Re: 第77回、78回 SSS大阪絵本の会 活動報告

[掲示板: 〈過去ログ〉オフ会参加募集・報告 -- 最新メッセージID: 14793 // 時刻: 2024/11/25(07:58)]

管理用 HELP LOGIN    :    :


上へ上へ | 前のメッセージへ前のメッセージへ | 次のメッセージへ次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む返答を書き込む | 訂正する訂正する | 削除する削除する

11348. Re: 第77回、78回 SSS大阪絵本の会 活動報告

お名前: Kaako http://plaza.rakuten.co.jp/haruko555okimono/
投稿日: 2007/6/6(18:26)

------------------------------

Kaakoの紹介した絵本です。

バーニンガムさんの絵本を3冊紹介しました。

★Borka / John Burningham『ボルカ はねなしガチョウのぼうけん』

バーニンガムさんの最初に描いた絵本です。
1964年ケート・グリーナウェイ賞を受賞しています。

ガチョウの夫婦がたまごをあたためています。たまごからかえった6羽の雛たち。
1羽だけ少し他の雛たちと違っていました。羽がはえてこないのです。
ガチョウのお医者に診せましたが「羽がはえない以外どこも悪いところはありません」と言われます。
寒くないようにお母さんガチョウはセーターを編んでくれます。
でも、兄弟たちのように泳げない、兄弟に仲間はずれにされてしまいます。
そして、旅立つ日が来ても飛ぶことができないボルガはひとり残されます。

違いを認めることができる人、できない人。
広い心をもちたいですね。

★Harquin / John Burningham 『ハーキン 谷へおりたきつね』

ある丘に住んでいるきつねの家族がいました。
お父さんお母さんは子ども達に話します。「谷へおりていってはダメだよ。危ないから。」と。
でも、いたずら盛りのハーキンは聞いていません。
谷におりて行ってしまって人間に見つかってしまったハーキン。
家族はもう丘で暮らせないと話します。
機転をきかせて家族をすくうハーキン。

時が過ぎ、ハーキンは自分の家族を持って丘で暮らしています。
ハーキンは子ども達に話します。「谷へおりてはダメだよ。危ないから。」
ところが一匹のこどもはちっとも聞いていません...

★Seasons / John Burningham  『はるなつあきふゆ』

四季の移りかわりを描いた絵本。
春の色鮮やかさ、夏のまぶしい光、秋の実り、冬の静けさ。
四季があるっていいですね。

この絵本には大判の絵が付いていました。
バーニンガムさんの四季の絵がとても素敵な絵本です。

____________________________________
マーガレット・ワイズ・ブラウンさんの絵本を2冊。

★Two Little Trains / Margaret Wise Brown

二つの汽車がトンネルを抜け、橋を渡り、山を登り西へ西へと走ります。
左のページは表紙のように汽車が描かれていて、右のページにはおもちゃの汽車が描かれています。
たどり着くのは西海岸でしょうか、大陸横断列車。

絵も素敵。おもちゃの汽車がなんともかわいい。

★The Runaway Bunny / Margaret Wise Brown

「ぼく、逃げちゃうよ」とこうさぎが魚になったり、ヨットになったりクロッカスにかくれたり。
でもおかあさんうさぎは漁師になって捕まえたり、庭師になってみつけたり。
かくれんぼしてるみたい。いつでも見つけてくれるおかあさん。

子どもの時かくれんぼで上手に隠れすぎてみつけてもらえないことがありました。
ちょっと悲しいような、寂しいような気持ちになりました。
この絵本よんだら子どもはお家でかくれんぼしたくなるかもね。

___________________________________

★Ten In a Bed  /  Mary Rees

Ten in a Bedは歌があるのでいろんな絵本が出ています。
ひとつのベッドに10人も寝ています。
Roll Over!Roll Over!と言って、一人ずつベッドから落っこちてしまいます。

文章にはないストーリーを右のページに描かれていて、楽しいです。


▲返答元

▼返答


Maintenance: SSS 事務局
KINOBOARDS/1.0 R7.3: Copyright © 1995-2000 NAKAMURA, Hiroshi.