[掲示板: 〈過去ログ〉英語のことなんでも -- 最新メッセージID: 2495 // 時刻: 2024/11/24(14:27)]
上へ | 前のメッセージへ | 次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む | 訂正する | 削除する
2251. Re: Learning と Acquisition の違い
お名前: Ryotasan
投稿日: 2008/4/5(09:07)
------------------------------
〉 Ryotasanさん、こんばんは。
たむさん、おはようとざいます。
〉〉たむさん、興味深いお返事をありがとうございます。
〉〉僕自身の書き込みは飛ばしますね。
〉〉〉 ある方から、米国ではこの"acquisition"の概念は今では不要である
〉〉〉 として、反論を受けるのがふつうだということを聞きました。
〉〉〉 つまり、learningを続ければ acquire できるということなのかな
〉〉〉 と思いますが。
〉〉ここのところ、
〉〉もう少し詳しく教えて下さい。
〉〉自然な言語獲得と意識的な学習を区別しない方が良いという意味でしょうか?
〉〉ちなみに僕個人はどちらでも構わないんです。
〉 下で Ryotasan の書いている「沢山の反論」のことでは
〉 ないかと思いますが。
〉 何人かの英語学習者である大学の先生を囲んで話したとき
〉 私が聞いたことに、クラッシェンの弟子たちがその種の
〉 論文を出すと、総攻撃を受けるような状況になっていると
〉 いうようにおっしゃってました。こちらに何も背景がないので
〉 それ以上の質問はできませんでした。
学校の教室で言葉 (特に外国語や第二言語) をどう教えるかを切実な問題として考えている学者と、
そういうしがらみから距離を置いて子どもが言葉を身につける過程を研究している学者とで、
温度差や意見の違いはあると感じています。
どちらの立場をとるにせよ、
learning と acquisition が同じではないという考え方が存在することを意識していないと、
この種の英文をうまく理解できないと思います。
特に、
幼児が母語(第1言語)を身につける過程について書いてある文章のばあいは、
その傾向が強いと感じています。
ただし、
learning と acquisition を区別せよと主張している学者の代表格が Stephen Krashen 教授で、
無意識的な言語獲得に比べると意識的な学習は大して効果がないと彼が主張していることに対して総攻撃とも言える反論が出されたことは知っています。
〉 Ryotasan はどちらでもいいと思われているんですね。
〉 私はどうもこの獲得期にあたるものをうまく経過というか
〉 消化というか、できないために英語がうまくいかないような
〉 気がしてきたんですが。量が解決すると思いますか?
現時点では「習うより慣れろ」式の方が効果的で苦痛も少ないと思っていますが、
将来、
意識的な学習法がもっともっと洗練されて、
「習うより慣れろ」式と同じぐらい効果的で苦痛の少ない方法に発展することがもしあるなら、
それでも構わないというぐらいの意味で申し上げました。
〉〉〉 日本人の先生が書いたその趣旨の論文を読んだこともあります。
〉〉〉 (論文なんて読んだのは、これが唯一ですが。)
〉 この論文は、米国で誰がどういうように獲得概念を批判して
〉 いるかを網羅して説明していました。
〉〉〉 この先の話題もありましたら、お暇なときにぜひ。。。
〉〉上記の区別を提唱した学者の推奨する仮説や方法に対して沢山の反論が出されたことは知っているんですが、
〉〉もう少し説明をいただけると、
〉〉助かります。
〉〉お時間のあるときで結構です。
一旦ここで切りますね。(^-^)
▲返答元
▼返答