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12121. Re: 【ako紹介本】10月20日(土)東京絵本の会
お名前: ako
投稿日: 2007/11/1(21:18)
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こんにちは、akoです。
毎回のことながら、得るものの多い絵本の会、ありがとうございました。
たとえば、、、
だれかの紹介を聞いていますと、
「うーん、たしかに飛ばしていい単語は飛ばせるけれど、(絵があるおかげで(笑))
でも、あの単語、気になるなぁ、どういう意味だろ、うーん、気になる〜」
ということが起きます。
でも、その場は放置するしかないのですが…。
なんと!
何人かあとの方の紹介の時、偶然、その単語が登場してくれるんですねー。
「あ〜っ!同じのが出た! あ〜、そうか、そういう意味か〜」
絵があって、紹介する人のお話があって、
直前に見た絵と重なって、バチバチバチと、脳内豆電球が点灯!
こういうふうに、意味が符合する瞬間の快感はたまりません。
自分が小学生の時も、こうやって言葉(日本語)を知ってきたのかも、と追体験できる瞬間です。
絵本の会に出始めてから、2年くらいになりますが、
こういうふうに脳内豆電球が点灯したときのことは、すごく鮮明に覚えてます。
その時の本のイラスト、紹介者の顔や声色まで、写真に撮ったように忘れないです。
携帯カメラ不要(笑)。
そしてその時、わかった(と思い込んでるだけかもしれない(笑))単語も、
ああいう絵の、ああいう話のとき、ああいう風に書いてあった、みたいな記憶になってくれます。
絵本の会はやめられませんね。
さてさて、、、ついつい長すぎる前置き、ご容赦くださいませ。
本の紹介です。
多読を始めて以来、日本語でも読んだことがなかった園児、児童向けの本と出会って(しまって)以来、
好きなように本を選んでいたら、、
自分が小学校に入り直したような本を選んでしまいます。
まずは好みの一番、世界の歴史、古代エジプトです。
■Mummies, Pyramids and Pharaohs■
-----A Book about Ancient Egypt---------
[url:http://www.amazon.co.jp/Mummies-Pyramids-Pharaohs-About-Ancient/dp/0316309281]
古代史関係は、新説が次々出てきますので、
なるべく出版年度の新しい本を読むようにいたしましょう。(BY 世界史クラブ(笑))
ところでこの本、アマゾン紹介で「4−8歳」となってます、、、、
うーん、小学校3年以下の子が読める英文なのか……、
難しかったよ長い英文が多くて、、、、単語も知らないし、、、はぁ。。。でした。
内容を知らないものだったら、今の自分の英語力ではちょとヤバイ、キリン読みでした。
小学生低学年向けということなので、
古代エジプトにしか出てこないような、普通の児童書で見かけない言葉(※)には、
英語の国の子どもさんたちが読むためのフリガナみたいなのもの(?)が、
難しい単語の下にだけ、カッコ書きで書いてあるので、
そうかー、英語の国の子どもさんは、
読めない単語をこういうのを見て読むのかー、と感心して、
英語の国の子ども気分を楽しめました。
しかし、古代エジプトの日本語の本ではよく出てくる「死後の世界」あるいは「来世」を、
あのような簡単な英語で言っていたとは、、、、
※ 古代エジプト好きな方に : ヒエログリフ、オシリス、アミュレットなどでした。
社会とくれば、次は理科。理科倶楽部の皆さまに捧げます。
■See inside Your Body■
(An Usborne Flap Book)
[url:http://www.amazon.co.jp/See-Inside-Your-Body/dp/079451233X]
文章を読んで多読で英語を…、という本ではなく、
ふだん、よく多読をしている人が、たまにこういう本を見ると、
あ〜、アレって英語でああ言うのか!とか、
こないだ読んだばかりの児童書で、どーもカラダのどこかのことだろうと思っていたが、
イマイチ意味不明で気になっていた英語がクリアにわかって、
せいせいした〜〜、という、楽しい息抜き本になりました。
すでにカタカナ日本語になっている言葉が、英語となって、
人体の一部分を、そう呼ぶのか〜、という発見があったり、
(関節って英語、初めて知りましたが〜(汗)、なんだ〜、そんな簡単な言葉だったのか〜)
一つだけ、どう〜〜しても大笑いしちゃったのがあるんですが…
ああ、言いたい、しかしネタばれか? おねがい、ここで言わせて〜。
…以下、見たくない人は見ないで下さい。(無理か)
食道のこと、フードパイプだっていうの〜、なんか納得で大ウケ〜。
(ネタばれ(?)投稿御用かも)
絵も面白いし、各ページは全部、厚めのボードになっているので、
何度、アソコをめくって(子どもにモテ遊ばれて(←正しくは弄ばれて)も大丈夫というしっかりした作りです。
ちなみに、「アソコをめくる」というのは…
見開き8ページで、およそ50ヶ所以上もめくるところがありました…(かぞえた、、、ぜぃぜぃ…)
たとえば、ろっ骨をめくると、肺と心臓があり、
胃をめくると、胃の中に、いままさに食べ物が落ちてきて、
(以下は、小学生男子専科、つまり…)
大腸の下のほうをめくりますと。。。。。きゃー〜、
「ナントカがドコソコから押し出される」と書いてある〜〜
(イラストはカラーですから〜〜(笑))
学習漫画、人体の神秘もビックリ(笑)
しかも、そのナントカってのが、「コレコレなナントカ」って書いてあるんですが、
その「コレコレな」の部分で、脳内電球、点灯!!
なんと我らが多読愛読書 「Nate the Great」 に出てくる犬の名前そっくりではないか〜〜
(たぶん逆で、あの犬の名はあとからついた名で、こちらのこういう場面で使われた言葉のほうがモトなのでしょう。
でもいいの。わたしはネイトの犬の名前を先に知ったから、そっちが先で。)
す、すみません。伏字ばかり…。あとは実物をご覧になって下さい。。。。
3時間目は、国語です。(すっかり小学校)
■Here's a Little Poem■
−−−−A Very First Book of Poetry
[url:http://www.amazon.co.jp/Heres-Little-Poem-First-Poetry/dp/0763631418]
洋書バーゲンにて定価3000円のものを1300円でゲット、という紹介はやめます…
たくさんの詩が収められています。(60作品以上)
英文学は門外漢なので、どういう詩集なのかさっぱりわかりませんが、
英語小学生(いえ、園児です)が読むんだから、いいんです。
マザーグースではなく、戦後以降の、かなり新しい作品を集めたもののようです。
やはり「4−8歳」…、これで…。
子どもさんの読む本って、深いです。。。
(何度も思い知らされているのに、何度も思い知らされる。)
自分もこうやって自分が生まれた国の言葉を身に付けてきたんだろうか。
読めば読むほど、日本語を大事にしたいと思うようになった詩の本でした。
以上、今回のご紹介、終わります。
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