[掲示板: 〈過去ログ〉英語のことなんでも -- 最新メッセージID: 2495 // 時刻: 2024/11/28(21:55)]
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〉"オレンジ"さんは こんにちは。
〉古川です。
古川先生からのご回答ありがとうございます!!(古川先生って呼んでいいんでしたっけ?)
〉結論は NO です。
NOですか。僕はYESの意見を待っていたのですが。困りました。
〉〉よく英語は論理的な言葉といわれるが、言語に優劣はあるのであろうか?僕はそうは思わない。例えば、日本語が論理的でないとすれば、日本語で論理的な文章は書けないはずである。しかしそういうことは起こらない。なぜなら、日本語には接続詞があるからである。だから、他の語学でも接続詞があれば論理的な文章を書くことができるのである。
〉はい。無いと思います。あることを言いやすい言語と
〉言いにくい言語があるとは思いますが、
〉優劣ではないし、論理の差でもないです。
〉例えば、日本語では、
〉 2に3を足して4をかける
〉 2に3に4をかけたものを足す
〉と区別できますが、英語ではどちらも
〉 2 plus 3 multiplied by 4
〉となってしまいます。(数学の規則で、日本語でいえば後者の方に
〉解釈されるのが一般的ですが)
〉〉 それにもかかわらず、英語が論理的な文章と言われているのはなぜであろう?それは英語のエッセイの書き方にあると思う。英語のエッセイはパラグラフとトピックセンテンスで構成されている。パラグラフは論理的な段落の最小単位で、トピックセンテンスとはパラグラフの最初の文章にそのパラグラフの重要なキーワードを含む文章を入れることである。これらの2つに要素によって、文章の論理構造が明確になるのである。
〉〉
〉〉 と僕は考えているのですが、皆さんの意見はどうでしょうか?
〉日本では、非論理的な文章を書いたり、発言したりすると非難される
〉ことが少ないけど、英語では非論理的な文章を書いたり、発言したり
〉すると非難されることが(日本よりは)多いというだけではないでしょうか?
そのようですね。僕が英語が(日本語よりも)論理的な言葉なのかという問いを抱いた著作「速読の英語」の著者松本道弘氏の根拠もディベートによるものですし。また、欧米人は何にでも根拠を付けたがることも英語が論理的といわれる要素なのかもしれません。
〉そもそも論理的な文章 というのは、
〉 形として、a ならば b のような論理の形をとっているのか
〉 文の中身が事実を正しく反映していて論理的な内容になっているのか
〉どちらなのかという問題があります。
僕もそう思います。僕はそのことをちゃんとした文章にするために接続詞が
必要と考えています。
〉例えば、
〉「イラクは大量破壊兵器の開発をしていたので、アメリカは侵略した」
〉というのは形としては論理的ですが、イラクが戦争直前に大量破壊兵器
〉を開発していたことが事実でないことがわかった現在、中身としては
〉論理的な文章とはいえないかと思います。ですので、この2つを分けないと
〉そもそも「論理的」という言葉があまり意味がないかと感じます。
〉とりあえず。
建設的な意見をどうもありがとうございました。参考になりました。
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