第7回、絵本の会活動報告(12月9日) 

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[報告] 2845. 第7回、絵本の会活動報告(12月9日) 

お名前: ポロン
投稿日: 2003/12/12(09:13)

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こんにちは。ポロンです。

12月9日、第7回絵本の会の活動報告をします。
月2回の定期的な活動も、重ねること7回となり、
メンバーの絵本への情熱がさらに高まって
ますます充実してきました。

参加者:12名(オシツオサレツさん初参加)

1、絵本紹介
 今回も、たくさんの絵本紹介がありました。

□抹茶アイスさんからの紹介
●Beauty and the Beast
 DisneyのRead-Alongのセットです。
 絵本とカセットテープとCDのセットになっています。
 抹茶アイスさんがPCを持参し、紙芝居のように再生
 されるのを見せてくれました。

 以前、しおさんが新本紹介の広場でも紹介してくださいました。
 [url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-newbooks&c=e&id=134]
 しおさんの言葉どおり、これはほんとうにおすすめです!
 

□ユニコさんからの紹介

●Can't You Sleep , Little Bear? / Martin Waddell ; 絵:Birbar Firth (書評あり)
●You and Me, Little Bear  (書評あり)
●Let's Go Home, Little Bear

 アトムさんの絵本報告その12
 [url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-f-g&c=e&id=8489]
 で紹介されたLittle Bear のシリーズを、
 ユニコさんが持ってきてくれました。
 (持っているところがすごいでしょ!)
 絵がほんとにかわいくてシリーズで揃えたい♪

□こりんごさんからの紹介

●Koala Lou / Mem Fox (書評あり)

 弟・妹がたくさん生まれたコアラのLou は、ママの愛情を
 取り戻すために木登りのオリンピックに出ることに。
 オーストラリアのかわいらしい絵本です。

●A Bad Case of Stripes / David Shannon (書評あり)

 小学生のCamillaちゃんは、周りの意見がとても気になります。
 なかなか自己表現できない彼女がある朝起きてみると、
 全身がストライプになってしまっていたのです!
 中高生、大人にも是非読んでもらいたい作品。
 重いテーマを描いています。

●The Important Book / Margaret Wise Brown (書評あり)

 スプーンにとってたいせつなことはなに?りんごにとって、
 空にとってたいせつなことはなに?そして、あなたにとって
 たいせつなことは・・・?
 1949年の初版発行以来、アメリカでずっと読みつづけられて
 いる本だそうです。
 年齢を問わず、手にとってほしい絵本。

□オシツオサレツさんからの紹介

●The Three Pigs / David Wiesner (書評あり)

 ”Tuesday”のDavid Wiesner の作品です。
 昔話「3匹のこぶた」の枠組みから飛び出して、独自の
 世界を描き出しています。絵の奥行き、立体的な表現が
 ものすごい!自分も絵本の空間にすっぽりはまってしまう
 ような気分になります。
 コールデコット賞受賞作です。

●The Three Little Wolves and the Big Bad Pig / Eugene Trivizas ; 絵:Helen Oxenbury (書評あり)

 「3匹のこぶた」のパロディです。
 かわいいオオカミに対し、ブタのにくたらしい描かれ方!
 笑えます。

□ポロンからの紹介

●The True Story of the 3 Little Pigs! by A. Wolf / John Scieszka ; 絵:Lane Smith (書評あり)

 今回はオシツオサレツさん紹介の本とあわせて、
 「3匹のこぶた」パロディ特集になりました。
 3匹のこぶたの風聞ですっかり悪者にされたWolf。
 「私は悪くない、真実はこうだったんだ!」とWolfが冤罪を訴えます。
 ”Daily Wolf”紙にWolfが語った話、という体裁になっています。
 おかしくて笑えますが、マスコミ風刺になっているところがすごい。

●What Can a Hippopotamus Be? / Mike Thaler ; 絵:Robert Grossman (書評あり)

 「ぼちぼちいこか」の原書。
 「ぼく、なにに何にだったらなれるかな?」
 いろんな職業に挑戦するカバくんでしたが・・・。
 絵がユーモラスで思わず笑いが出ます。
 大人も子どももほっとできる本。
 今江祥智さんの翻訳がすばらしいので、英語、日本語を
 比べて読みました。

2、タドキスト大会報告(Kianさんより)

 11月29日、30日に行われたタドキスト大会に参加した
 Kianさんが、詳しい報告をしてくれました。
 参加できなかった私たちにとっても濃い内容をうかがい
 知ることのできる、貴重な報告でした。
 報告から、多読に関するさまざまな話題について
 有益な議論に発展しました。
 意見噴出でみんなの頭も口もフル回転!
 Kianさん、報告ありがとうございました!

以上、第7回絵本の会の報告でした。

#絵本の会は原則として、毎月第2、第4火曜日の
 午後1時〜3時に、大阪梅田SEG-WESTの教室を
 お借りして活動しています。
 今年の活動は9日で終わり、次回は来年1月の予定です。
 (日取りは未定)
 絵本の会では新たに参加される方、大歓迎です!


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