”はっと君”が”もやっと君”を消してしまうんです!!

[掲示板: 〈過去ログ〉英語のことなんでも -- 最新メッセージID: 2495 // 時刻: 2024/6/27(00:23)]

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638. ”はっと君”が”もやっと君”を消してしまうんです!!

お名前: Yoshi
投稿日: 2006/3/28(00:13)

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〉最近500万語を通過したばかりのmomijiです。
〉こんにちは。
momijiさん、はじめましてYoshiと申します。
500万語通過おめでとうございます。

〉すごくよく出てくるwordというのは、
〉それだけ重要だし、いろんな場面でよく出てくる(使われる)ので
〉辞書を使わなくても、
〉そのうちわかるようになる・覚えられる
〉という話はよく掲示板でも話題になりますよね。

え〜と、僕もよく話題にします。

〉これまで500万語読んだ中で、確かにそうなったという
〉wordはたくさんありました。
〉たとえば、私にとって印象的なのは、forgiveですね。
〉これはまさに、辞書を調べることもなく、
〉多読のみで意味を把握できるようになったwordです。
〉forgiveのように印象的じゃなくても、いつの間にかわかるように
〉なっているwordもたぶんたくさんあると思います。
〉ただ、いまだにsupposeとかreckonとかintendとか、
〉よーく目にするのだけど、意味が把握できず、
〉すごくいらいらするwordがあります。
〉いろんな英英辞典で調べたこともあるのですが、調べてもわからない。
〉というかすっと頭になじまないんです。
〉いつかすっとわかるようになる瞬間がやってくるのでしょうか?
〉きっと、やってくるのだろうなと思いつつ、
〉ひょっとして、ずーっとやってこないのではないだろうか?
〉と不安にも思っています。

僕もまったく同じなんですよ〜でもそこでまず頭にずっと残ってるていうの
が、ぼくのつたない経験からは、実は大事でとても自然なことなんだと最近
は思っていたりするんです。
例えばBeなんて単語は、逆に意味がわかってるもので、いっぱ〜いでてくる
んだけど、これってほんとにわかってるって言えるでしょうか...。
僕はほんとにわかってるって思えないんですね。
でも、文章になるとわかるし、出会った事のある文章を借りて、英文を作る
こともできる。
だから、いらいらする必要ってないんじゃないかって思うようになったんです。要はそのまんま受け入れる。
なんか、うまく言えないんですがそんなことでいいんじゃないかって、おも
えるんです。

〉また、こういうもやもやーを解決するのはひたすら読んでいって
〉いつの間にかわかるようになるというのを
〉待つしか方法はないのでしょうか?

ただ、僕なりに体験したことでいえば、momijiさんのようにかなり読み込ん
でおられる方が、上記のような自然な状態になったときに、英語で書かれた
文法書を読まれるとある程度その”もや〜”はとれると考えています。
例えば、Grammar In UseやGrammar and Vocabulary for First
Certificate とか Practical Englishe Usage なんかを多読ないしは
拾い読みされると、supposeやreckonとかintendの詳しい説明や文例が
たくさん載っているので、お〜そうだったのかみたいな体験をすることが
できるかも知れません。
また、ボキャブラリー・ビルダーみたいな本にもその語彙の成り立ち、由来
なんか書かれてて、はっとすることもありますよ。
これらのうちドリル形式になってるものじゃなくて、文章になってって、
成り立ちとか、由来なんかが書かれてるのを多読してみると面白かったり
しますし、派生語や関連語なんかも書かれてるので、語彙が増えたりしま
す。
また、逆にそれらを読んでて、自分がPBや英字新聞を読んでて、それらと出
会うこともあり、その時は”この言い回しって、この前Grammar In Useで読んだやつだ〜なるほど”なんてこともあったりしました。
ただし、momijiさんのようにかなり読み込んでおられる方がですけど...
そうでないと、最初に固定観念が出来上がってしまう...やっぱりこれは
まずいな〜って思うんです。
英語の場合、ほんとに語彙によってはつかみ所のない、とてつもなくいろん
な言い回しや意味があって、場合場合によってかなりかけ離れた意味になる
ものってけっこうあったりするじゃないですか、それらをすべて網羅してい
るわけではないんですね。だから上記のような文法書なんかにも限界という
ものがあるし、あくまで多読の過程で調べたり、これらを多読していままで
培ったものの確認みたいな意味で読んで見ると、効果があるって感じです。

だからたくさん読んでいつも出てくるけど、この言い回しは気になるな〜っ
て言うのが、いくつも頭にある状態の人が”はっとする”っていうのがいい
んではないかと思うんです。

あと英字新聞ネタで申し訳ないんですが、毎日読んでるとニュースの背景
知識が頭に入ってることが多く、前日英語ニュースなんかを聴いていると
よけいにですが、いままでひっかかてた語彙がす〜って、頭に入って来る
ことがあります。
あ〜、これってこういうときに使うのかなんて、はっとするんです。

”はっと君”が”もやっと君”を消してしまうんです!!

〉そうそう、今回の話は覚えられることが主体ではなく、
〉「わかる」ことが主体です。
〉覚えられないのはぜんぜんかまいません。
〉ただ、「わかる」ということは「頭に入る」ということなので、
〉必然的に「覚えられる」となるのかもしれませんけど、
〉一応、区別してみました。

やっぱり体にしみこむとでも言うのでしょうか、それとも立体的に記憶の
中にはめ込まれるとでもいうような、多読ならではの語彙の増え方が
いちば〜ん自然なわかり方ではないかと...。

〉P.S.
〉最近は、わからないwordを辞書で引いても、
〉どうせわからない、かえってわからなくなる?
〉ので、辞書を引かなくなりました・・・。
〉辞書を引いてわかるようになるwordはたいてい、
〉80%以上意味が予測できているような場合ですね。
〉つまり、頭の中にある予測している意味との微調整のために
〉辞書を引くと。

これはとても同感です。辞書には限界があるし...。点の理解にしか
ならない。あくまで予測との微調整ですよね。

やっぱり、僕の場合”英語は英語で”と言う事が結論みたいです。
そして多読と多聴がかえって語彙力を飛躍的に伸ばすと思っています。


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