[掲示板: 〈過去ログ〉英語のことなんでも -- 最新メッセージID: 2495 // 時刻: 2024/11/24(06:35)]
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お名前: Julie http://paperback.blog10.fc2.com/
投稿日: 2008/3/7(22:07)
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Ryotasan さん、こんばんは。Julie です。
〉Julieさん、おはようございます。
〉なかなかお返事できないうちにどんどんスレッドが発展しましたね。
お忙しいのにありがとうございます。
〉〉以前、掲示板で書きましたが、
〉〉he says にあたるところがわかるようになりました。
〉〉そのうち、I say や you say にあたるところ、
〉〉he said にあたるところも
〉〉わかるようになるだろうと思います・・。
〉英語の例を使ってらっしゃるのは、
〉あくまでたとえですよね。
はい、そうです。(^^)
日本語でたとえれば、おサルさんが言った、キツネさんが言った。
(という絵本でした)
※私は日本語では、おサルさんやキツネさんを「彼」と
呼びたくないようです……。
〉〉しかし、「言う」という意味の単語の原形はわかりません。
〉〉でも、いいんです。辞書引かないから(爆)。
〉〉原形って、辞書を引くために必要な形ですよね。
〉〉I say や you say や he says が塊としてわかっていれば、
〉〉「理屈はわかんないけど、こういうときはこういうのだ」
〉〉という蓄積で出てくるので、そのほうが速いです。
〉〉英語だと、he...... といってからちょっと考えないと(爆)
〉〉says が出ないんですもの。
〉〉そして、この2語に間があくのって変ですよね。
〉そうですね。
〉語形変化の激しい単語を切り離して原型から学ぶと、
〉却って使いこなしが難しくなる典型的な症状ですね。
おお! そのとおり!
Ryotasan さん、さすが。
〉〉そんなことをつかむまでの仏語の多読は、1万語。
〉〉でもね、こっちの方法をとった仏語のほうが
〉〉1000万語読んだ英語より、ずっと
〉〉言葉の根っこを獲得している、わかるという自信があるんですよ。
〉〉なんででしょうね。(^^)
〉子どもが知らない言語を覚える感覚に近いのでしょう。
はい。そこを目指しているので、
あえて暗号解読をやらない「しばり」をかけて読んでいます。
〉〉そして、今、仏語の文法書を読んじゃったら、
〉〉せっかくの、この、獲得しかけた言葉の芽が
〉〉だいなしになっちゃう予感がします。
〉〉だから教えないでくださいねー(わがまま)。
〉自分で考えて発見したことは、
〉自然に記憶に残ります。
〉最初から答えだけを覚えようとしても、
〉なかなか覚えられません。
〉単語や公式をなかなか覚えられないのと同じです。
ああ、すごい。そのとおりです。
異質なもののなかから自分で発見していく、
それが楽しいのです!
〉〉そして英語に関しても希望はもってます。
〉〉量ですすぎ洗いすれば、いずれそのうち。(^^)
〉〉※「すすぎ洗いをするのだ」という意識をもってることが
〉〉重要なのかなあと思います。
〉〉そして Ryotasan へ。
〉〉"This is ○○." というのは、
〉〉新しい話題、新しいこと?人? が出てきて、
〉〉そこへ注意をひきたいときの
〉〉アテンション・ぷり〜ず → ○○
〉〉という動き?示唆?のような気もします・・・
〉〉(なんだか、ものすごくアホなことを書いてる気もします ^^;)
〉〉そればかりじゃないのかもしれないけど、
〉〉今思いつくのはそんなところです。
〉むかしの教科書は、
〉そういう文脈や状況が提供されていなかったんですね。
This is a pen. って、ものすごく特殊な状況ですよね。
荒井注のギャグしか思いつかない・・・。
〉〉"I have a pen." については、まだよくわかりません。
〉〉ペンを貸してくれようとする親切な人の姿が浮かびますが、
〉〉"I have arms." っていう言い方もあるし。
〉〉(武器を貸してくれる親切な人ではない・笑)
〉そうそう。
〉なにかを貸して上げるときに言いますね。
温かく受け止めてくださってありがとうございます。
書いてから、「動作をあらわしてはいない動詞」に
動きをこじつけなくてもよかったと気付きました・・・。
おまけに、Ryotasan さんが挙げてらした例文は
I have a book だったことにも気付きました・・・。
実は、小声でいいますが、
私はいまだに have がよくわかりません。
タドキスト仲間がときどき have は have
と帰納的に収束していく様子を聞くと、うらやましいです。
〉文法は言葉について考える枠組みを提供してくれるので、
〉文法がその人の言語観に影響します。
〉どんな英単語や英文に出会っても、
〉その文法に基づく枠組みでそれを見たりします。
〉多読経験の少ない人が文法を学ぶと、
〉偏った言語観が形成される可能性は高いです。
〉そして、
〉そこから抜け出すのは非常に難しいというわけですね。
すごい! そうです、そのとおり。
最たるものが、単語を学校文法で糊付けするのが英語、という誤解です。
この誤解を捨てて多読しないと、せっかく多読しても、
英語のコアの意味に収束していかずに、
演繹的に、この場合はこう、この場合は別と
自分の「しばり」を強化してしまうこともあるようです。
〉〉preposition というのも、英語でいわれると、
〉〉「この後に情報をいうから、そこんとこよろしく」
〉〉という感じを受けました。
〉〉つまり、「まえおき」?(笑)
〉そうですね。
〉一種のまえおきですね。
それでも、on には on の、in には in の
イメージの広がりもちゃんとついていますから
「一種の」ですね。
〉古川さんが指摘していたように、
〉言葉よりも内容を重視して多読するのと、
〉言葉の性質を発見するために読むのは違った行為ですが、
〉おそらく Julie さんはその点も認識されていると思うので、
〉心配せず、
〉Happy reading!
おお! 太鼓判をありがとうございます!!
英語の先生は、その両方ができないとならないので
本当に大変なことに挑戦してらっしゃると思います。
しかも、英語で獲得した英語での言葉の性質を
日本語でひとに説明するのは別、ですし。
英語が英語でわかるようになればなるほど大変そう・・・。
Ryotasan さんのことは、貴重な存在として尊敬しています。
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