Re: 1月24日 大阪講演会の報告

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3224. Re: 1月24日 大阪講演会の報告

お名前: 杏樹
投稿日: 2004/1/26(22:42)

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〉(1)SSSの総論byマリコさん
〉SSSの紹介から具体的な多読の進め方、従来の方法とは違う点、など
〉分かりやすい説明でした。
〉マリコさんが話し終わった時に、私の近くの人(立ち見)が
〉「面白そう!やってみよう」とおっしゃったのが印象的でした。

マリコさんの説明、多読への導入としてわかりやすくてよかったですね。
多読を勧める英語の先生は今までにもいましたが、その勧める本というのはフツーの人には難しすぎるものばかりだった。SSSではもーっと下のレベルから始めます、というところから始まって、やさしいものをたくさん読むことの効果などをお話しました。
「やってみよう」っていう人がいたんですね〜。

〉(2)SSSの各論by酒井先生
〉いつもと同じく楽しい酒井先生のお話でした。
〉でも、いつもと違ったのは「とてもまとまっていたこと」
〉先生の講演を聞くのが2回目以上のタドキストは驚いていました。
〉先生のお話を聞くと「多読って楽しそう」と思えます。
〉今までの苦行のような英語学習とは違う、ということが
〉印象に残ったと思います。

あまり脱線しないでちゃんと時間通りに話がまとまったのでビックリしました。もひとつビックリしたのは、マリコさんがタイムキーパーになってるんだとばかり思ってたら、酒井先生が自主的にまとめることができたらしいです。でもマリコさんが横でハラハラしながら見守っていたのが無言の圧力だったりして…?

話の内容では、多読の授業を進めるまでは、レベルの上がり方がなだらかな曲線でだんだん上昇していくものだと思ったら、レベル2ばかり読んでいたのに突然ハリー・ポッタを読んだとか、曲線じゃなくて階段をジャンプするみたいに突然あがってしまうことがあるらしいです。
費用の話も少し出ました。100万語までに10万円ぐらいかな…ということですが、貸し借りをしたりブッククラブに入ったりするなど節約する方法もあるのでいちがいには言えません。で、100万語に1年ぐらいかかるだろうと思って始めたら、掲示板には半年ぐらいで通過する人、3ヶ月で通過する人など早い人が多いので驚いてるそうで。
多読指導を始めて2年ぐらいなので、予想外の事態が次々と出てきて酒井先生もビックリすることが多いとか。多読法はまだまだ進化中みたいです。

それから、多読をすると「読む」以外の能力も伸ばせるか…ということで、まずリスニングには効果が出やすいという話でした。多読で英語が英語のまま、語順のまま理解できる力がつくからです。スピーキングではあずきさんの例をお話しました。英会話学校へ行ってレベルチェックを受けたら、楽しくお話が弾んでずーっとしゃべっていたという…。ライティングについてはまだよくわからないそうです。

〉(3)質問
〉手を上げての質問なので2人でした。
〉分からないことには「分からない」とはっきり答える酒井先生でした。

〉(4)体験談by現役タドキスト
〉現役タドキスト3人(200万語台、300万語台、400万語台各1人)が
〉「多読を始める前と今との違い」を中心に体験談を話しました。

酒井先生は知っている人を見ると、いきなり指名するんですねえ。
私は当てられなくて済みました。
いっつも「いきなり指名」なんですけど、たまには誰か準備してもらって体験談を話すコーナーなど作ってみてはどうでしょう?

〉(5)個別質問
〉タドキストが会場を回り、質問を受け付けました。
〉熱心に質問される方がとても多かったです。
〉「多読って本当に効果があるの?」と、疑ってかかるより
〉「どうやって進めたらいいですか?」「ブッククラブの場所は?」
〉「やってみたいけど、どうしても訳してしまうんです」
〉「1日に1時間くらいは取れるんですが、1年で100万語読めますか?」等、
〉すでにやる気のある質問が多かったというのが私の印象です。

酒井先生の話を聞いてると、「英語の勉強の話」じゃなくて「楽しそう」って思いますよね。
これでまたタドキストが増えてくれたらうれしいですね。


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