[掲示板: 〈過去ログ〉英語のことなんでも -- 最新メッセージID: 2495 // 時刻: 2024/11/22(10:16)]
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お名前: faure1845
投稿日: 2013/7/25(20:10)
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〉faure1845さん、こんばんは。たかぽんです。
〉いろいろ調べていただき、ありがとうございます!
これくらいしか、私にはできなかったので。
〉〉ODEでは、‘an opening in the wall or roof of a building or vehicle, fitted with glass in a frame to admit light or air and allow people to see out:’とありました。
〉〉機能とどんなものかということを一般的に列挙したような定義でした。
〉そうですね。
〉「light or air」が、気になるっちゃ気になりますか。
〉ガラス窓で、風は入れて光は入れない窓があるのか? と。
roofについてる、吹き抜けの窓で、掃除する人しか手が届かない、洋風建築のモダンな建物の天井の窓・・・って日本には(日本しか知らないです)ありませんでしたっけ?
〉〉また、コウビルドの上級学習者向け辞書では、‘A window is a space in the wall of a building or in the side of a vehicle, which has glass in it so that light can come in and you can see see out.’とあり、守備範囲はやや狭いですが、ほとんど同じことを言っています。
〉そうですね。ちょっと特徴的なのは、air について書かないことで、
〉開ける開けないは window の要素ではない、と割り切っているところですね。
〉「opening」でなく「space」を使っているのも、おもしろいですね。
〉ニュアンスがどう変わるんでしょうか。
複数調べるのが面白かったのが、使っている単語が違うことで、守備範囲がそれぞれ違うけれど・・・もしかしたらネイティヴはどちらをよんでも当たり前のように「はいはいはい(もちろん、定義説明が不十分だなと思うとは思いますが。)」とすぐ合点行くのでしょうか。
〉〉また、ロングマンのアメリカ英語の上級向け辞書では、‘an opening in the wall of building , car etc., covered with glass that lets in light and can usually be opened to let in air’とありました。
〉「vehicle」でなく「car」を使うあたり、ちょっと易しめなんでしょうか。
〉「covered with glass」が気になる人もいるでしょうね。あれはcoverなのか?と。
〉air について切り捨てかねたところ、「確かに、定義には必要ないかもしれないけれど、
〉窓って、風を入れるためだったりもするよね?」と話し合われたような感じがして、
〉ほのぼのとします。
ロングマンは簡潔・合理的・時々不親切(早い、安い、うまい?)のような三拍子が似合う辞書だと思って愛用しています。
〉〉三つ比べるとはっきりするのが、機能を言っていて、開け方はどれも言及されていませんでした。
〉そうですね。開け方については、まったく、触れられてませんね。
〉どういう開け方が多いとも、一切ない。
〉面白いことに、英和・和英辞典のほうが、開け方に触れているんですよね。
〉たとえば、ジーニアス英和大辞典には、
〉「英米の家では上下に動かす窓(sash window)か外側に押し開く窓
〉 (casement (window))が多い.」
〉という説明が入っています。
確かに。ジーニアスは講釈ついてますね。
面白いですよね。語源も語法も講釈も付いていて重宝しますよね。
〉英英辞書のほうは、「そういえば、多いかね。でも、いろんな window があるからね。
〉現在の英米で多いからって、それが絶対的な window の開け方になるわけでもないし」
〉と言っているように見えます。
windowって守備範囲広そうですね。
〉window って言ったらどんな開け方だろう?と気にしたり、
〉これが本家本元の window の開け方なんだぞ!と威張ったりするのは、
〉実は、きわめて日本人的な発想なのかもしれませんね・・・
〉(ジーニアスさんがそうだ、と言っているわけではありません。)
〉〉公園にある、遊具のプラスチックの窓を英語圏でも‘window’というのかがちょっと気になってきましたが、私としては、機能面について述べられているのが実に分かりやすくて、すっきりしました。
〉私もすっきりしました。ありがとうございます。
〉〉ちなみに、広辞苑もほぼ同様の定義でしたが、明鏡国語辞典はちょっとちがって、外との仕切りというニュアンスが加わっていました。
〉広辞苑のは、オックスフォードあたりのを参考にしたのかもしれませんね。。
なるほど。
〉「採光または通風の目的で、壁または屋根にあけた開口部。」
〉an opening in the wall or roof of a building or vehicle, fitted with glass in a frame to admit light or air and allow people to see out
〉・建物と乗物を一括させた
〉・日本にはガラス窓だけでなく紙の窓もある
〉・日本では必ずしも、外を見るためのものという意識がない
〉 (西洋では、軍事・防衛的な役割が大きかったのか?)
〉などで、違っているのか。
紙の窓は初めて聞きました。
日本と西洋の窓のイメージの違いって面白そうですね。
〉明鏡は手元にありません。。
〉確かに、「外との仕切り」のニュアンスがあってもよさそうですね。
ここ、重要だと思ったのです。私は。
壁のように、窓も仕切りのイメージが結構ある人がいらっしゃると思ったので。
そうすると、マジックミラーの窓はどうなるだろうか?という第二の疑問もありますが、それはややこしすぎそうですね。
〉〉機能面でも、丁寧に探索したら、違いが分かるかもしれませんが、私は力がないので、これくらいしかできません。
〉いえいえ、たいへん参考になりました。ありがとうございました。
〉〉ですので、開け方までは・・・わかりません。
〉たぶん、window にも 窓 にも、決まった開け方はない。
〉ということだと思います!!
〉〉でも、とても興味深かったので、レスつけさせていただきました。
〉同じように面白がってくださって、うれしかったです。
日本語は日本語で、英語は英語でとは通説でいわれますし、他の過多の仰ることももっともだとおもったのですが、私は、たまに両方を比べて楽しんだりすることがあったので、ついついレスさせて頂きました。
〉〉忌憚のないご意見を、ということで書かせていただきましたが、余計だったとしたらすみません。
〉とんでもございません。すごく刺激になり、とても参考になりました!
〉ありがとうございました。
であれば、私も参考になりましたし、刺激を頂きましたので、とても嬉しいです。
第二の疑問が分からないのは、単なる私の英語圏の情報不足で、他の方を手間取らせたり、貴重な時間を浪費させてしまわないといいのですが。
考え出したらいくらでも見つかりそうな、面白い日英の差って、たくさんありそうだと思いました。
どうもありがとうございました!
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