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お名前: 夜行猫 http://yakoneko.blog119.fc2.com/
投稿日: 2008/5/31(15:20)
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みなさん、こんにちは。
5月のHanahou倶楽部の報告です。
少人数の集まりでしたが、絵本はいつものように集まりました。
間近で見せてもらったので、感嘆の声をあげたり、ときには脱線しながら(笑)、
じっくりと味わうことができました。
次回は、6月10日(火)です。
絵本好きな方の参加をお待ちしています。(^^)/
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第35回 Hanahou倶楽部 報告
日時:2008年5月22日(木)10:30〜12:30
場所:横浜駅近辺
参加者3名:ポロン、たんぽぽのわたげ、夜行猫
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※紹介した本(BT:ブックトーク、ST:読み聞かせ)
※2007年1月1日に実施されたISBN規格の改定に伴い、13桁の新ISBNと
10桁の旧ISBNを併記しました。
■What can you do with a shoe? / Beatrice Schenk De Regniers, Maurice Sendak (BT)
ISBN-10: 0689844433
ISBN-13: 978-0689844430
'What can you do, What can you do, What can you do with a …'
の繰り返しが楽しい絵本。
靴って、はくためだけのもの?
いいえ、子どもにかかれば、靴ってこんなこともできるんです。
耳にかけたり頭にかぶったり、パンみたいにバターをぬってもいいし、、、
じゃぁ椅子は?
てな具合に、子どものイマジネーションはどんどん広がります。
(ポロン)
■A Little House of Your Own / Beatrice Schenk De Regniers, Irene Haas (BT)
ISBN-10: 0152457879
ISBN-13: 978-0152457877
5年前に掲示板で紹介されて出会い、大きな衝撃を受けた絵本です。
ひとは、だれでも、自分だけのちいさないえを持っています。
例えば、子どもって、よくこんなことをしませんか?
テーブルの下に隠れたり、押入れに入ったり、カーテンにくるまったり、
ダンボール箱に入るのが大好きだったり。
それが、その子だけの「ちいさないえ」。
誰も邪魔することはできません。
自分だけのいえで孤独(solitule)を過ごす時、子どもは、ひとは、
何を考え、感じているのでしょうね?
今やすでに絶版の絵本ですが、図書館では所蔵しているところが
多いと思います。
ご興味のある方は是非!!と言いたいくらい、お薦めの作品です。
邦題『あなただけのちいさないえ』童話館出版
(ポロン)
■A Picture for Harold's Room / Crockett Johnson (ST)
ISBN-10: 0064440850
ISBN-13: 978-0064440851
大人も子どもも楽しめるHaroldシリーズの1冊です。
推定年令1歳のハロルド坊やは、Purpleのクレヨンで、
自分の部屋の壁にお絵かきし、その世界を放浪(?)します。
あれ?おうちに帰れない、、、と気がついても、焦らない、焦らない、
ちゃんと最後は自分の部屋に帰り着くところが、
読む人の心を和ませてくれるのでしょうね。
(ポロン)
■Shrinking Mouse / Pat Hutchins (BT)
ISBN-10: 0688139620
ISBN-13: 978-0688139629
森のはずれから遠くに見える森を見てる動物たち。
「あっちの森は、このボクよりもちっちゃいぞ」とねずみは思います。
ところが! そのちっちゃい森へ向かってふくろうが飛んでいくのです。
「たいへんだ!ふくろうさんがちっちゃくなっちゃう。
消えてなくならないうちに戻るように言わなくちゃ!」ときつねが後を追います。
そのきつねを「たいへんだ!」とうさぎが追い、
それをりすが追い、、、
最後のねずみまで追っていき、みんながその森に着くとあら不思議。
あんなに小さかった森は 大きく(普通の大きさに)なってるのです。
ところが、振り向いてびっくり!「ボクたちの森がちっちゃくなってる!」
パット・ハッチンスのかわいい絵本です。
(たんぽぽのわたげ)
■Magic Moving Images / Colin Ord (BT)
ISBN-10: 1899618740
ISBN-13: 978-1899618743
タドキストの間でも、方々で話題になっていた本なので、今さらですが
まだ未体験の方へ(^^;;
You Tube でも見れます。
[url:http://jp.youtube.com/watch?v=S5W5JJXtqhw]
絵本についてるシマシマのシートをちょきちょき 切り離す。
ソレを各ページの絵の上に載せてずらすだけ
馬が、風車が、、、おぉ〜!!
(たんぽぽのわたげ)
■Charlie Cook's Favourite Book / Julia Donaldson, Axel Scheffler (BT)
ISBN-10: 140503470X
ISBN-13: 978-1405034708
表紙をめくると棚に9冊の…いえ、よく見ると薄い雑誌もあるので全部で10冊の本の背が並んでる。
次の中扉をめくり、お話がはじまる。
Charlieがお部屋でお気に入りの本を読んでいます。
ところがページをめくると、いきなり海賊の話が始まり、、、
次のページには「3びきのくま」の話が。。。
そう!Charlieが読んでいたのが、次のページの海賊の話。
その海賊が発見したのが次のページの「3びきのくま」。。。と
次々とお話の中に本が出てきて
次々にその本の中身が描かれてるのです。おもしろい作りだ〜。
見返しに並んでた10冊の本は、中で登場する本たちでした。
はじめの場面のCharlieの部屋に転がってるいろんなものたちも
どこかで見たような…。最後にもう一度見るとおもしろいです。
(たんぽぽのわたげ)
■A Squash and Squeeze / Julia Donaldson, Axel Scheffler (BT)
ISBN-10: 1405004770
ISBN-13: 978-1405004770
自分の家が狭い、と嘆いてるおばあさん。
wise old manに、家の中に鶏を入れるように言われ、入れます。
言われるままに、ぶたやら、やぎやら牛やらを次々家に入れますが
家の中はめっちゃくちゃのおおさわぎ。
最後に全部出すように言われ、出してみると
なんだか、もうちっとも狭く感じないのでした。
(たんぽぽのわたげ)
■The Smartest GIANT in Town / Julia Donaldson, Axel Scheffler (BT)
ISBN-10: 1405051280
ISBN-13: 978-1405051286
心やさしい巨人のお話。
ある日、つぎあてだらけの服やサンダルのおかげで気がふさいでいた巨人のジョージは、服を新調して、「僕は町中で一番カッコいい♪」と意気揚々と家に向かいます。
ところが、途中困り果てた動物たちに次々出会い、その度に
気前よく、新調したばかりの自分の服や靴をあげてしまいます。
ふと気付くと、ジョージはもうぜんぜんカッコよくない…。
泣きべそをかくジョージでしたが、ラストは、、、。
(たんぽぽのわたげ)
■Room on the Broom and Other Songs (Book & CD)
/ Julia Donaldson , Axel Scheffler (BT)
ISBN-10: 1405091010
ISBN-13: 978-1405091015
先月に紹介したCDつきの歌本です。
たんぽぽのわたげさんが紹介してくれた "The Smartest GIANT in Town" の歌が収録されているので、それを聴きました。
(夜行猫)
■A Very Improbable Story / Edward Einhorn, Adam Gustavson (BT)
ISBN-10: 1570918724
ISBN-13: 978-1570918728
Math Adventure シリーズの1冊です。
ある朝、Ethan少年が目を覚ますと、頭からネコが生えていました。
ネコはOddsと名乗り、少年が賭けに勝ったら頭から離れると言います。
いろんな硬貨が入った缶の中から中を見ないでダイムを取り出す、
10組のバラバラになっている靴下からペアを取り出す、など
数学の教科書で確率の例題として出てきそうなことを次々に試します。
これは順列?組み合わせ?え〜と…と考えてしまう絵本です。
(夜行猫)
■Improbable Cat / Allan Ahlberg, Peter Bailey (BT)
ISBN-10: 0385731868
ISBN-13: 978-0385731867
この本はホラーなネコの児童書ですが、上述の本の題名にある "improbable"という単語の意味をうまく表現したコインの挿絵があるので、そこだけ紹介しました。
(夜行猫)
■Follow Me, Mittens / Lola M. Schaefer, Susan Kathleen Hartung (ST)
ISBN-10: 0060546670
ISBN-13: 978-0060546670
I Can Read!シリーズ、レベル0の本です。
Nick少年とネコのMittensが原っぱへ散歩に行きます。Nickの後をついて歩いていたMittensですが、蝶々に気を取られて…
多読通信で紹介した"Mittens"の続編です。
(夜行猫)
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以上です
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