと同じものが
欲しくてたまりません お父さんに頼んでなんとか手に入れようとします
が…
え、そんなものまで欲しいの?というのもあって思わず吹き出してしまい
ます(ぽんた)
■I Will Not Ever Never Eat a Tomato / Lauren Chaild (書評あり)
邦題『ぜったいたべないからね』
はねにゃんこさんが紹介してくれました。
ぜ〜〜〜ったいに嫌いなもの(特にトマト)を食べない妹に、
時々晩ご飯を食べさせなきゃいけないぼく。つらいんだよ〜。
でも、今日はいいこと思いついたんだ!
コラージュが特徴的な、一度見たら忘れられないLauren Chaildの絵。
Kate Greenaway Medal賞受賞作です。 (Kian)
■Springtime for Jeanne-Marie / Francoise Seignobosc (書評あり)
邦題「まりーちゃんのはる」(『まりーちゃんとひつじ』の中の一編)
■The Big Rain / Francoise Seignobosc (書評あり)
邦題『まりーちゃんとおおあめ』
まりーちゃんの絵本は、幼少の頃慣れ親しんだ人も多いようです。
私もその一人。絵を眺めているだけで、懐かしさに浸れます。
まりーちゃんと、ひつじのぱたぽんと、あひるのまでろんは、大の仲良
し。
でも、時々大変なことが起こるんです・・・。
文章は簡潔で、子どもが安心して楽しめる絵本だと思います。 (Kian)
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☆マザーグース本の紹介☆
■Mother Goose / Tasha Tudor (書評あり)
Tasha Tudorの素敵な絵が楽しめる、ナーサリーライム集です。
Humpty-Dumptyはなぜ壁から落ちたのか、その謎が今明らかにされ
る・・・?
The Caldecott Medal賞受賞作です。 (Kian)
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☆グリム・アンデルセン童話の本の紹介☆
■グリム、アンデルセンの罪深い姫の物語 / 松本侑子
次に紹介する本と合わせて読むと、面白さ倍増です。
昔話がいかに差別的であったかがよく分かるパロディ小説集です。 (Kian)
■The Classic Fairy Tales / Iona & Peter Opie (書評あり)
邦題『妖精物語:英語原典による昔話と童話 上・下』
第14回SSS大阪絵本の会活動報告で紹介されました。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-event&c=e&id=3867]
上の本を読む時に、ぜひお供にどうぞ。
ただし、アンデルセン童話は載っていません。(Kian)
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☆読み聞かせ☆
■Click, Clack, Moo: Cows That Type / Doreen Cronin,
Pictures by Betsy Lewin(書評あり)
第5回SSS大阪絵本の会で、読み聞かせがあった本ですが、
リクエストでもう一回。(笑)
The Caldecott Honor Bookです。
Farmer Brownの抱腹絶倒の牛たち。「Moo Moo」言いながら、
タイプを打つんです。内容はもちろん、飼い主への要求。
同じ作者とイラストレーターによる続編の
■Giggle, Giggle, Quack (書評あり)
も、ぜひお楽しみください!
■You Do! / Kes Gray Pictures by Nick Sharratt(書評あり)
邦題『だめだめ、デイジー』
ママが「○○しちゃだめよ」と小言を言うたびに、娘のDaisyはすまして
「You do!」と反論します。ママは苦しい言い訳をしますが…
どこにでもいるような親子の日常会話をユーモアたっぷりに描いていま
す。
Jacqueline Wilsonの著作のイラストを手がけている画家Nick Sharrattの
絵がカラフルで可愛い。登場人物になりきって音読してみると楽しい。
■Monkey Puzzle / Julia Donaldson Pictures by Axel Scheffler
(書評あり)
邦題『ぼくのママはどこ?』
ジャングルで迷子になったおサルの坊や。親切な蝶がママ探しを手伝って
くれます。でも蝶は、「僕のママは大きいよ」と聞いてなんとゾウのとこ
ろへ坊やを案内してしまったり、いつも間違えてばかり。さて、坊やは
ママに会えるのでしょうか?文章はリズムが良く、声に出して読むとまる
で劇のような面白さ。カセットやCDも出ています。
同じ題名で全く違う内容の本があるので、アマゾンなどで検索する際には
注意してください。
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☆シャドーイングによる読み聞かせ☆
■My Mama Had a Dancing Heart / Libba Moore Gray,
Illustrated by Raul Colon (書評あり)
第14回SSS大阪絵本の会活動報告で紹介されました。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-event&c=e&id=3867]
第14回で読み聞かせがありましたが、
今回はシャドーイングによる読み聞かせに挑戦。
シャドーイングなので、雰囲気を味わいすぎたり、
話に入り込みすぎたりすると、ついていけなくなるので、注意が必要。
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☆シャドーイングによるストーリーテリング☆
■Maui Rescues His Wife / Ralph McCarthy
(講談社英語文庫『アメリカ昔ばなし』)
マウイはハワイの昔話に登場するヒーロー。ある日、なによりも大切にし
ている愛する奥さんを、鋭い歯と8つの目を持つ人食い鬼にさらわれて
しまいます。
■How to Count(The Wise Men of Gothamより一話)/ Stuart A. Atkins
(講談社英語文庫『イギリス昔ばなし』)
12人で魚釣りに出かけたのに帰りには数えてみると11人しかいませ
ん。もしやおぼれてしまったのでは?と大騒ぎ。なぜ一人足りないので
しょうか?愉快なお話です。
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