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13104. Re: 【報告】11月15日(土)東京絵本の会
お名前: 泊義 http://eigomonihongomo.blog22.fc2.com/
投稿日: 2008/11/16(19:59)
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こんにちは。泊義です。 それでは、私の持参本をあらためて簡単に紹介いたします。 ●『Seeker of Knowledge: The Man Who Deciphered Egyptian Hieroglyphs』 (ペーパーバック) James Rumford (著) [url:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0618333452/sss-22/ref=nosim] ロゼッタストーンを解読したシャンポリオンを描いた絵本です。 今話題の水村美苗『日本語が亡びるとき—英語の世紀の中で』の言葉を 借りれば、タイトルの“Seeker of Knowledge”は、<叡智を求める人> とでも訳せましょうか。 「エジプトから持ち帰った珍品を、子供時代のシャンポリオンに見せて いる科学者は、まず間違いなく有名な数学者のフーリエでしょう」 「ナポレオンがあまり格好よく描かれていません。作者は、ひょっとして ナポレオン嫌い?(笑)」 といった私見を交えつつ、絵本の会では紹介しました。 ヒエログリフに、表意文字と表音文字の両方の側面があったことは、 本書を通じて初めて知りました。 ●『The Mirrorstone』(ハードカバー) Michael Palin (著), Alan Lee (著), Richard Seymour (著) [url:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0224024086/sss-22/ref=nosim] Alan Leeは、『指輪物語』のイラストも描いた人だそうです。 物語は、現代少年が中世ヨーロッパ風の世界に迷い込んでの冒険、という 設定。 本書最大の特徴は、ホログラムがイラストに埋め込まれている点です。 ホログラムによって、鏡や水溜りが写すもの、水晶玉の中に見えるもの などが神秘的に表現されています。 まさに、絵本でのみ可能な世界が構築されている、といった趣でした。 以上です。
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