仮説2について [じゃなくて1の続き]

[掲示板: 〈過去ログ〉英語のことなんでも -- 最新メッセージID: 2495 // 時刻: 2024/11/24(14:31)]

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2266. 仮説2について [じゃなくて1の続き]

お名前: Ry0tasan http://tadoten.blog122.fc2.com
投稿日: 2008/7/19(17:08)

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意識的な方法で学習した知識は無意識に吸収した語学力に転化しないと Krashen 教授は主張しているようです。

単語や文法を勉強し、
その知識を適用しながら英語を理解しようとしても、
分速300語の機関銃英語には到達しないという意味だと僕は理解しています。

一方、
多読や多聴などで無意識に獲得した勘から、
意識的な知識が得られることはあると思います。
ある日突然、
「そうか、文にも首と胴体があるんだ」と分かったり、
"love" という英単語が、
日本語の「愛」と違い、
子どもでも気軽に使う単語なんだと気づくことです。

でも、
そうやって気づいた法則を適用しながら英文を読もうとすると、
速度が下がってしまいます。
結局は、
無意識に身についた勘で読まないと、
機関銃英語にはついていけないのです。

この仮説に対する反証として、
日本語の語形変化を練習して無意識に使えるようになったという例を挙げる人はいますが、
実際に論文を読んでみたところ、
いくつかの文法事項を使いこなせるようになったものの、
日本語自体を流暢に話せるようになったわけではないと書いてありました。


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