第6回、絵本の会活動報告(11月25日) クリスマス絵本の紹介もいっぱいです!

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[報告] 2734. 第6回、絵本の会活動報告(11月25日) クリスマス絵本の紹介もいっぱいです!

お名前: ポロン
投稿日: 2003/11/28(17:28)

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こんにちは。ポロンです。

11月25日、第6回絵本の会が行われましたので報告します。(^^)/

参加者:10名(ぐらさん、初参加)

今回も、たくさんの絵本の紹介がありました。
順番にご紹介します。

□こりんごさんの紹介

●YOKO / Rosemary Wells (書評あり)
 Yokoのお弁当の中身はお寿司。クラスメートにからかわれた
 Yokoでしたが・・・。
 国際色豊かな絵本。民族や文化について考えさせられます。

●The Empty Pot / Demi (書評あり)
 むかしむかし、中国の皇帝が後継ぎを選ぶのに選んだ手段とは?
 チャイニーズ風味の絵が美しい本。
 オチもひねりがきいていておもしろいです。

●A Christmas Story / Brian Wildsmith (書評あり)
 ワイルドスミスの絵が、ため息が出るような美しさ。
 是非ハード・カバーで手元におきたいクリスマス絵本です。
 

□ぽんたさんからは、クリスマス絵本の紹介
●Father Christmas / Raymond Briggs
 クリスマス絵本の定番。おなじみ、レイモンド・ブリッグズの
 「さむがりやのサンタ」です。

●Father Christmas Goes on Holiday / Raymond Briggs
 「さむがりやのサンタ」が夏休みをとるとどうなる?
 ユーモアいっぱいで、フランスでバカンスを過ごすためにフランス語を
 勉強するサンタには、「人ごととは思われへん」という声も。(笑)
 今回いちばん、みんなの「読んでみたい!」という声が高かった本です。

●Harvey Slumfenburger's Christmas Present / John Burningham
 サンタが子どもたちにプレゼントを配り終え、くたくたに疲れてベッドに
 入ろうとしたところ、たったひとつ、配り忘れがあることに気がついて・・・。
 いつも子どもの味方の John Burningham。
 この絵本も暖かい視線が感じられます。

●Old Sadie and the Christmas Bear / Phyllis Naylor
 くまのアモスのはじめてのクリスマス。
 くまがとても暖かく、やさしい絵で描かれています。

●Madeline's Christmas / Ludwig Bemelmans
 おなじみ、マドレーヌ・シリーズです。
 が、シリーズの中でも、この本は論理がわかりにくい、
 というみなさんの話でした。
 フランス人の著作だからでは?という意見も。

●The Christmas Whales / Roger Duvoisin
 サンタのトナカイが、クリスマスを目前にして病気に!
 さぁ、サンタはどうやってプレゼントを配りに?
 ロジャー・デュボアザンの心暖まるお話です。
 が、ぽんたさんによると、この邦訳「サンタをたすけたくじら」
 (なかにしゆりこ訳 新世研)は大阪弁で訳されており、
 抱腹絶倒だそうです。
 絵本も、解釈ひとつで変わるのですね〜。

●The Christmas Miracle of Jonathan Toomey / Susan Wojciechowski, P.J. Lynch:絵
 ぽんたさんが2度読んで、2度とも泣いてしまったという絵本。
 絵が美しいです。

□Kaakoさんの、お値打ちものクリスマス絵本紹介
● Letters from Father Christmas / J. R. R. Tolkien
 アトムさんの「絵本報告 その11」(タドキストの広場 #7732.)
 のツリーで有名になった 「トールキンの青本」です。
 Kaakoさんが早速購入し、持ってきてくれました。
 「トールキンの青本」を買おうかどうしようか迷っているみなさん!
 これは「買い」です!!
 ページをめくるたびに、みなで歓声をあげながら楽しみました。
 あの後、昨日だけで5冊は売れたはず。(爆)

●Norman Rockwell's Christmas Book / Norman Rockwell
 クリスマスの有名なお話や詩などをセレクトしたものに、
 Norman Rockwellが絵を描いています。
 この本も、部屋に飾っておくだけでもクリスマス気分になれる
 お値打ち本です。

●The Little Fir Tree / Margaret Wise Brown,  Barbara Cooney:絵
 バーバラ・クーニーの地味で素朴な絵が、より一層お話の
 美しさをひきたてているクリスマス絵本。
 私(ポロン)もとても気にいって、自分でもほしいと思ってしまいました。

□はねにゃんこさんからの紹介
●The 20th Century Children's Book Treasury (書評あり)
 読み聞かせに最適の、古典的名作絵本44冊を集めたハード・カバーです。
 この本のセレクトは、ほんとうに質の高いものばかりですね。
  
 この中からはねにゃんこさんが指摘してくれたのは、
 Bedtime for Frances / Russell Hoban, Garth Williams:絵 (書評あり)
 Garth Williamsの絵が、ハード・カバー版ではモノクロなのに、
 The 20th Century Children's Book Treasuryの中では、
 きれいに彩色されているのです!
 何故モノクロで出版されたのでしょう??

□読み聞かせ
●Granpa / John Burningham (書評あり)
 この絵本について、文章の解釈、絵の解釈をめぐって、
 みんなでワイワイがやがや、話し合いました。
 文章がセリフだけで成り立っているため、最初は誰でも
 「読めていないんじゃないか?」と思ってしまうようです。(笑)
 そして、絵の読み取りも必要。
 「絵本って難しい〜!」けど「絵本ってすばらしい〜!」
 と思わせてくれる本なのです。(^^)

以上、今回はクリスマス前ということで、素敵なクリスマス絵本の
紹介が多かったです。
必然的に、メンバーのアマゾンのカートも重くなった模様(笑)。

毎回毎回、みなさんすばらしい絵本の紹介や解説、
読み聞かせをしてくれるので、たっぷりと絵本を堪能することが
できます。
回を重ねるごとに、内容がますます充実してきました!(^○^)

#次回絵本の会は、12月9日(火)に行う予定です。

#絵本の回は原則として、毎月第2、第4火曜日に行なっています。
 (ただし、12月は9日の第2火曜日のみ。)
 第1部 ランチ、
 第2部 1時から3時までSEG-WESTの教室をお借りしてメインの活動。
 第3部 喫茶店でお茶
 という感じに落ち着いてきました。
 時間が無くて2部だけ参加、という方も毎回いらっしゃいます。
 絵本の会では新たに参加希望の方、大歓迎です!


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